【具体例あり】データベース化とは?メリット・必要性・やり方を丁寧に解説【初心者向け】

そもそもデータベース化の意味って??

データベースというのは、簡単に言えば

「データを、機械が扱いやすいようにしたもの」

と言うことができます。
 

つまり、データべース化とは、

データを、機械が扱いやすい形に整えてあげること

です。これだけだと想像しにくいと思いますので、具体的な例を見ていきましょう。

データべース化の例

例えば、Excellで商品データを次のように管理していたとしましょう。

商品名在庫数値段次回入荷日
銅の剣155002029/12/12
鉄の剣261,200トンネコさんと相談
ブーメラン72,400 2029/12/22
使い捨ての剣5場合による(1,000~)2029/12/22

私たち人間が扱う分には何も文句はありませんよね。しかし、機械にはこのままでは厳しいです。なぜなら、「データの形式」が定まっていないからです。

具体的には、値段のところに数値以外の情報が混じっていたり、入荷日の列に、日付以外のデータが入り込んだりしてしまっています。

これをデータベース使用に成形すると下記のようになります。

id商品名在庫数値段次回入荷日備考
1銅の剣155002029/12/12
2鉄の剣261,200NULL 入荷日は トンネコさんに相談
3ブーメラン72,400 2029/12/22
4使い捨ての剣(ほぼ新品)31,0002029/12/22 値段はその他の場合あり
5 使い捨ての剣(中古) 22,0002029/12/22 値段はその他の場合あり

このように「データの形式」をきちんとそろえてあげます。また、上記の表からはわかりませんが、同じ数値形式でも、データのbyte数等の種類など、様々な型が存在し、そこまで厳密に決めます。

ちなみに、データベースではすべてのデータが確実に区別できる必要があるため、「id」 というデータを一意に決定できるデータをつけ足したりします。

ここまですると、機械が扱いやすい形になります。では、機械が扱いやすい形になるとどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

  

データベース化のメリット

データベース化する主なメリットは下記の3点です。

  • 様々な場所でデータを扱えるようになる
  • データの高速処理が可能
  • データ編集時の衝突が起きない

では、それぞれ具体的に見ていきましょう。
  

様々な場所でデータを扱えるようになる

様々な場所でデータを扱うとはどういうことか。Excel上で自由に管理しているデータは、エクセルでしか扱うことができません。しかしです。データベース化することで、ホームページにデータベースから掲載したいデータだけを取り出して表示したりできるようになります。

他にも、「複雑な条件を使ってデータの絞り込みを行う」「管理画面を作成する」「AIでデータ解析する」などがあります。

今あげた例はほんの一部にすぎません。他にも実に多様な使い方ができるようになります。
 

データの高速処理が可能

Excellなどのデータ管理ソフトでは、数百行程度の小規模なデータならストレスなく検索したり、フィルターを掛けたりできると思います。しかし、何千・何万行のデータとなってきたらどうでしょう。

なかなか厳しくなってくると思います。しかし、データベースであれば、機械が扱いやすいデータにされているため、大規模なデータでも高速な処理が可能になります。複雑な処理をするとなった場合も、データベースで管理しているのが必須になってくるでしょう。
 

データ編集時の衝突が起きない

これは少しわかりにくいのですが、スプレッドシートなどで共同編集などはできると思います。その時に、同じデータを編集したりするなどして、データが予期せぬ状態になってしまうことがあります。

この衝突がデータベースでは起きません。何十何百という大人数でデータを編集するときなどはデータベース化しておくのは必須でしょう。
 

データベース化のデメリット

もちろん、メリットが存在すれば、デメリットも存在します。デメリットは、以下の2点です。

  • データ形式を整えるのが少し手間
  • データベース構築には、少し専門知識が必要

ここまで見てきた方にとっては想像通りのデメリットと思いますが、それぞれ見ていきましょう。
 

データ形式を整えるのが少し手間

先ほどの「データベース化の例」でも示した通り、データを機械が扱いやすいように成形する必要があります。そのため、今まで統一性のないデータ管理をしていればしているほど、データ形式を整えるという作業に手間が生じます。
 

データベースの構築・活用には、専門知識が必要

データベースに関しては、データベーススペシャリストというような資格が存在するほど奥が深いものです。単にデータベースを構築するだけでも、多少のデータベース用のプログラミング言語が必要になってきます。

好きな人なら、多少勉強すれば済む話ではあります。しかし、そもそもパソコンに苦手意識を持っているような方は、自力で導入するのは少し厳しいかもしれません。
 

つまり、データベース化すべき人は??

 当たり前のことなのですが、先ほど説明したメリットが、デメリットを上回った方は、データベース化すべきです。具体的には、

  • データを多様に活用し、売り上げを上げたい
  • 将来的に何万規模のデータになることが予測される
  • 大人数でデータを扱う

これらに当てはまる方々です。このような方々は、多少のコストがかかっても必ず導入すべきでしょう。

逆に、

  • 活用できるようなデータがない
  • 数百程度の小規模なデータを扱う
  • せいぜい2,3人しかデータを扱わない

上記のような方がデータベース化するような必要は正直ないと考えられます。むしろExcellの方がメリットが大きいでしょう。

では、「データベース化したい!!」と思った方向けに、具体的にどのようにしてデータベース化すればいいのか解説していきます。

 

データベース化の具体的な手順

データベース化の具体的な手順は、

  1. MySQL(データベースの管理ソフト)をインストール(10分)
  2. 最低限のSQL(データベース用のプログラミング言語)を学ぶ(60分)
  3. データの型について学ぶ(60分)
  4. データの形式を整え、データベースにデータを移す(?分)

ここまでがデータベース化までの最低限の手順です。これだけでは、活用まではできません。

また、データベースにデータを移すという過程で、たくさんのデータを移す場合には、プログラミングでデータを一気に移し替えるのが普通です。そのため、がっつりプログラミング言語も学ばなければ、大変な時間が掛かってしまいます。

結論として、データベース化して、データを活用したいんだ。という方には、最低でも一人はエンジニアの方がいないとデータベース化するのは厳しいといえます。いない場合は、外注してしまうのが手っ取り早いでしょう。
 

PRになってしまいますが、弊社でも、データベース構築のサービスを行っております。

「既存データを抽出し、管理画面の作成までをすべてを行う」というものです。面倒な作業は弊社にお任せください。PigeonFrameworkを使った管理画面の作成に詳しく記載しておりますので、良ければご覧ください。

 

まとめ

ここまで、データベースとは?というところから、メリット・デメリット、導入方法まで解説してきました。データベース化は現代の情報社会で必須と言えます。ぜひ、積極的にデータベース化し、快適に、多様にデータ活用していきましょう。

また、データをデータべースで管理するのには、段階があります。【初心者向け】データベースを使ったデータの管理方法を一から丁寧にこちらもぜひ合わせてご覧ください。