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2023.04.04 データベース

【徹底比較】kintoneと類似製品の違いを価格など4つの項目から比較!それぞれの特徴や選び方を解説

「kintoneに似ている製品って何があるだろう」

「kintoneと同じくらいのクオリティで、もっと安価なサービスってないかな?」

「自社に合ったWebデータベースサービスを早く見つけたい!」


このような気持ちを抱いていませんか。

この記事ではkintoneの類似製品を紹介し、kintoneとの比較を通じてそれぞれのサービスの特徴を解説していきます。


この記事を読めば、どんな製品を選べばいいのかはっきりしますので、自社に合ったWebデータベースを検討している方は、ぜひご一読ください!


シンプル操作で誰でも使える!コスパよくデータ管理するなら「PigeonCloud」

超厳選!kintoneと比較したい類似製品を紹介

kintoneはクラウド型のWebデータベースです。

ノーコードなので誰でも簡単にデータ管理をすることができます。

さらにチームでの情報共有を始め、コミュニケーションツールとしても利用することができます。
そしてその用途は幅広く、顧客管理や案件管理、勤怠管理、採用管理などさまざまな業務に活用することができます。



ここから紹介する類似製品も、kintoneと同様に次のような特徴があります。

  • データを一元管理できる
  • チーム内で情報共有ができる
  • PCだけでなく、スマホなどのマルチデバイスからアクセスが可能
  • 特別なスキルは必要なく、誰でも必要なときにデータベースを作成・運用することができる
  • 特定の分野向けの製品ではなく、幅広い業務で利用することができる


それでは、kintoneの類似製品を2つ紹介していきます。

  1. PigeonCloud(ピジョンクラウド)
  2.  プリザンター

順番に見ていきましょう。

1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)

kintoneとほぼ同等の機能を有しながら、低価格を実現!コスパ重視の企業にオススメ!

概要

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は株式会社ロフタルが提供する、国産のWebデータベースです。

直感的な操作性でお手頃価格ということもあり、人気上昇中のソフトです。


PigeonCloudは、kintoneと類似した機能が特長でkintoneの機能をほとんど網羅しています。
データ容量は100GBと、大量のデータを管理したい場合も安心して導入することができます。


PigeonCloudはまだまだ知名度の低い製品ですが、コスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。


また今回の記事では詳細に触れていませんが、PigeonCloudには「同時ログインプラン」というものがあります。

これは、「利用者数は多いけれど同時に接続するユーザーは限られている」といったケースの方に人気のプランです。


通常プランに比べてかなりお得に利用することができるので、大人数での利用を検討中の方は公式サイトをチェックしてみてください。

公式サイトはこちら

PigeonCloudはどんな場面に使えるの?

PigeonCloudは、kintoneと同様に幅広い業種で使うことができます。

たとえば・・

顧客管理/営業管理/問い合わせ管理/在庫管理/売上・経費管理/日報管理/申請管理/案件管理/採用管理・・・

他にもさまざまな業務に利用が可能です。

2.プリザンター

高機能で高いコストパフォーマンスを実現したWebデータベース!

概要

プリザンターは、低価格に使えるWebデータベースです。
オンプレミス型とクラウド型両方に対応しており、オンプレミス型は、多少のプログラミングスキルがあれば無料で使用することができます。


オンプレミス型としても人気なプリザンターですが、今回の記事では、kintoneに合わせてクラウド型に絞って解説していきます。


クラウド型には、複数のプランがあります。なかでもフリープランは3名以下という条件付きですが、無料で使うことができます。

その他のプランでもkintoneと比べ、よりリーズナブルな価格設定となっています。

ですが低価格であるだけにサポートなどに制限があるのが特徴。

導入後はテンプレートが豊富なので、簡単にデータベースを作成していくことができます。

公式サイトはこちら

プリザンターはどんな場面に使えるの?

プリザンターは、kintoneと同様に幅広い業種で使うことができます。


たとえば・・
顧客管理/案件管理/プロジェクト管理/インシデント管理/日報管理/報告書管理/営業管理/在庫管理/採用管理・・・


他にもさまざまな業務に利用が可能です。

kintoneと類似製品を、価格など4つの項目から徹底比較

ここからはkintoneと類似の2製品を、4つの項目に分けて比較をしていきます。

  1. 価格
  2. 機能性
  3. 導入のしやすさ
  4. サポート体制


順番に見ていきましょう。

【比較1】kintoneと類似製品を「価格」で比較

kintoneと類似製品を価格から比較していきます。

月額利用料だけを比較するのではなく、ユーザー数別で、月額に実際にかかる費用を比較していきます。

月額利用料から見る「価格」比較表

各社の月額利用料まとめ

kintone

  • ライトコース 780円/一人あたり(外部サービスとの連携・拡張機能などは利用できない)
  • スタンダードコース 1,500円/一人あたり(外部サービスとの連携・拡張機能など利用可能)

PigeonCloud 

  • ユーザー数プラン 800円~1,000円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)

プリザンター ※クラウド版

  • フリープラン 無料(3名まで)
  • ライトプラン 1,000円/組織ごと(10名まで)
  • スタンダードプラン 500円/一人あたり(10名から)
  • 専用環境 別途問い合わせ


kintoneの標準であるスタンダードコースよりも、PigeonCloudやプリザンターの方が安価であることが分かりますね。

また各社、オプション機能を付けるとここからさらに費用がかかります。

単に利用料だけでなく、自社で使いたい機能が基本機能に備わっているかという点についても、あわせて確認するようにしてください。

【比較2】kintoneと類似製品を「機能性」で比較

各サービスの機能性を比較していきます。

「機能性」の比較表


※表の「別料金」と記載しているものは、「別途費用が発生するが、外部サービスとの連携によって利用が可能」という意味を表します。

kintoneはライトコースとスタンダードコースをそれぞれ比較しています。

ライトコースとスタンダードコースの主な違いは、機能を拡張できるかどうかという点です。


スタンダードコースであれば外部サービスとの連携やプラグインが可能となり、出来ることが広がります。

この拡張機能というのは、kintoneの真骨頂であり人気のポイントの一つです。


一方、ライトコースの場合は基本機能以外は利用できないため、物足りなさを感じることもあるでしょう。

またコミュニケーション機能はkintoneが特化しています。SNSのように「いいね!」を送ることができるなど、社内のチームワークを活性化させたい場合は、kintoneが優れています。

こちらの記事では、kintoneの「ルックアップ自動取得」や「帳票出力」、「自動採番」についてまとめています。参考になると思いますので、ぜひご一読ください。

「kintoneを自動でルックアップするにはどうしたらいいの?」「今まで手動でルックアップしていたけど、自動で行えるようにしたい!」「手動のルッ...


「kintoneで印刷をしようと思ったけど、上手くできなかった」「口コミで「kintoneの印刷機能は弱い」と知って、導入が心配」「自社独自のフォーマ...


「kintoneの標準機能で自動採番ってできるの?」「お得に自動採番がしたい」「自動採番機能がついているソフトを教えてほしい!」このような気持ち...

【比較3】kintoneと類似製品を「導入のしやすさ」で比較

kintoneと類似製品を「導入のしやすさ」から比較していきます。

「導入のしやすさ」比較表

PigeonCloudでは独自でデータ移行システムを開発しているため、無料で既存データを移行することができます。

既存データを別ソフトへ移すことは、自力で行うと非常に多くの時間を要しますので魅力的なポイントです。

kintoneやプリザンターについては公式では移行サービスを行っていませんが、代行業者に依頼をすれば別途費用(数十万円~)がかかりますが移行支援を受けることができます。


導入相談についてはkintone、PigeonCloudともに電話、メール、オンライン相談を実施しており、導入前の疑問や不安を解消できる窓口が用意されています。

【比較4】kintoneと類似製品を「サポート体制」で比較

kintoneと類似製品を「サポート体制」から比較していきます。

「サポート体制」の比較表


比較表を見ると、プリザンターはサポート体制が手薄なように見えます。

しかし、別途「サポートサービスプラン」が用意されており、契約するとWebフォームやメールでの問い合わせが可能になります。

プリザンター「サポートサービスプラン」概要


  • ミニプラン 180,000円/年額 問い合わせ件数5件まで
  • ライトプラン 280,000円/年額 問い合わせ件数10件まで
  • スタンダードプラン 750,000円/年額 問い合わせ件数30件まで
  • プレミアムプラン 1,200,000円/年額 問い合わせ件数60件まで(追加購入可能)


kintoneとPigeonCloudは無料でサポートを受けることができます。
手厚くサポートを受けたいのなら、kintoneやPigeonCloudを選びましょう。


kintoneの導入後支援ではセミナーや動画で各自のスキルアップができたり、電話やメールで問い合わせができるなど、非常に充実しています。

一方PigeonCloudの導入後支援は、専任の担当者が支援を行うのできめ細かくサポートを受けることができます。

電話やメールはもちろんSlack、LINE、ChatWorkなど普段使い慣れているツールから、気軽に問い合わせができるようになっています。

「操作につまづいてしまった」
「社内にサービスを浸透させるためにはどうしたらいいのか」
「こんなことをやりたいのだけど、どうしたら実現できるのか」
といった悩みを抱える、ご担当の方は多いと思います。このような悩みは一人で抱えず、ぜひサポートの方へご相談ください。

こちらの記事でもWebデータベースの比較を行っております。kintoneについても記載しておりますので、ぜひご一読ください。

「データベースソフトって種類がたくさんあって何がいいか分からない」「データベースソフトの選び方を知りたい」「おすすめのデータベースツール...


「本格的にデータ管理を行っていきたい」「エンジニアがいなくても使えるソフトを知りたい」「おすすめソフトの価格・特徴をざっと教えてほしい」...

kintoneと類似製品の比較を通して、それぞれを選ぶべき人を解説

機能的には3製品とも同じようなことができるのですが、比較してみたところ様々な点に違いがありました。

ここからは、どのサービスを選ぶべきなのかについて、詳しく解説していきます。

kintoneを選ぶべき人

多くの企業に導入されて、知名度の高いkintone。

そんなkintoneを選ぶべき人はこのような方だと言えるでしょう。

  • 動画やセミナーなどを使って知識を付けたい方
  • コミュニケーション機能で、社内のチームワークを改善させたい方
  • 費用の高さに問題がなく、サポートも手厚く受けたい方
  • 知名度の高い製品を使いたい方

PigeonCloudを選ぶべき人

PigeonCloudはkintoneと比べて機能が上回るところもあり、安価に利用できることが分かりました。

そんなPigeonCloudを選ぶべき人はこのような方だと言えるでしょう。

  • kintoneの価格に躊躇している方
  • 安価に高機能なデータ管理を行いたい方
  • 帳票出力やルックアップ自動反映など、高度な機能を使いたい方
  • データ移行を無料で行いたい方
  • 手厚くサポートを受けたい方
  • 同時ログインプランを希望の方

プリザンターを選ぶべき人

手頃な価格で高機能を有したプリザンターは、注目のWebデータベースです。

そんなプリザンターを選ぶべき人はこのような方だと言えます。

  • 低価格に高機能なWebデータベースを使いたい方
  • 3名以下でサービスを使いたい方
  • 分からないことがあってもマニュアルなどを使って自力で解決できるという、ITリテラシーの高い方

まとめ

今回の記事では、kintoneの類似製品を紹介して各社の違いを見てきました。

繰り返しになりますが、kintone、PigeonCloud、プリザンターともに、おおまかに出来ることは同じです。

ですが細かく見ていくと、それぞれの項目に違いがあることが分かりました。


サービス選びでは「自社がこだわりたいポイント」を明確にしていただければ、おのずとピッタリくるサービスが見えてくると思います。


さて、気になる製品は見つかりましたか?


もし気になった製品があれば「資料請求」や「無料トライアル」を活用して、自社に合うかどうか確かめてみてくださいね。

最後に、公式サイトを見ているだけでは分からないことがたくさんあります。

そんなときは、ぜひ問い合わせフォームから提供会社へ相談をしてみてください。


皆さまからのご連絡をお待ちしております。


シンプル操作で誰でも使える!コスパよくデータ管理するなら「PigeonCloud」

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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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