【必見】kintoneとSalesforceの4つの共通点と4つの違いとは?
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「kintoneとSalesforceの違いを知りたい」
「kintoneやSalesforceといったクラウドシステムの導入を検討している」
このような気持ちを抱えていませんか。
kintoneやSalesforceはクラウド型のシステムです。企業や組織の業務効率化や営業活動の支援などに活用することが出来ます。
この記事ではkintoneとSalesforceの共通点や違いなどを解説していきます。ぜひご一読ください!
kintoneとは
kintoneとはサイボウズ株式会社が提供している、クラウド型のプラットフォームです。
企業や組織のさまざまなデータを一元管理することができ、業務の効率化に役立つツールです。
幅広い業務に活用することが出来るので、部署や部門を問わずに利用することができます。スマホやタブレット端末からのアクセスも可能で、テレワークにも活用しやすいでしょう。
また、kintoneは機能の拡張も可能になっています。
kintoneの標準機能で出来ないことであっても、プラグインや外部連携サービスなどを活用することで、使える機能を広げることができます。
サイボウズ株式会社とは
kintoneの提供元であるサイボウズ株式会社は、1997年に愛媛県松山市にて創業された、国内のITベンチャー企業です。
kintoneは2011年に発売されました。専門知識不要で直感的に使えるツールとして人気となり、導入数はぐんぐん伸びて、2023年時点で3万社を突破しています。
そんなサイボウズ株式会社の社訓は、「チームワークあふれる社会を創る」です。
サイボウズ社の製品はいずれも、チームワークが活性化するような仕組みが散りばめられています。
kintoneについても、コメント機能やSNSのような機能など、たとえテレワークが多い組織でも、チームワークの活性化につながるような機能が搭載されています。
Salesforceとは
Salesforceとは、1999年に米国にて創業されたクラウドベースの顧客関係管理(CRM)ソフトウェアです。
Salesforceはいくつものサービスがありますが、代表的なものが「Sales Cloud(セールスクラウド)」です。
Sales Cloudには、営業を強化するための多くの機能が搭載されています。具体的には営業活動の記録、タスク管理、売上の予測や分析、レポート作成、営業テレワーク機能などです。
また最近ではAI機能も充実しているので、最先端の技術で営業部隊をバックアップしていくことができます。
スマホやタブレット端末からのアクセスも可能なので、それぞれの働き方に合わせて活用することができます。
Salesforceは他のシステムと比べると価格は高額ですし、導入時も専門家の支援を要するケースが多いです。
しかし、使いこなすことが出来れば大きなメリットが望めます。営業活動の効率化や生産性の向上など、営業部隊の抜本的な改革を実現することができ、売上の向上も見込めるでしょう。
Salesforce社とは
Salesforceを提供しているSalesforce社は、アメリカのカリフォルニアに本社を構えています。
日本支社ができたのは会社設立の翌年である、2000年です。日本以外にも世界各国にオフィスを構えており、世界No.1のCRMプロバイダーと評されています。(※)
(※)参考:「Salesforce、11年連続で世界No.1 CRMプロバイダーに選出」
kintoneとSalesforceの4つの共通点とは
kintoneやSalesforceの導入を検討している方もいると思います。では両者の共通点と違いについて見ていきましょう。まずは共通点を解説します。
- クラウドサービスであるということ
- 顧客管理として活用できる
- 脱Excelとして使える
- テレワークに活用できる
まとめていきます。
1.クラウドサービスであるということ
kintoneとSalesforceは、ともにクラウドサービスです。
クラウドサービスとは、インターネットを通してデータ管理する形態のことを言います。
そのためネット環境があれば、どんなデバイスからでも利用することができるため、スマホやタブレット端末、自宅のパソコンからでもアクセスすることができます。
クラウドサービスは場所や時間に縛られずに業務を行うことができますし、多くの人とリアルタイムで情報共有を行うことができます。
2.顧客管理として活用できる
kintone、Salesforceともに、顧客管理や営業支援として活用することが出来ます。どちらの製品も営業の業務を効率化することができます。
3.脱Excelとして使える
kintone、Salesforceともに、脱Excelとして活用することができます。
両者ともデータの分析機能はExcelよりも優れていますし、Excelよりもチームでのデータ共有が行いやすいでしょう。
またExcelはデータが増えると容量オーバーとなって重くなったりフリーズすることがありますが、kintoneやSalesforceはExcelよりもデータ容量が多いため大量のデータも管理できます。
4.テレワークに活用できる
テレワークへの取り組みは、従業員のライフワークバランスの改善にもつながるため、重要視している企業も多いと思います。
kintoneとSalesforceはともにテレワークに活用することができます。
先述しましたが、両者はともにクラウドサービスですので、ネット環境があればどんなデバイスからでもアクセスすることができます。
またコミュニケーション機能も付いているため、チーム間でチャットやコメント等を行うことで、テレワーク中であってもコミュニケーションを取り合うことが出来ます。
kintoneとSalesforceの4つの違いとは
ではkintoneとSalesforceの違いは、どんなことにあるでしょうか。
- 用途の違い
- 価格と契約の違い
- 扱いやすさ
- 日本製か海外製か
順番に解説していきます。
1.用途の違い
kintoneとSalesforceはその用途に違いがあります。
kintoneは業務を問わずに利用できるようなツールです。顧客管理や営業支援も行うことが出来ますが、それ以外の用途にも使えるため、部署を問わずに使えるシステムです。
一方、Salesforceは顧客管理や営業支援を中心としたシステムです。営業強化のため高度な機能が搭載されています。
2.価格と契約の違い
kintoneとSalesforceはその価格にも違いがあります。
- ライトコース 月額1,000円/一人あたり
- スタンダードコース 月額1,800円/一人あたり
- ワイドコース 月額3,000円/一人あたり
- Starter 3,000円(税抜)/ユーザー/月
- Professional 9,600円(税抜)/ユーザー/月
- Enterprise 19,800円(税抜)/ユーザー/月
- Unlimited 39,600円(税抜)/ユーザー/月
- Einstein 1 Sales 60,000円(税抜)/ユーザー/月
このように、Salesforceは全体的に費用が高額ということが分かると思います。
また、契約についても異なります。kintoneは1か月ごとに更新可能で、利用料も月額で支払いますが、Salesforceは年間契約が主流となっています。
上記のプランもStarterは月額と年間契約から選べるようになっていますが、それ以外のプランは基本的に前払いの年間契約となっています。
3.扱いやすさ
kintoneとSalesforceの扱いやすさにも違いがあります。
kintoneは直感的に操作ができるシステムで、簡単であり使い勝手の良いツールです。
一方、Salesforceは多機能がゆえ、複雑だと感じる方が多いでしょう。
導入時には専門家に構築を依頼したり、運用チームを編成する必要が生じ得るケースもあります。
4.日本製か海外製か
kintoneは日本企業が提供している国産ツールです。
一方、Salesforceは米国生まれのツールです。Salesforceは日本支社があるため、基本的には日本語に対応していますが、最新の情報や英語圏のコミュニティなどは日本語訳されていないこともあり、自分で翻訳しているユーザーもいます。
kintoneの類似製品とは
ここまでSalesforceとkintoneの共通点や違いについて解説してきました。
kintoneとSalesforceはそれぞれ特徴があり、用途や価格の違いもあります。なかには国産ツールで安価なkintoneの方が良いと思われた方もいるかもしれません。
そこで、ここからはkintoneに類似した製品をひとつ紹介していきます。kintoneと同じく国産ツールで、より安価な製品です。
PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。
PigeonCloudはkintoneと同様に専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。
データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。
そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。
またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。
またkintoneでは別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。
そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。
PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
- スマホ、タブレットOK
- ノーコード
- さまざまな業務に使える
- AIで業務システムを自動で作成
- 低価格
- 同時ログインプランあり
- データ容量100GB
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツール等との外部連携
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載
公式サイト:PigeonCloud
こちらの記事ではkintoneの類似製品としてPigeonCloudを解説、比較しています。参考になると思いますので、ぜひご一読ください。
まとめ
この記事ではkintoneとSalesforceの共通点や違いについて解説してきました。
kintoneは直感的に操作ができて、様々な業務に活用できるクラウドシステムです。一方、Salesforceは営業を強化する機能が搭載されているクラウドシステムです。
どちらも特徴がありますし、合う・合わないがあるように思います。もし気になるようでしたら、無料トライアルなどで試してみてはいかがでしょうか。
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