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2026.07.28 データベース

人気のCRMツール比較6選|料金一覧表と失敗しない選び方を解説

CRMツールを比較検討していると、「結局どれが自社に合うのか」「料金の差はどこから来るのか」が分からなくなってきませんか。CRMは製品ごとに得意分野と料金体系が大きく異なるため、知名度だけで選ぶと「高機能だが現場が使いこなせない」「安いと思ったら最低利用人数で予算オーバー」といったミスマッチが起きます。

この記事では、人気のCRMツール6製品(PigeonCloud・kintone・Salesforce・Zoho CRM・Sansan・HubSpot)を料金一覧表で比較し、失敗しない選び方の4つのポイントを解説します。筆者は業務データベースSaaS「PigeonCloud」を開発・運営する株式会社ロフタルのメンバーです。自社製品も比較対象に含みますが、各製品の料金・仕様は2026年7月時点の公式情報にもとづいて公平に記載します。

先に結論の一覧表から見ていきましょう。

この記事の結論

  • 人気CRM6製品は営業特化型・接点データ型・マーケ一体型・業務データベース型の4タイプに分かれる。まず自社に合う型を決める
  • 料金は月額単価でなく「単価×契約人数×12ヶ月+初期費用」の年間総額で比べる(契約人数は最低契約人数を下回れない点に注意)
  • 少人数・低コスト重視ならPigeonCloud(月5,500円税抜〜)かZoho CRM、プラグイン拡張ならkintone、営業分析の厚みならSalesforceが起点

6製品の料金・特徴の比較一覧表

まず全体像です。月額はいずれも1ユーザー(または1シート)あたりの目安で、詳細条件は後述の各製品セクションに記載しています。

製品名 月額の目安 最低利用人数 無料プラン・試用 タイプ・強み
PigeonCloud 1,100円/ユーザー(税抜) 5ユーザー(月5,500円〜) 30日無料トライアル 業務データベース型。低価格で顧客管理以外の業務も一元化
kintone 1,800円/ユーザー(税抜・スタンダード) 10ユーザー(月18,000円〜) 30日無料お試し 業務データベース型。プラグイン・連携サービスが豊富
Salesforce 3,000円〜42,000円/ユーザー 規定の最低人数なし 無料のFree Suite・30日無料トライアル 営業特化型の世界大手。分析・AI機能が厚い
Zoho CRM 1,760円〜7,360円/ユーザー(税抜・年間契約時) 規定の最低人数なし 3ユーザーまで無料・15日トライアル 営業特化型。低価格から段階的に拡張できる
Sansan 非公開(個別見積もり) 個別見積もり 無料プランなし(要問い合わせ) 名刺・接点データ起点の営業データベース
HubSpot 無料〜。有料はStarter 2,400円/シート(2026年7月時点) 規定の最低人数なし(シート単位) 無料CRMあり(2ユーザー・1,000コンタクト) マーケティング一体型。無料から始めやすい

※価格は2026年7月に各社公式料金ページで確認した表示価格です。税区分・契約期間・課金単位(ユーザー/シート)の条件は製品ごとに異なるため、正確な比較は自社の人数・条件での見積もりで行ってください(Salesforceは公式ページに税区分の記載がありません)。

同じ「CRM」でも、営業活動に特化した製品(Salesforce・Zoho CRM)、名刺・接点データを起点にする製品(Sansan)、マーケティングと一体になった製品(HubSpot)、顧客管理を含む業務全般をノーコードで載せる業務データベース型(PigeonCloud・kintone)に分かれます。この「型の違い」を押さえると、比較が一気に楽になります。

CRMツールとは

CRM(Customer Relationship Management)ツールとは、顧客の基本情報・商談履歴・問い合わせ履歴などを一元管理し、顧客との関係づくりに活かすシステムです。Excelの顧客台帳と違い、権限管理・更新履歴・入力ルールを仕組みとして持ち、担当者が変わっても情報と経緯が引き継がれる点が特長です。

ひとことで言うと: CRMは「顧客台帳+対応履歴+商談状況」を全員で共有する仕組みです。Excel台帳との大きな違いは、権限や履歴を管理しながら全員で更新でき、担当者が代わっても経緯が残ることです。

当社にCRM導入の相談をいただく中小企業でも、きっかけとして多いのは「Excel管理の限界」です。ファイルが分散して最新版が分からない、担当者の退職で顧客情報が消える、といった問題はCRMの仕組みで解消しやすくなります。

CRMとSFA・MAの違い

CRMを比較していると、SFA・MAという言葉も目にします。役割の違いを整理しておきましょう。

種類 役割 対象範囲
CRM 顧客情報の一元管理と関係維持 既存顧客を含む顧客全体
SFA 商談・案件の進捗管理など営業活動の支援 商談中の見込み顧客が中心
MA メール配信・スコアリングなど見込み客育成の自動化 商談前の見込み顧客が中心

実際の製品はこの3つの機能を程度の差はあれ兼ね備えています。SalesforceやZoho CRMはSFA機能が厚く、HubSpotはMAが出発点です。「CRMを買う」というより「自社が今どの段階の顧客管理に困っているか」で見ると、候補を絞りやすくなります。

CRMツールを比較する4つのポイント

筆者が導入相談を受けるとき、必ず確認してもらうのが次の4点です。

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1. 総コストで比べる

単価×最低利用人数+初期費用で計算する

2. 現場が使い続けられるか

入力のしやすさと画面の分かりやすさが定着を決める

3. 自社の業務に合わせられるか

項目追加・帳票・他業務への広げやすさを確認する

4. サポートと導入支援

日本語サポートの範囲と費用を事前に確認する

1. 月額単価でなく「総コスト」で比べる

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比較のコツ: 「単価×契約人数×12ヶ月+初期費用」の年間総額で並べ直す

比較で最初につまずくのが料金です。月額単価が安く見えても、最低利用人数・初期費用・有料オプションを足すと逆転することがよくあります。

たとえば5人の営業チームで使う場合、単価の差以上に「最低契約人数」が月額の下限を左右します。

製品(例) 単価(税抜) 月額の下限
PigeonCloud(5ユーザー〜) 1,100円 5,500円
kintone スタンダード(10ユーザー〜) 1,800円 18,000円

初期費用も見落としがちです。Sansanのように初期費用と月額ライセンスを個別見積もりで組む製品もあれば、構築支援を有料サービスとして提供する製品もあります。

比較の計算式: 年間総額 = 単価 × 契約人数 × 12ヶ月 + 初期費用(契約人数=実際に使う人数。ただし最低契約人数を下回る場合は最低人数で計算)。当社が導入相談でおすすめしている並べ直し方です。

2. 現場が使い続けられるか(定着性)

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比較のコツ: 無料トライアルで管理者でなく現場担当者に実データで試してもらう

CRM導入がつまずく典型は、機能不足ではなく「現場が入力してくれない」ことです。営業担当者にとって入力は手間でしかないため、画面が複雑だったり入力項目が多すぎたりすると、データが溜まらず形骸化します。

無料トライアルでは管理者だけでなく、必ず現場の担当者に1週間ほど触ってもらってください。

  • 商談後、1分以内を目安に入力が終わるか
  • 外出先のスマホから顧客情報を確認できるか
  • 実際の業務データを載せて1週間続けられるか

この3点を目安に実データで試すと、定着するかどうかをかなり正確に見極められます。

3. 自社の業務に合わせられるか(拡張性)

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比較のコツ: 営業部門だけで使うか、全社の業務まで載せたいかで「型」を決める

顧客管理は単独では完結しません。案件管理・見積もり・請求・問い合わせ対応と地続きです。CRM専用型は営業領域の完成度が高い一方、周辺業務はツールを買い足す必要があります。

分かれ目: 営業部門だけで使う → 営業特化型(Salesforce・Zoho CRM)/ 全社の業務まで載せたい → 業務データベース型(PigeonCloud・kintone)

業務データベース型は、顧客管理のほかに在庫・勤怠・日報などのアプリを同じ基盤の上に自分たちで追加できます。

4. サポートと導入支援の範囲

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比較のコツ: 日本語サポートの範囲と、初期構築を誰が担うか(費用含む)を契約前に確認する

海外製ツールは機能が多くても、日本語サポートの範囲が限られていたり、詳細な支援は有償パートナー経由だったりします。IT専任者がいない会社ほどこの差が運用に響きます。

  • 日本語サポートの手段(電話・メール・チャット)と追加費用の有無
  • 初期構築を誰が担うか(自社/ベンダーの有償支援)とその費用
  • 導入後の相談窓口が標準料金に含まれるか

おすすめCRMツール6選を比較

ここからは6製品を個別に見ていきます。本記事では、国内で情報が入手しやすく導入事例の多い製品を、タイプ(営業特化型・接点データ型・マーケ一体型・業務データベース型)が偏らないように6つ選びました。なお、最初に紹介するPigeonCloudは当社(株式会社ロフタル)が開発・提供する製品です。利害関係がある立場ですので、料金・仕様の事実と、どんな企業に向くか・向かないかを分けて記載します。

1. PigeonCloud(ピジョンクラウド)

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こんな会社向け: 月5,500円(税抜)から。顧客管理以外の業務もまとめて載せたい少人数チームの国産・業務データベース型

PigeonCloudは、株式会社ロフタルが開発・運営する国産の業務データベース型クラウドサービスです。顧客管理・案件管理・問い合わせ管理などのアプリを、プログラミング知識なしで自社の業務に合わせて作成できます。AIによるシステムの自動構築や、業務を自動実行する機能も搭載しています。

料金(税抜) 1ユーザー月額1,100円(5ユーザー・月5,500円から)。同時ログインプランは1IDあたり月額2,200円
無料試用 30日間の無料トライアル
提供形態 クラウド/オンプレミス/OEM。ストレージは100GB
サポート 電話・メールの日本語サポートを追加費用なしで提供。初期構築の代行は有料(30万円税抜〜。無料範囲はヒアリング・サンプル作成まで)

強みは「低価格で顧客管理以外の業務まで一元化できること」です。

  • 顧客・案件・問い合わせ・在庫・日報などを同じ基盤にアプリ追加できる
  • 利用頻度の低いユーザーが多い会社は、接続数課金の同時ログインプランで総コストをさらに抑えられる
  • 専任担当の電話・メールサポートが追加費用なし

一方で、SalesforceのようなSFA特化の高度な売上予測・AI分析を最初から求める営業組織には向きません。

一番フィットする層: 「Excel管理から卒業して、顧客・案件・問い合わせをまとめて整理したい」中小企業。当社の導入先でも、顧客管理から始めて在庫や日報へアプリを広げていくケースが目立ちます。

製品の詳細はPigeonCloudとは?機能・料金の解説記事にまとめています。

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2. kintone(キントーン)

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こんな会社向け: 10ユーザー以上で使う前提があり、プラグインで自社好みに拡張したい会社の国産・業務データベース型

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供する国産の業務データベース型クラウドサービスです。顧客管理をはじめ業務アプリをノーコードで作成でき、プラグインや外部連携サービスの選択肢が多いのが持ち味です。

サイボウズの公式発表によると、2026年6月に対話でアプリを作れる「kintone AI」の正式提供が始まっています(スタンダード・ワイドコースが対象)。

料金(税抜) スタンダードコース1ユーザー月額1,800円(プラグイン・API利用可)。ライトコース1,000円は外部連携・プラグインが使えないため、CRM用途ではスタンダードが実質的な基準です。大規模向けワイドコースは3,000円
最低利用人数 10ユーザーから(スタンダードは月18,000円〜。ワイドは1,000ユーザーから)
無料試用 30日間の無料お試し
公式サイト https://kintone.cybozu.co.jp/

向いているのは、10人以上で使う前提があり、プラグインを組み合わせて自社好みに拡張したい会社です。

注意点: 5人前後のチームだと最低10ユーザー契約が割高になりやすく、プラグイン費用も積み上がります。契約前に総額の試算を。

kintoneの機能やできること・できないことはkintoneとは?の解説記事で詳しく紹介しています。

3. Salesforce(セールスフォース)

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こんな会社向け: 専任の営業企画・管理者を置ける組織。営業機能・分析の厚みに定評がある営業特化型

Salesforceは、米国Salesforce社が提供する世界最大手のCRMプラットフォームです。中核製品のSales Cloudには、商談管理・売上予測・レポート分析など営業強化の機能が揃っています。

近年はAIエージェント「Agentforce」をはじめAI機能への投資が続いており、売上予測や次アクション提案などへのAI活用を公式に打ち出しています。

料金 Starter Suite 3,000円/Pro Suite 12,000円/Enterprise 21,000円/Unlimited 42,000円(いずれも1ユーザー/月・公式料金ページの表示価格。Starter以外は年間契約)
無料プラン・試用 無料のFree Suiteあり。有料プランは30日間の無料トライアル
公式サイト https://www.salesforce.com/jp/

専任の営業企画やシステム管理者を置ける組織なら、商談管理から売上予測・レポート分析まで、営業領域の機能を幅広くカバーできます。

注意点: 導入・定着には設計と運用の工数がかかり、外部パートナーの支援費用で総コストが単価以上に膨らみがちです。小規模チームはまずStarter Suiteから。

競合製品との詳しい比較はSalesforceの競合・類似製品の比較記事をご覧ください。

4. Zoho CRM(ゾーホーシーアールエム)

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こんな会社向け: 月1,760円(税抜)から営業案件の管理を安く始めたい少人数チームの営業特化型

Zoho CRMは、インド発Zoho社のCRM・SFAツールです。低価格帯から始められる段階的なプラン構成と、AIアシスタント「Zia」による予測・提案機能を備えています。公式サイトによると世界30万社以上が導入しており、日本語のドキュメントも整備されています。

料金(税抜・年間契約時の月額換算) スタンダード1,760円/プロフェッショナル3,260円/エンタープライズ5,660円/アルティメット7,360円(1ユーザー/月)
無料プラン・試用 3ユーザーまでの無料プランあり。15日間の無料トライアル
公式サイト https://www.zoho.com/jp/crm/

営業案件の管理を安く始めたい少人数チームには有力候補です。プランによって使える機能とサポート範囲が変わるため、契約前に自社の使いたい機能がどのプランに含まれるかを確認しておきましょう。評判や国産CRMとの比較はZoho CRMの評判・料金の解説記事にまとめています。

5. Sansan(サンサン)

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こんな会社向け: 展示会・紹介など対面接点が多く、名刺情報を営業資産に変えたいBtoB企業

Sansanは、Sansan株式会社が提供する営業DXサービスです。名刺やメール署名などの接点情報をデータ化し、全社の人脈を営業データベースとして共有できます。

特徴: 「誰がどの会社の誰とつながっているか」という名刺・接点データを起点に営業活動を組み立てられることです。

料金 非公開。初期費用+月額ライセンスなどを組み合わせた個別見積もり
タイプ 名刺・接点データ起点の営業データベース
公式サイト https://jp.sansan.com/

展示会や紹介など対面接点の多いBtoB営業では、名刺情報の資産化がそのまま売上機会につながります。ただし商談パイプライン管理を主目的とする場合は、SFA型のツールと役割が異なる点に注意してください。

注意点: 料金が個別見積もりのため、他製品と比較する際は必ず自社の人数・用途で見積もりを取ってから並べましょう。

6. HubSpot(ハブスポット)

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こんな会社向け: 無料から始めて、Webからの問い合わせ獲得(インバウンド営業)に力を入れたい会社

HubSpotは、米国HubSpot社が提供するCRMプラットフォームです。無料のCRMから始められる点が最大の特徴で、マーケティング(メール配信・フォーム作成)から営業支援・カスタマーサービスまでを同じ基盤で扱えます。

料金 無料CRMあり(無料ツールは2ユーザー・1,000コンタクトまで)。有料のSales Hub Starterは1シート月額2,400円前後(2026年7月時点。公式料金ページではキャンペーン価格840円の表示もあり、契約条件で変動)、Professionalは10,800円〜
課金単位 シート単位(規定の最低人数なし)
公式サイト https://www.hubspot.jp/

Webからの問い合わせ獲得(インバウンド営業)に力を入れたい会社と相性がよく、無料版だけでも顧客リストと商談パイプラインの基本管理はできます。本格運用でProfessional以上に上げると単価が跳ね上がるため、無料版で運用イメージを固めてから有料化の範囲を決める進め方が現実的です。

CRMツール導入のメリット・デメリット

比較の前提として、CRM導入で得られる効果と覚悟すべきコストを整理します。

導入で得られる主なメリット

情報の一元化

顧客・商談・対応履歴が1か所に集まり、最新版探しがなくなる

属人化の防止

担当者の異動・退職でも顧客情報と経緯が会社に残る

ニーズの見える化

購買履歴・問い合わせ傾向から次の提案を組み立てられる

業務のスピードアップ

報告書作成・引き継ぎ・情報共有の手間が減る

特に効果が出やすいのは「複数人で同じ顧客を担当する」「電話やメールの問い合わせ対応が多い」会社です。共有の仕組みが変わるだけで、二重対応や対応漏れが目に見えて減ります。

デメリットは「コスト」と「定着リスク」

導入前に覚悟する2つのコスト: (1) 月額費用+データ移行・教育の手間 (2) 入力ルールを決めないと定着せず「Excelと二重管理」になるリスク

デメリットは2つに集約されます。

  • コスト: 月額費用に加えて、データ移行・初期設定・社内教育の手間がかかる
  • 定着リスク: 入力ルールを決めずに導入すると、データが中途半端に溜まり「Excelと二重管理」という一番苦しい状態になる

対策はシンプルで、「最初は最小構成で始める」ことです。管理したい項目を絞って小さく運用を回し、現場が慣れてから項目やアプリを増やす。無料トライアル期間をこの検証に使うと、導入失敗をかなり減らせます。

CRMツール比較のよくある質問

Q. 中小企業がCRMツールを選ぶときの比較ポイントは何ですか?

総コスト(単価×契約人数×12ヶ月+初期費用)、現場が使い続けられる操作性、自社業務への合わせやすさ、日本語サポートの範囲の4点です。特に最低契約人数は見落としやすく、単価が安い製品でも契約下限で総額が逆転することがあります。まず無料トライアルで現場の担当者に触ってもらうのが失敗しない近道です。

Q. 無料で使えるCRMツールはありますか?

あります。HubSpotの無料CRM(2ユーザー・1,000コンタクトまで)、Zoho CRMの無料プラン(3ユーザーまで)、SalesforceのFree Suiteが代表例です。人数や機能に上限があるため、本格運用の前の検証用と考えるのが現実的です。無料CRMの選択肢は無料で使えるCRMのまとめ記事で詳しく比較しています。

Q. CRMとSFA・MAの違いは何ですか?

CRMは顧客情報の一元管理と関係維持、SFAは商談・案件など営業活動の支援、MAは商談前の見込み客育成の自動化を担います。実際の製品は複数の機能を兼ねていることが多く、SalesforceやZoho CRMはSFA寄り、HubSpotはMA発祥です。「どの段階の顧客管理に困っているか」で選ぶと迷いません。

Q. kintoneやSalesforceとPigeonCloudはどう違いますか?

Salesforceは営業特化型で分析・AI機能が厚く、kintoneとPigeonCloudは顧客管理以外の業務も載せられる業務データベース型です。同じ業務データベース型でも、kintoneは10ユーザー・月18,000円(税抜)から、PigeonCloudは5ユーザー・月5,500円(税抜)からという下限の違いと、プラグイン拡張型(kintone)か標準機能・サポート込み型(PigeonCloud)かという設計思想の違いがあります。

Q. Excelやスプレッドシートの顧客管理から乗り換えるタイミングは?

「複数人が同じファイルを更新して版ズレが起きる」「担当者しか状況が分からない案件がある」「対応漏れ・二重対応が月に数回起きる」のどれかに当てはまったら乗り換え時です。目安として顧客数が数百件を超えたあたりから、検索・集計の手間も無視できなくなります。移行はまず顧客台帳だけをCRMに載せ、案件管理は慣れてから追加する二段階がおすすめです。

まとめ

CRMツールの比較は、機能の多さではなく「自社の型に合うか」で決まります。最後に本記事の要点を整理します。

この記事のまとめ

  • CRMは営業特化型(Salesforce・Zoho CRM)、接点データ型(Sansan)、マーケ一体型(HubSpot)、業務データベース型(PigeonCloud・kintone)に分かれる
  • 料金は月額単価でなく「単価×最低利用人数×12ヶ月+初期費用」の年間総額で比べる
  • 失敗の最大要因は定着しないこと。無料トライアルで現場担当者に試してもらってから決める
  • 少人数で顧客管理以外も一元化したいならPigeonCloud、プラグイン拡張ならkintone、営業分析を極めるならSalesforceが起点

5人前後のチームで、月5,500円(税抜)から顧客管理を始めたい方は、当社のPigeonCloudも比較候補に加えてみてください。30日間の無料トライアルで、実際の顧客データを使った運用イメージを確認できます。中小企業向けのCRM選びは中小企業向けCRMおすすめ7選の記事でも詳しく解説しています。

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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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