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2024.06.17 データベース

【必見】kintone(キントーン)とは? 4つの特徴や人気の理由、メリット・デメリットなど分かりやすく解説!

「kintoneってどういうツールなんだろう」

「kintoneについてわかりやすく教えて欲しい」


このような気持ちを抱えていませんか。


kintoneはサイボウズ株式会社が開発・提供しているクラウドサービスです。

最近はテレビCMや電車の広告などでkintoneの露出が増えており、目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。


しかしkintoneが具体的にどんなツールなのか分からないという方もいると思います。


そこでこの記事では、kintoneの特徴やメリット・デメリット、向き不向きなどを解説していきます。

初心者でも分かりやすく解説していくので、kintoneに関心のある方はぜひご一読ください!


「kintoneって何ができるの?」「kintoneのことを詳しく知りたい!」このような気持ちを抱いていませんか?kintoneは、データを一元管理するソフト...

kintoneとは?わかりやすく解説

kintoneとはサイボウズ社が提供する、業務で使えるアプリを簡単に構築できるクラウドツールです。

2011年からスタートした製品で、導入社数は3万社を突破しています。


kintoneは社内のデータを一元管理できるツールで、さまざまな業務に活用することができます。

たとえば顧客管理やタスク管理、勤怠管理や採用管理、議事録管理やスケジュール管理、日報管理などなど。幅広い分野で活用されています。


また社内のPCだけでなく、自宅のPCやスマホ・タブレット端末からのアクセスも可能。

出張先から入力したり、テレワークに活用したりと、柔軟な働き方を実現することができます。


またkintoneはさまざまな言語にも対応しています。英語や韓国語、中国語やスペイン語などなど。

海外展開も行っていますし、グローバル展開している企業にも取り入れやすい製品でしょう。

kintoneが人気の理由は?

こちらは、Googleトレンドという解析ツールで「kintone」を調べたグラフです。

縦軸については、検索数の多さを相対的に人気度として表しています。


2011年1月から2024年6月までの期間で見てみると、月日が経つにつれてぐんぐん上昇しているのが分かります。kintoneの人気具合、話題性がよく分かるグラフですね。


ではなぜkintoneがこんなにも人気になっているのでしょうか。


さまざまな要因があるとは思いますが、そのひとつが時代に合ったツールであるということが挙げられます。


2018年に経産省は企業へ向けてDXを推進するよう文書を提示しました。(※)

そこからDXへ舵を切ったという企業も多いと思います。


しかし多くの企業には悩みがありました。それはIT人材が不足しているということです。


日本の場合、IT人材は企業内にいるのではなく、ベンダー側に多く所属しています。

そのためDXを実現したいと思っても外部のベンダーに依頼しなければならず、高額な費用がかかってしまいます。

このような問題もあって、なかなかDXが進んでいかないというのが実情でした。


そこでkintoneです。kintoneはノーコード開発ができるツールとなっています。

ノーコードとは、専門知識がなくても・非ITな方であっても、マウス操作で簡単にシステム開発ができる画期的なツールなのです。


これなら社内にいる既存の人員でシステム開発を行うことが出来ます。むしろ外部に依頼するよりも、より社内の意向をくみ取ったシステムを作っていくことができるといったメリットさえあります。


もちろん、kintone以外にもノーコードツールはたくさんありますが、ノーコードツールの中でも先駆けとなったkintoneは特に人気があるのです。


(※)経済産業省「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」

kintoneの4つの特徴

ざっとkintoneの概要をお伝えしてきました。ここからはkintoneの特徴について解説していきます。


  1. クラウドサービス
  2. 操作性の良さ
  3. コミュニケーション機能
  4. プラグインや外部連携サービスの充実


順番に解説していきます。

1.クラウドサービス

kintoneはクラウド型のサービスです。クラウドというのはインターネットを経由してデータを管理する形態のことを表します。


クラウドのメリットは、データ閲覧、更新といった作業をチームで共有できるということにあります。

するとデータの二重管理や属人化を防ぐことができ、業務の効率化に繋がります。


またクラウド化のもう一つのメリットは、いつでも・どこからでも・どんなデバイスからでも利用できるため、柔軟な働き方を実現できるということにあります。

スマホやタブレット端末からでもアクセスできるのでとても便利です。

2.操作性の良さ

kintoneは専門知識がなくてもシステムの構築・設計ができるという点が大きな特長です。

マウス操作やドラッグアンドドロップでシステムの構築ができるので、非ITの方であっても問題ありません。


通常のシステム開発の場合はプログラミング知識が必要で、エンジニアでなければ担当できません。

しかしkintoneのようなノーコードツールであれば、誰でもシステム管理ができるので、IT人材でなくても事足ります。

3.コミュニケーション機能

kintoneはコミュニケーション機能が豊富なシステムです。

たとえば、データに対するコメント機能があります。リアルタイムにコメントを確認できるので、迅速な業務を実現できます。


またスペース機能というものもあり、社員同士の情報交換やディスカッション等を行うことが出来ます。

テレワークなどでチームのコミュニケーション頻度が減ってしまうと心配される方に、kintoneは適したツールと言えるでしょう。

4.プラグインや外部連携サービスの充実

kintoneは機能の拡張に優れたソフトです。

kintoneの標準機能でできないことは、プラグインや外部連携サービスを活用して可能にすることができます。


kintoneには200種類以上の拡張サービスがあるので、きっと要望に沿うものが見つかるでしょう。

kintoneのメリット

では、kintoneのメリットとはどんなことがあるのでしょうか。

先述しましたが、kintoneはデータをまとめて管理できます。共有したいデータがkintone上にまとまっているため、社内で情報の確認や更新作業がスムーズにいきます。


またさまざまな便利機能が付いているほか、チャットツールなどとも連携して使っていくことが出来ます。


ノーコードツールなので、専門知識がない人でもシステム設計できる点もメリットですね。また、コミュニケーション機能や外部連携サービスも充実しているといった利点もあります。

kintoneのデメリット

kintoneのデメリット、マイナス面はどういったところがあるでしょうか。


まずは費用面です。kintoneはライトコースとスタンダードコース、ワイドコースがあります。

どのコースも有料となっており、利用料は毎月支払わなければならないため、出費が大きいと感じる方も多いと思います。


また、kintoneの標準機能で出来ないことは機能を拡張すれば使えるようになりますが、そのために外部連携サービスなどを使うと別サービスの料金も支払わなければならないため、負担が増えてしまいます。


また、kintoneの口コミを調べてみると、標準機能に不満を抱いているユーザーがいることが分かります。


よくあるのが帳票出力機能です。kintoneの標準機能だけで帳票出力すると、かなり簡易的な出来になってしまうのです。そのため機能の拡張が必要となり、プラグインや外部連携サービスを使わなければならなくなります。


kintoneを導入する際は、標準機能でどんなことができるのかといったことをよく確認しておくようにしましょう。


「kintoneの導入を検討しているけど、使っている人の評判や口コミが気になる」「kintoneってどんな企業に向いているんだろう」「自社に合ったデー...

kintoneが適しているケース、適していないケースとは

ここまでkintoneの特徴やメリット・デメリットを見てきました。

ではkintoneはどんなケースに適していて、どんなケースに不向きなのでしょうか。

kintoneが適しているケース

kintoneが適しているケースは、予算に余裕のあるケースです。

kintoneを使っていると標準機能では満足できないことが出てくるでしょう。その場合は、プラグインや連携サービスを使って機能を拡張していくことになります。


しかしプラグインや連携サービスを使ってしまうと費用の負担が増えていってしまうため、予算に余裕があると安心です。


またテレワークを促進したい場合や、有名な製品を使いたい場合、コミュニケーション機能が豊富な製品を使いたい場合などもkintoneが適しています。


kintoneが適しているケース
  • 予算に余裕のある場合
  • テレワークを促進したい場合
  • 有名な製品を使いたい場合
  • コミュニケーション機能が豊富な製品を使いたい場合

kintoneが適していないケース

一方でkintoneが適していないケースはどんなものがあるでしょうか。


たとえば専門的なツールを求める場合は適しません。kintoneは汎用的に使えるWebデータベースソフトですので、何かに特化したツールをお求めの場合は、別ツールを検討した方が良いでしょう。


また少人数で使いたい場合も適しません。kintoneには最小契約ユーザー数があるため、これを下回る人数で利用する場合もおすすめできません。


そして使いたい機能が標準機能にない場合も適しません。他社にはkintoneにはない機能が標準装備していることもあるので、一度視野を広げてみるのがおすすめ。


最後に、kintoneの一人あたりのデータ容量は5GBなので、それ以上のデータを管理したい場合も他社を検討してみるのが良いでしょう。


kintoneが適していないケース
  • 専門的なツールを使いたい場合
  • 少人数で使いたい場合
  • 使いたい機能が標準機能にない場合
  • kintoneの容量が少ないと感じる場合

kintoneの類似製品を紹介

ここまで読んできて、「kintone以外のツールも検討してみたい、しかし、どんなツールがあるのだろう」と思われる方もいると思います。

ここからはkintoneの類似製品を紹介していきます。


kintone以上に標準機能が充実しているノーコードツールになります。

PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。PigeonCloudは、kintoneと同様にさまざまなデータを一元管理できるソフトです。


AIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。


そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。


PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。


またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。


また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。


そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。


PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。


価格(月額利用料)
  • ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


おすすめポイント
  • 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
  • スマホ、タブレットOK
  • ノーコード
  • さまざまな業務に使える
  • AIで業務システムを自動で作成
  • 低価格
  • 同時ログインプランあり
  • データ容量100GB
  • サポートが手厚い
  • 標準機能が充実
  • データ分析機能
  • クラウド型、オンプレミス型に対応可能
  • チャットツール等との外部連携
  • 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
  • RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載


公式サイト:PigeonCloud


こちらの記事では、kintoneとPigeonCloudの違いについて詳しくまとめています。ぜひご一読ください。

「kintoneに似ている製品って何があるだろう」「kintoneと同じくらいのクオリティで、もっと安価なサービスってないかな?」「自社に合ったWebデー...

まとめ

この記事ではkintoneについて解説してきました。


kintoneは国内で人気のWebデータベースです。さまざまな便利機能が付いており、他のツールとの連携や機能の拡張など、幅広い業務に対応することができます。


しかしkintoneにはメリットもありますが、見方によってはデメリットもあります。


kintoneと同じようなツールは他にもあるので、kintoneのデメリットが気になる方は他のツールを検討してみると良いでしょう。

この記事ではkintoneの類似製品としてPigeonCloudを紹介しました。興味を持たれた方は、公式サイトから資料請求や無料トライアルを試してみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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