【必見】Excelの代わりに使えるツール3選!Excel利用のデメリットや代替案を分かりやすく解説
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「Excelの代替ツールってどんなものがあるだろう」
「Excelを使っているけれど、別の製品に切り替えたい」
「Excelが使いにくい」
このような気持ちを抱いていませんか。
Excelはマイクロソフト社が1980年代に発売開始した表計算ソフトです。
1980年代以前、その頃のデータ管理はほとんどが紙管理でした。
それからいわゆるIT革命が起き、パソコンが広まっていくなかでOSのWindowsが頭角を現し、それに合わせてExcelというソフトが世に認知されていったのです。
すると、次第に企業や組織のなかでExcelを用いて業務管理をする方が増えていきました。
しかし全ての業務にExcelがはまるかと言えば、そうではありません。
Excelは90年代以降爆発的な人気を博してきましたが、時は流れ、今は令和の時代です。
アップデートを重ね、現在もExcelは人気の製品ではありますが、今はExcel以外にもより良い製品が登場しています。
この記事ではExcelの現状や利用のデメリット、Excelの代わりとなるツールの解説を行っていきます。
Excel管理に限界が来ている方や、Excelが使いにくいと思っている方は必見です。ぜひご一読ください!
Excel利用の現状
Excelは人気の表計算ソフトです。むしろExcelを使ったことがないという社会人の方は少数派ではないでしょうか。
そんなExcelですが、実際にどのくらい利用されているか調査したデータがあります。
こちらはBtoBサービスの比較メディア「Utilly」が、2022年に表計算ソフトの利用状況についてアンケート調査を実施したものです。
利用頻度の高い表計算ソフトについて(BtoBサービスの比較メディア「Utilly」)
https://utilly.jp/article/research-20220608/
全国の20歳以上の会社員・経営者・公務員を対象に、仕事で最も利用頻度の高い表計算ソフトを調査した結果がこちらです。
Excelインストール版が75.5%、次いでExcelオンライン版が9.0%となっており、Excelだけで85%を超える結果となりました。
圧倒的な人気ですね。やはり表計算ソフトのなかでExcelは最も身近な存在となっていることが分かります。
Excel利用のデメリット
さまざまな業務に使われ、多くの人に利用されているExcel。
そんなExcelにデメリットはあるのでしょうか。ここからはExcelのデメリットについて見ていきます。
まずはこちらの表をご覧ください。
こちらは中小企業の経営者・役員を対象に、プロジェクト収支管理ツールの利用に関する調査をした結果です。
プロジェクト管理に関する調査にはなりますが、Excelのデメリットについて参考になるデータです。
プロジェクト管理を行う際、Excelで不満を感じることとは?アンケート結果
「プロカン」URL:https://www.project-shuushikanri.jp/
Excelを利用するうえで生じる不満について調査した結果、「管理が煩雑であること」や「ミスや記入漏れが生じること」、「データが散乱しやすいこと」が上位に来る結果となっています。
Excelは手軽にデータを入力したり管理ができるというメリットはありますが、各個人でデータを保管していたりすると必要なデータが点在していることになり、その結果管理が煩雑になるというデメリットがあります。
またExcelはデータベースソフト(※)ではないので、入力ミスや記入漏れが生じることもあります。するとまとめるときや集計作業が上手くいかない原因となってしまいます。
データ量が増えてくると動きが遅くなったり、グループでデータを管理しにくいといった問題も。
さらにリアルタイムのデータを共有することができなかったり、マクロの設定や確認が手間であるというデメリットもあります。
(※)データベースソフトとは様々なデータを一元管理し、効率的に管理・活用するためのソフトウェアのことを言います。詳しくはこちらの記事をご一読ください。
Excelの代替ツールとは?
Excelには意外とたくさんのデメリットがあるということが分かりました。
ではExcelのデメリットを補える、代替ツールとはどのようなものがあるのでしょうか。
- Googleスプレッドシート
- PigeonCloud(ピジョンクラウド)
- kintone(キントーン)
順番に解説していきます。
代替案1:Googleスプレッドシート
スプレッドシートは、Google社が提供している「表計算ソフト」です。
Excelと同じく、表や計算の作成、簡易的なデータの保存、データの共有などに利用することが出来ます。
スプレッドシートはGoogleアカウントがあれば誰でも無料で使うことができるので、Excelよりもお得に利用することができます。
スプレッドシートとExcelの大きな違いとして、主に利用されているExcelは「インストール型」なのに対し、スプレッドシートは「クラウド型」ということがあります。
クラウド型というのはインターネット上でデータ管理をする形態を表します。
近年のデジタルツールの多くはクラウド型を採用しており、主流となっている管理形態です。
クラウド型のメリットとして、複数人でのデータ管理が行いやすいということがあります。データの共有や同時作業、同時編集が可能であること、リアルタイムのデータの確認も可能になります。
Excelで上記のようなお悩みがある場合は、スプレッドシートで改善できる可能性があります。
このあと紹介する2つのソフトも、クラウド型の製品になりますので併せてご検討ください。
公式サイト:Googleスプレッドシート
代替案2:PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型の「Webデータベースソフト」です。
Webデータベースソフトとは表計算ソフトと違い、データ管理を専門としているツールです。クラウド型なので複数人での管理も可能で、大量のデータ保管に適したサービスです。
顧客管理やタスク管理、日報管理、商談管理、勤怠管理など、社内のさまざまなデータを一元管理していくことができます。
Excelやスプレッドシートよりも本格的にデータ管理を行いたい方、クラウドツールを使いたい方におすすめなのがWebデータベースです。
そんなWebデータベースであるPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。
またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。
また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。
そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。
PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
公式サイト:PigeonCloud
代替案3:kintone(キントーン)
最後に紹介するのがサイボウズ株式会社のkintone(キントーン)です。
kintoneもPigeonCloudと同様に「Webデータベースソフト」です。社内のデータを一元管理したいときに有用です。
kintoneの魅力を一言で表すとすれば、「直感的な操作性」と「コミュニケーション機能の充実」です。
kintoneはドラッグアンドドロップで直感的に開発することができますし、kintone上でコミュニケーションを取ることが出来るのでテレワークが多い組織にもおすすめ。
そして、kintoneは「拡張機能」が充実しているという特長もあります。
kintoneの標準機能ではできないことが、機能を拡張することで出来るようになるのです。
こちらの記事では、kintoneの類似製品としてPigeonCloudともう一つ別の製品を紹介しています。3製品の比較をしているため参考になると思います。ぜひご一読ください!
公式サイト:kintone
まとめ
この記事ではExcelの代替ツールについて解説してきました。
Excelは手軽で便利な反面、さまざまなデメリットがあります。そのデメリットをカバーできる製品を記事のなかで紹介してきました。
Webデータベースソフトなどのクラウド型の製品は、大量のデータ保存が可能でグループでの利用もしやすい製品です。
利用料もお手頃価格なものがあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
記事のなかで紹介した製品が気になった場合は、公式サイトから資料請求を行ったり、無料トライアルを申し込んでみてくださいね。
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