DXにはクラウドサービス(SaaS)が必要?普及率は?クラウド化の4つのメリットやデメリットを解説

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「DXをしていきたいけど、どんなツールを使えばいいのだろう」
「DXで業務効率化を実現したい」
「DXにはなぜクラウド化が必要なの?」
このような気持ちを抱いていませんか。
DXはデジタル・トランスフォーメーションの略語です。
経産省が2018年に発出した「DXレポート」を皮切りに、国内で一躍トレンドワードとなりました。
そのDXを推進する際に知っておきたいのが、「クラウド」に関する知識です。
この記事では、DXおよびクラウドの意味や、クラウドサービスを使うメリット・デメリット、DXにはクラウドが必要なのかということについて解説していきます。
これからDXを始めようと思っている方は必見です。ぜひご一読ください!
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DXとは
先述しましたがDXとは、デジタル・トランスフォーメーションの略語です。
日本語に訳すと、「デジタル」=「IT技術」、「トランスフォーメーション」=「変革」となります。
DXとは、デジタル技術を使って業務を効率化すること。そしてゆくゆくは、ビジネススタイルを変革していくことを表します。
現代はまさにデジタル社会。これは産業革命とも言われるような変化の激しい時代です。
このような時代を生き抜いていくためには、自社の業務を効率化させ、ビジネススタイルを変えていく必要があるのです。
- DX=デジタル技術を使って業務を効率化すること。時代に合わせてビジネススタイルを変革していくこと。
クラウドとは
クラウドとは、インターネットなどのネットワーク経由でサービスを提供する形態のことを表します。
身近なクラウドサービスと言えば、GmailなどのWebメールサービスや、InstagramやFacebookといったSNSが挙げられます。
私たちがスマホやパソコンを通して利用している、あらゆるサービスがクラウドなのです。
クラウドサービスにも種類があるのですが、中小企業におすすめなのがSaaS(サース)です。
- クラウド=インターネットなどのネットワーク経由でサービスを提供する形態のこと
例:Gmail、Instagram、Facebookなど
クラウドと自社開発
クラウドにとって反対の意味を持つものが、自社開発になります。
両者の違いはどのようなところにあるのでしょうか。比較表にまとめてみました。
自社開発 | クラウド | |
コスト | 初期費用が高額 | 初期費用はかからないが、利用する限り固定の利用料が発生。 |
保守管理 | 自社で行う | クラウドサービス提供事業者が行う |
カスタマイズ性 | 自由 | サービス提供の範囲内で行う |
導入までの時間 | 数か月ほどかかる | 速い。即日利用可能なこともある。 |
まず自社開発は、お客様自身でサーバをリースor買取するため、初期投資が大きいところが特徴。
さらに保守管理・機能のアップデート等についても自社で行わなければいけないというデメリットがあります。
メリットは、色々とカスタマイズしやすいところでしょう。
一方、クラウド(SaaS)は利用料を支払って提供事業者のサービスを使っていく形態を表します。
既に出来上がったサービスを使うため、スピーディーに導入できるところがメリットのひとつ。
さらに保守管理・定期的なアップデートおよび導入後のサポートについては、提供事業者が行うため、管理や維持が手軽です。
しかしカスタイマイズの自由度は自社開発に劣ります。
ソフトウェアはクラウド(SaaS)の時代へ突入
かつて自社開発は「初期投資は高いが、セキュリティは安全」、クラウド(SaaS)は、「コストは安いが、セキュリティに不安がある」と言われてきました。
しかし今はクラウド(SaaS)が改良され、セキュリティ上の心配はなくなってきています。
初期費用の安さや導入の手軽さから、現在はクラウド(SaaS)利用が主流となってきています。
DXにはクラウドサービスが必要?普及率は?
DXを行ううえで、クラウドサービスは必要なのでしょうか。
たとえば、テレワークの導入もDXのひとつです。
2020年ごろから新型コロナウイルスが流行し、出勤せずとも仕事が出来るよう各社でテレワークが普及しました。
SlackやChatworkなどのチャットツールや、ZoomなどのWeb会議システムなど、クラウドサービスを導入した企業も多いのではないでしょうか。
自宅のPCやスマホ・タブレット端末といった、あらゆるデバイスからアクセスができるのはクラウドサービスの魅力のひとつです。
このように業務を効率化していくことはDXの推進につながっています。
では実際に、クラウドサービスの普及率はどのくらいあるのでしょうか。
グラフ1*「クラウドサービスの利用状況」
こちらは総務省が発行している令和4年版情報通信白書のデータです。
企業2,396社に調査をしたところ、クラウドサービスの利用状況はグラフ1のとおり年々増加しており、2021年には7割以上の企業に導入されていることが分かりました。
グラフ2*「クラウドサービスの利用内訳」
さらにクラウドサービスの利用状況の内訳を見てみると、グラフ2のとおり「ファイル管理・データ共有」が最も高い値となっていることが分かります。
ということは、「紙・Excel管理」から「クラウド管理」へ移行した企業が多いということです。
紙・Excel管理から脱却することは業務の効率化につながります。
各企業でDXが進められているということが分かりますね。
DXにクラウドサービス(SaaS)を使うメリット4つ
ではクラウドサービスを使うメリットはどんなことにあるのでしょうか。
- コスパの良さ
- 社外からもアクセスできる
- 常に最新版を利用できる
- 万一のときもデータは安心
順番に解説していきます。
1.コスパの良さ
クラウドサービスはとにかくコスパが良いところが魅力です。
サーバ構築のための費用はかからず月額利用料のみ支払うため、手軽に利用できます。
2.社外からもアクセスできる
クラウドサービスは、いつでも・どこからでも利用できる点が魅力です。
テレワークで自宅のPCから・移動中にスマホから・外出中・出張先からでも利用することができます。
従来は社内のPCからでないと利用できませんでしたが、クラウド化によりデバイスひとつで仕事ができるようになったのです。
3.常に最新版を利用できる
クラウドサービスの魅力は、常に最新版を利用できるところが挙げられます。
スマホにインストールしているアプリが分かりやすい例ですね。
提供事業者がアップデート処理をしているため、私たちは常に最新の状態で利用できるのです。
提供事業者が積極的な場合、常に新たなものを取り入れることが出来ます。
4.万一のときもデータは安心
紙やExcelでデータを管理していると、どうしてもデータの紛失リスクが上がってしまいます。
クラウド管理していれば災害などでPCが壊れた場合でも、クラウド上にデータが残っているため復元が可能です。
製品によっては自動でバックアップをとっているものもあるため、導入前に確認しておくと良いでしょう。
DXにクラウドサービス(SaaS)を使うデメリット
DXにクラウドサービスを使うデメリットを挙げるなら、費用面でしょう。
クラウドは高額な初期投資は必要ありませんが、月額で利用料が発生します。
さらに使いたい機能が標準装備していない場合、オプションで追加費用を払わなければならないといったことも。
ですので導入時には利用料の確認と、標準機能で何が出来るのかということを確認するようにしましょう。
DX推進のためクラウドサービス(SaaS)を導入時に気を付けたいこと
クラウドサービスを導入する前に、気を付けておきたいポイントを解説していきます。
レガシーシステムからの脱却
「さて、新しく導入するクラウドツールはどれにしようかな」と考えている方もいると思いますが、既に社内にシステムを導入している場合、どう折り合いをつけたらいいのでしょうか。
導入時から相当時間が経過し、現行業務と合わなくなっているシステムを「レガシーシステム」と呼びます。
日本の多くの中小企業が、このレガシーシステムを抱えていると言われています。
レガシーシステムを放置すると、システム障害やパフォーマンスの低下などビジネス上の損失が発生すると考えられており、経産省はシステムの刷新を呼び掛けています。
実際には中小企業ですぐに全てのシステムを入れ替えることは困難でしょう。
出来るところから新たなツールに置き換え、少しずつレガシーシステムから脱却していくようにしましょう。
DXの推進におすすめのクラウドサービスを紹介
DXを推進する際に、まず検討して欲しいのが「データベースソフト」です。
データベースソフトは、社内のデータをまとめて管理していくことができます。
たとえば顧客管理やタスク管理、議事録管理や商談状況、日報、勤怠管理など汎用的に利用できるツールです。
そんなデータベースソフトのなかで、コスパに優れた製品をひとつ紹介します。
クラウドサービスのPigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。
PigeonCloudは、「データベースソフト」ですので汎用性の高さが特長です。
顧客管理やタスク管理、日報管理、商談管理、勤怠管理など、社内のさまざまなデータを一元管理していくことができます。
加えてノーコード製品なので、専門知識がなくても問題ありません。
そんなPigeonCloudの魅力は、「低価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは有料のデータベースソフトのなかでもとりわけ低価格なので、コストを重視する場合にオススメ。
また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。
PigeonCloudはまだまだ知名度の低い製品ですが、コスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
PigeonCloudはチャットツールであるSlackやChatworkとも連携することができます。併用してDXに取り組んでいきましょう。
- ユーザー数プラン 800円~1,000円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- ノーコード
- 汎用性が高い
- データ容量100GB
- 低価格
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- スマホ、タブレットOK
- 直感的な操作性
- 社内のデータを一元管理
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツールとの連携
公式サイト:PigeonCloud
おわりに
この記事ではDXとクラウドについて解説してきました。
DXを推進していくためには、業務を効率化する必要があります。
いま行っている業務を見直し、無駄がないか・改善するところはないか考えていく力が求められるのです。
そのようにDXを進めていくためには、クラウドサービスは欠かせません。
ツールの選び方や種類、DXの進め方、DXの必要性や成功のコツについては次の記事を参考にしてみてください。
この記事では、クラウドサービスのなかからおすすめのツールをひとつ紹介しました。
もし興味を持っていただきましたら、公式サイトから「資料ダウンロード」や「無料トライアル」を試してみてください。
また、製品の公式サイトを見ていても具体的にイメージできないことがあるかもしれません。
そんなときは、お気軽に問い合わせフォームから提供会社へ相談をしてみてくださいね。
シンプル操作で誰でも使える!コスパの高いデータベースソフトは「PigeonCloud」
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