【わかりやすく解説】DX導入の必要性とは?5つのメリット、2つの導入事例を解説!
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「DX導入を検討している」
「DXの必要性について知りたい」
「DXの導入事例を知りたい」
このような気持ちを抱えていませんか。
DXという言葉、流行りましたね。
しかし、DXのことをきちんと理解している人ってどれほどいるのでしょうか。
もしかしたらよく口にしている人でも、本来の意味を知らないで使っている人がいるかもしれません。
実際にDXを推し進めていくためには、本質をきちんと理解する必要があります。
といっても、変に構えなくても大丈夫です。
この記事では、初心者の人でもわかりやすいようにDXの意味や必要性、メリット、導入事例など解説していきます。ぜひご一読ください!
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DXとは?
DXとは、デジタル・トランスフォーメーションの略語になります。
「トランスフォーメーション」は日本語に訳すと「変革」という意味なので、「DX」=「デジタル変革」と言われることも。
DXは、「D」の部分、「デジタル」というイメージが先行しがちです。
そのため「DXとはデジタルツールを取り入れることだ」と誤って認識してしまう方もいますが、これは単なる「デジタル化」に過ぎません。
DXで意識すべきポイントは「X」の方だと思います。
「X」=「変革」とは、社会や制度など既存のものを改めていくという意味を表します。
そのためビジネスにおけるDXとは、「デジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを創出していくこと」を指します。
「大掛かりだなぁ」と思われるかもしれません。しかし、DXって実は大掛かりなことなんです。
そのようなチャレンジングな取り組みをしていかなければいけないという状況に来ているというわけです。
- Dデジタル=IT技術
- Xトランスフォーメーション=変革
ざっくり説明すると、「デジタルを使って変革する」という意味
DX導入の必要性
なぜ、DXを進めていく必要があるの?と疑問を持たれた方もいるかもしれません。
その契機となったひとつのレポートを紹介します。
2018年に経済産業省から発出された「DXレポート」です。
このレポートのなかでは、このままDXが進んでいかなければ2025年以降、国内の経済損失が12兆円/年に上るという可能性を示しています。
世界的に広がりを見せるデジタル化の流れに適応できず、経営の気運を逃してしまったり、既存システムの維持管理費の高騰、IT人材の減少に伴うシステムトラブルやデータの滅失・流出リスクが懸念されているのです。
参考資料*「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」
日本のDXの現状
世界中で日々あたらしい技術が開発され、デジタル化の勢いはとどまることを知りません。
しかし、日本のデジタル競争力は低下傾向にあります。
画像引用*「レバテックLAB (昨年からさらに後退。世界第29位、国際デジタル競争力ランキングで見る日本ITの強みと弱み)」
こちらは、デジタル競争力ランキングの推移です。
デジタル競争力ランキングというのは、スイスのIMDが毎年調査をしているもので、各国のデジタル技術の「知識」、「テクノロジー」、「将来に向けた準備」といった3つの観点から導き出している指標です。
この記事では日本の現状が分かりやすいように、諸外国と順位が比べられるグラフを掲載しています。
戦後の高度経済成長期には世界のトップレベルにまで上り詰めた日本のビジネスですが、ご覧のとおり近年のデジタル文化との共生においては、苦戦を強いられているのが分かります。
このランキングの上位には、アメリカやデンマーク、スウェーデン、シンガポール、スイスなどが名を連ねています。
さらに日本は、近隣国である香港、台湾、韓国、中国と比べても低い順位をつけており、アジア諸国のなかでもデジタル後進国となりつつあります。
進まないペーパーレス化や凝り固まった企業文化。
DX促進の背景には、このような日本企業の弱体化への危機意識があるのです。
参考資料*「IMD World Digital Competitiveness Ranking(IMD世界デジタル競争力ランキング)」
参考資料*「総務省 令和3年度版 情報通信白書」
DX導入の5つのメリット
では、DXを導入したらどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからはDXのメリットについて解説していきます。
- 業務効率化が進む
- 経済損失の回避
- 将来の成長につながる
- 社員の満足度が上がる
- ITリテラシーが上がり、企業力が向上する
順番に解説していきます。
1.業務効率化が進む
DXを取り入れることで、これまで人力で行っていたような作業をデジタルツールに代行してもらうことができます。
たとえば、「紙」や「Excel」管理から「データベースソフト」などのシステムへ置き換えることで効率化が進みます。
データベースソフトなら自動計算・集計、データの一元管理を行うことが可能です。
さらに問合せ履歴や受発注履歴など多岐にわたる顧客の情報をひとつのプラットフォームで管理していくことができます。
このように社内のデータをまとめて管理していくことで業務の効率化につながります。
2.経済損失の回避
DXを導入することで、経済損失を回避することにつながります。
その最たるものは紙利用に伴うコストでしょう。紙代、インク代、印刷代等です。
ペーパーレスが叫ばれているなか、未だに日本企業の多くが紙に依存している傾向にあります。
未だに印鑑文化が残っていることはありませんか?会議資料のためにたくさんの紙を使用していませんか?
DXツールを導入することで、このようなコストを減らしていくことができます。
3.将来の成長につながる
DXを行うことで、企業や組織の成長につながります。
デジタルツールのなかには、これまで人が行っていた業務を代わりに行ってくれる「RPA」や、社内の意思決定をスピーディーにする「チャットツール」、企業内のデータをまとめて管理できる「データベースソフト」などがあります。
これらのツールを使いこなすことで生産性が高まり、企業の成長につながっていくのです。
4.社員の満足度が上がる
DXを取り入れることで社員の満足度が向上することもあります。
たとえば、デジタルツールを取り入れることで在宅勤務を増やすことができます。
なかにはコロナを機にフルリモート、またはそれに近い勤務形態をとる企業も出てきました。
社員にとっては通勤時間が減るだけでなく、毎日のメイクや髪形、服装選びなど、身だしなみにかけていた時間を短縮することが出来ます。
浮いた時間を家事や育児など自分のために使うことが出来るので、より満足して働くことにつながります。
5.ITリテラシーが上がり、企業力が向上する
DXを推進していくと、これまで使ったことのないデジタルツールを使うことが出てくるでしょう。
それに伴い、ツールに関するセミナーやイーラーニングなど、社内のITリテラシーの向上に力を入れていかなければなりません。
すると社内のIT人材の育成や知識の蓄積につながります。次第にITに強い企業へと成長していくことができるのです。
DX導入のポイントや注意点4つ
続いて、DX導入のポイントや注意点を紹介していきます。
- 任せっきりにしない
- トライ&エラーを恐れない
- まずはスモールスタートから
- ツールを導入して終わりという考えは捨てる
順番に解説していきます。
1.任せっきりにしない
まずは、「○○に任せっきりにしない」ということです。○○に入るのは、「現場」であったり、「IT担当」であったり、「ベンダー(外部のシステム会社)」であったりします。
DXは、誰かに丸投げして取り組めるものではありません。社員一丸となって取り組んでいくものです。
まずは社長がきちんとDXについて理解をして、社内の方向性を定めていく必要があります。
2.トライ&エラーを恐れない
デジタルツールを取り入れる場合など、今後新たにデジタル化を試みる機会が巡ってくるかと思います。
そんなとき失敗を恐れて挑戦しなかったり、踏み出すタイミングを逸してしまうのはもったいないです。
DXは“新しい技術を取り入れる”ということですので、トライ&エラーはつきものです。
実際に試してみて自社に合わなかったと分かった場合は、元のやり方に戻せば良いだけなので「まずはやってみる」という姿勢を持つようにしましょう。
3.まずはスモールスタートから
デジタルツールを取り入れる場合、まずはスモールスタートから始めてみるのがおすすめです。
いきなり全社的に導入する方法もアリですが、リスクを考慮してまずはひとつの部署から取り組んでみましょう。
そこで上手くいったら規模を拡大していきます。
4.ツールを導入して終わりという考えは捨てる
先述しましたが、DXはデジタルツールを取り入れるだけではありません。
DXの「X」である「変革」を忘れないようにしましょう。
DXは一過性のものではなく、継続することが肝になってきます。
「自動化できそうな業務はないか?」「より効率良くできる業務はないか?」考え続ける必要があるのです。
DXの導入事例2つ
では、私たちの身近なサービスのなかからDXで成果を上げた事業を2つ紹介していきます。
1.ウーバーイーツ
ウーバーは出前文化をDXしました。このサービスのおかげで出前を利用するようになった人は多いと思います。
これまでの出前は、注文が入ったら店舗に所属する従業員が配達するシステムが多かったのですが、ウーバーはレストランを持っていないうえ配達員も雇っていません。
「ウーバーイーツ」と大きなロゴの入ったリュックを背負って配達しているのは、ウーバーの従業員ではなく、個人事業者です。
ウーバーは、レストランと個人事業者をマッチングさせているだけなのです。
個人事業者の持っているスマホのGPSから位置を特定し、配達先まで最短で料理を届けられる人材をAIが探します。膨大なオーダーの数を、AIが瞬時に処理することで実現したサービスなのです。
デジタルの力を駆使し、これまでとは違ったビジネスモデルを構築したウーバー。身近にあるDXの良い例だと思います。
2.メルカリ
メルカリは、フリーマーケットをDXしました。
従来のフリーマーケットには開催場所が必要でした。広さや立地なども考慮しなければなりませんし、開催頻度の問題もあるためいつでも気軽に利用できるものではありませんでした。
しかしメルカリには、その制約がありません。スマホに特化したフリーマーケットを実現したのです。
出品した商品のカテゴリーや価格をAIが自動で推測するため、出品者は出品の手間を減らすことができます。
利用者目線でフリマの常識を覆したメルカリは、DXの成功例と言えるでしょう。
DX導入におすすめの製品を紹介
DXを行うなら、まずはデジタルツールを取り入れたい!と思っている方も多いと思います。
しかし、ツール選びって奥が深いのです。「簡単に探したい・・」というのが皆さんの本音ではないでしょうか。
ここでひとつDXの促進に寄与するサービスを紹介します。
汎用的なサービスなので、どのツールを取り入れたら良いか考えあぐねている場合におすすめです。
データベースソフトの「PigeonCloud(ピジョンクラウド)」
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。
PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。
データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。
そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。
またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。
また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。
そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。
PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
- スマホ、タブレットOK
- ノーコード
- さまざまな業務に使える
- AIで業務システムを自動で作成
- 低価格
- 同時ログインプランあり
- データ容量100GB
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツール等との外部連携
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載
公式サイト:PigeonCloud
まとめ
この記事では、DXの意味や必要性、導入のメリットや注意点などを解説してきました。
DXについて、理解を深めるきっかけとなりましたら幸いです。
これからの時代を乗り切っていくには、社内のデジタル化は避けて通れません。
あなたの会社・組織が成長し続けるためにも、いまDXへと舵を切る必要があると思います。
まずは、一歩踏み出してみましょう。
と言っても、どうすればいいのか悩む方もいるかもしれません。
DXについて社内で話し合うことも大事です。それと並行して個人で出来ることもやってみてはいかがでしょうか。
たとえば自身のITリテラシーを高めたり、気になるツールを調べてみることです。
今回紹介したPigeonCloud(ピジョンクラウド)について気になっていただきましたら、公式サイトから資料ダウンロードや無料トライアルを申し込んでみてください。
また、製品の公式サイトを見ていても具体的にイメージできないことがあるかもしれません。そんなときは、お気軽に問い合わせフォームから提供会社へ相談をしてみてくださいね。
シンプル操作で誰でも使える!コスパの高いデータベースソフトは「PigeonCloud」
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