【保存版】ノーコードデータベース5つの選び方と失敗しないコツ!3つのメリットやおすすめツールを紹介

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「業務でノーコードツールを使いたい」
「データを効率的に管理できるツールを探している」
「ノーコードでデータベースが作れる、おすすめのツールを知りたい」
このような思いを抱えていませんか。
「ノーコード」や「データベース」という言葉は本来エンジニアの専門用語であるため、聞き慣れないという方も多いかもしれません。
この記事では、データ管理ができる業務用ノーコードデータベースの選び方やメリット、注意点やおすすめツールについて解説していきます。
IT初心者の方でもスムーズに理解ができるよう説明していきますので、ノーコードのデータベースについて関心のある方は、ぜひご一読ください。
ノーコードのデータベースとは
ノーコードのデータベースとは、プログラミングのような専門知識がなくとも、データの管理・設計を行うことが出来るツールのことを言います。
ノーコードデータベースは基本的に難しい知識は必要ありません。どんな人でもシステム設計を行うことができるでしょう。
外部委託などをせずとも、社内でシステム運用していける点は大きなメリットですね。
そのような利点もあり、ノーコードツールは近年広く普及するようになりました。
しかしノーコードツールは、手軽な反面、拡張性が少ないなどのデメリットもあります。
通常は、プログラミングでシステムを自社仕様に作っていくことができますが、ノーコード製品はそれができません。出来ることに限りがあるのです。
そのデメリットを補うべく、他の外部ツールと連携できる機能を持ったノーコードツールが増えてきています。
ノーコードのデータベースを使う3つのメリット
では、ノーコードデータベースはどんな利点があるのでしょうか。
- 誰でもシステム構築ができる
- 開発のスピードが早い
- コストを抑えることが出来る
順番に解説していきます。
1.誰でもシステム構築ができる
先述しましたが、ノーコードツールは専門知識が要りません。
ドラッグアンドドロップで操作できるため、IT分野に精通していない方でも問題なく設計・操作していくことができます。
2.開発のスピードが早い
プログラミングを要する通常の開発においては、外部に委託する場合もあり、システム構築に多大な時間を要します。
しかしノーコードツールの場合、社内の人員のみで作っていけることが多く、作業も簡単であるためスピーディーに開発することができます。
3.コストを抑えることが出来る
ノーコードツールの場合、初期費用が発生しないツールが多いです。
また、エンジニアや外部委託の費用も削減できるため、開発コストを抑えることができます。
ノーコードでデータベースをつくるときの3つの注意点
一方で、ノーコードでデータベースを構築する際に気を付けるべきこともあります。
どんなことに注意すれば良いのでしょうか。
- 拡張性に限界がある
- 海外製が多い
- コスト負担が続く
解説していきます。
1.拡張性に限界がある
ノーコードツールは、複雑・難解なことを行うのに適したツールではありません。できることには限りがあります。
自社独自の機能を入れ込みたい場合は、ノーコードツールでは出来ない可能性もあります。
2.海外製が多い
ノーコードデータベースは海外製のものが多い傾向があります。海外製の場合、サポートやマニュアルが外国語のみの場合もあるため注意が必要です。
また日本語に対応していたとしても、文章等が分かりにくいこともあります。
3.コスト負担が続く
ノーコードデータベースの大半は、サブスク型が多く月額や年額で利用料を支払わなければなりません。
初期費用は不要のものが多いため、そこでの負担は軽減されますが、継続的に利用料の負担が続く点は気を付けましょう。
ノーコードのデータベースを選ぶときの5つのコツ
ここまでノーコードデータベースのメリットと注意点を解説してきました。
ここからは選び方のポイントを解説していきます。
- 国内製かどうか
- サポートが手厚いか
- 操作性
- 標準機能でどこまでできるか
- 価格
順番に解説していきます。
1.国内製かどうか
先述しましたが、ノーコードツールのなかには海外製のものがあります。
海外製の場合、なかにはマニュアルやサポートが分かりにくい製品もありますので、気を付けましょう。
2.サポートが手厚いか
ノーコードデータベースを選ぶ際は、サポート面も確認しておきましょう。
たとえば導入後の相談がメールのみの製品だと、緊急時に対応が遅れる可能性もあります。
また、導入後のシステム設計にあたっては、サポートがしっかりついているような製品だと安心です。
3.操作性
操作性については、製品によって千差万別ですのでトライアルを通して確認しておきましょう。
その際は、導入後も利用が想定される社員に使ってもらうのがおすすめです。
4.標準機能でどこまでできるか
ノーコードデータベースに限った話ではありませんが、システムの機能には限界があります。
製品によっては、やりたいことが標準機能でできないことも出てくるでしょう。
その際、別途オプションを付けると出来ることが広がります。しかしオプションをたくさん付けてしまうと、コストは予想以上にかかってくるでしょう。
ノーコードデータベース導入時には、標準機能でどんなことができるのか確認するようにしましょう。
5.価格
言わずもがな、価格も確認すべきポイントです。製品によって価格はさまざまです。
また利用料だけでなく、サポート代やオプション代などが発生するケースもあるため、事前にしっかり見積もりをとるようにしましょう。
ノーコードデータベースがおすすめなケースとは
ではノーコードデータベースを使うべきなのは、どんなケースでしょうか。まとめていきます。
- 手軽にデータベースを作成したい場合
- 専門知識がなくてもシステム設計したい場合
- 脱Excelや脱Accessを検討している場合
- チーム作業を効率化したいと思っている場合
- 紙管理を行っている場合
- コストダウンしたい場合
ノーコードのデータベースおすすめ2選
では、ノーコードデータベースにはどんなツールがあるのでしょうか。
ここからは日本の企業が提供しているノーコードデータベースを2つ紹介していきます。
- PigeonCloud(ピジョンクラウド)
- kintone(キントーン)
順番に紹介していきます。
1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するノーコードデータベースです。
PigeonCloudは汎用的なデータ管理が可能です。
データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。
そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。
またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。
こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。
標準機能については、他社ではオプションであるような「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番」、アンケートフォームなどで使う「フォーム機能」などが標準装備しています。
そしてPigeonCloudは、導入時の画面設計を無料で手伝っているので、担当者の負担が少なく、スムーズに使っていくことができます。
PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
PigeonCloudは、社内のさまざまなデータを一元管理できるツールです。
たとえば・・
顧客管理、プロジェクト管理、問い合わせ管理、営業支援、勤怠管理、商談管理、議事録管理、契約管理、在庫管理、メッセージ機能、採用管理・・・
その他にも幅広い用途に使うことができます。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
- スマホ、タブレットOK
- ノーコード
- さまざまな業務に使える
- AIで業務システムを自動で作成
- 低価格
- 同時ログインプランあり
- データ容量100GB
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツール等との外部連携
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載
公式サイト:PigeonCloud
2.kintone(キントーン)
kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のデータ管理ツールです。
直感的な操作性なので、どんな方にも使いやすい製品となっています。
そんなkintoneの魅力は、「充実したコミュニケーション機能」と「豊富な拡張機能」にあります。
「コミュニケーション機能」については、kintone上で簡単にチームメンバーと連絡をとることができます。
チャットやSNSのような機能も付いていますので、在宅勤務や外出先でも多くのコミュニケーションをとることが可能。
そして「拡張機能」については、kintoneの標準機能でできないことであっても、外部連携を行うことで出来るようになることがある、ということです。
kintoneはさまざまな外部サービスと連携できるようになっているため、kintone単体では出来ないことでも機能を拡張することで実現可能になることがあります。
kintoneは、社内のさまざまなデータを一元管理できるツールです。
たとえば・・
顧客管理、プロジェクト管理、問い合わせ管理、営業支援、勤怠管理、商談管理、議事録管理、契約管理、在庫管理、採用管理・・・
その他にも幅広い用途に使うことができます。
- ライトコース 1,000円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
- スタンダードコース 1,800円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
- ワイドコース 3,000円/月 1ユーザーあたり(1,000ユーザー以上)
- 豊富な拡張機能
- コミュニケーション機能が充実している
- 直感的な操作性
- 社内のデータを一元管理
- 自動集計・計算機能
- グラフ機能
- スマホ、タブレットOK
公式サイト:kintone
PigeonCloudとkintoneの違いについては、こちらの記事で詳しくまとめています。参考になると思いますのでぜひご一読ください!
まとめ
この記事ではノーコードのデータベースについて解説してきました。
ノーコードツールは専門知識不要で使えるシステムです。便利で手軽に導入できるため、多くの企業や組織に利用されています。
しかしノーコードツールは、外国製のものが多かったり、標準機能の充実度が多様であるなど、製品によって違いがあります。
そこで、この記事では日本製のおすすめノーコードデータベースを2つ紹介しました。製品について気になった方は、公式サイトから資料請求や無料トライアルを試してみてくださいね。
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