【保存版】ノーコードデータベース5つの選び方と失敗しないコツ!3つのメリットやおすすめツールを紹介

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「ノーコードってどういう意味?」
「データを効率的に管理できるツールを探している」
「ノーコードでデータベースが作れる、おすすめのツールを知りたい」
このような思いを抱えていませんか。
「ノーコード」や「データベース」という言葉は本来エンジニアの専門用語であるため、聞き慣れないという方も多いのではないでしょうか。
この記事ではノーコードツールの選び方やメリット、注意点やおすすめソフトについて解説していきます。
ITに関わりのないような初心者の方でも、スムーズに理解ができるよう説明していきますので、ノーコードのデータベースについて関心のある方は、ぜひご一読ください。
シンプル操作で誰でも使える!コスパの高いデータベースツールは「PigeonCloud(ピジョンクラウド)」
ノーコードとは?
ノーコードというのは「NoCode」と書き、コードを入力しなくてもアプリやWeb上でシステム開発ができるツールのことを言います。
基本的にシステム開発には、エンジニアが使う「コーディング」という作業が必要です。
ですが専門的で難解なため、プログラミングの経験がない方には難しいものでした。
「専門知識がなくても、システムを開発したい!」
「うちは、小さな企業でエンジニアを雇えない・・」
「簡単にシステム構築ができるツールってないかな?」
こんな声にお応えしたものが「ノーコード」になります。
ノーコードならコーディング作業をせずとも、本格的なシステム開発が可能です。
ドラッグ&ドロップで簡単にシステムを構築することができるので、「ITは専門外」という方でもゼロから作り上げることができます。
ノーコードとローコードの違いは?
ノーコードによく似た言葉で、「ローコード」というものがあります。
ノーコード(NoCode)とローコード(LowCode)の違いを一言で説明すると、「専門知識が必要かどうか」に尽きます。
「ノーコード」はコーディングの専門知識がない人でも、難なく使いこなすことができます。
一方「ローコード」は、多少のコーディング知識(プログラミングスキル)が必要になるため、初心者にはハードルが高いという特徴があります。
また、「ノーコード製品」はあらかじめ用意されている設定でしかシステム構築できないのに対し、「ローコード製品」は自分でオリジナルなシステムを作っていくことができる、という違いもあります。
ですがコーディングの知識をつけることは大変です。「プログラミング経験がない」という方であれば「ノーコード製品」を選ぶようにしましょう。
- ノーコードとローコードの違いは、専門知識が必要かどうか
- ノーコードよりも、ローコードの方がオリジナルなものが作れる
- プログラミング知識を学ぶことは大変なため、知識がない方は「ノーコード」を選択しよう
ノーコードのデータベースを選ぶときの5つのコツ
ノーコードのデータベースを選ぶコツを5つ紹介していきます。
- 国内製かどうか
- サポートが手厚いか
- 操作が簡単か
- 標準機能でどこまでできるか
- やりたいことができるツールか
順番に紹介していきます。
1.国内製かどうか
「ツールが国内製なのか、海外製なのか」という点はチェックしておきましょう。
言わずもがな、国内製の方がマニュアルやサポートが分かりやすいという特徴があります。
ですが海外に拠点があるなどの理由から、海外製を選びたくなることもあると思います。
そんなときは、マニュアルやサポートが日本語に対応しているかという点を必ず確認しておきましょう。
2.サポートが手厚いか
ツールを導入後、さまざまな問題につまずくことがあるでしょう。
たとえば・・
「操作方法が分からなくなった」
「社内にツールを導入するにはどうすればいいのか」
「こんなことを実現したいのだけど、どうすればいいのか」
といった悩みを抱える、ご担当の方は多いと思います。
このような悩みは一人で抱えず、提供会社のサポートに相談することができます。
ツールを選ぶときには、「サポートが手厚いかどうか」という点に注目してみてください。
3.操作が簡単か
「直感的に操作ができるかどうか」という点は、製品選びにおいて重要な問題です。
目安として、「直感的」や「シンプル」と謳っている製品は、比較的簡単に使えることが多いです。
一方、「多機能」であることを強調しているツールの場合、多機能であるがゆえ使いにくい場合があります。製品の公式HPなどを見る際には、注目してみてください。
また多くのツールは、1ヶ月程度無料トライアルの期間を設けています。トライアルを試してみて、使いやすさを確認してみましょう。
その際、システム導入の担当者だけでなく、実際に使う社員にも試してもらいます。スマホでの利用が予想される場合は、スマホからの操作性も確認しておきます。
4.標準機能でどこまでできるか
「標準機能でどこまでのことが出来るのか」という点も注目ポイントです。
製品によっては、「これ以上のことをしようとする場合、別途費用がかかります」というケースがあります。気付けば、基本料金よりも大幅に上回る費用を支払わなければいけない・・なんてことも。
標準機能については、事前に公式サイトを確認したり、提供会社へ確認してみると良いでしょう。
5.やりたいことができるツールか
そもそも、「自社でどんなことを実現したいのか」ということは確認しておきましょう。
ツールによって、用途や機能はさまざまなので、自社に適したツールを選ぶ必要があります。
ノーコードでデータベースをつくるときの3つのメリット
ノーコードでデータベースを作るとどんなメリットがあるのでしょうか。
- 誰でもシステム構築ができる
- 開発のスピードが早い
- 人件費を抑えられる
順番に紹介していきます。
1.誰でもシステム構築ができる
先述したように、ノーコードなら専門知識がなくてもドラッグ&ドロップで操作が可能です。
そのため「どこの部署の社員であっても」「ITに精通していなくても」問題なく操作することができます。
2.開発のスピードが速い
ノーコードツールの場合、開発がスピーディーに行えます。
たとえば外部に委託してシステムを作ってもらうと、数ヶ月以上の時間がかかってしまいます。
またローコードで作る場合においても、コーディング作業があるため構築に時間がかかります。
一方、ノーコードであれば専門知識が不要であるため、短期間でシステムを構築することができます。そのため開発のスピードが速いと言えるでしょう。
3.人件費を抑えられる
ノーコードツールは人件費を抑えることができます。
ノーコードは、開発に特別なスキルが要りません。
それゆえエンジニアを雇う必要がなく、人件費を抑えることが出来るのです。
ノーコードでデータベースをつくるときの2つの注意点
ノーコードでデータベースをつくるときに気を付けたいポイントをまとめたので、紹介していきます。
- 定型的なことしかできない
- 海外製が多い
順番に紹介していきます。
1.定型的なことしかできない
ノーコードは、柔軟にさまざまなことができるという訳ではありません。
一般的なことであれば対応できますが、特別にこだわりたいことがある場合は不向きです。
たとえば、「画面の色やボタンの位置など、細部までオリジナルに作り込みたい」という場合、ノーコードでは満足できないでしょう。
そのような場合は自社で独自開発をしたり、ローコードで開発する必要があります。
また自社独自の機能を入れ込みたいという場合も、ノーコードツールの通常機能では出来ないため、別途有償で対応することがあります。
なお、繰り返しになりますが一般的なデータ管理であれば、問題なくノーコードで対応することができます。
2.海外製が多い
ノーコードツールは海外製のものが多いです。
海外製の場合、サポートやマニュアルが英語のみの場合もあるため注意が必要です。
また日本語に対応しているというツールであっても、実際には文章が読みづらいことも。
海外製を検討する場合は、次のことを事前に確認しておきましょう。
- サポートやマニュアルは日本語に対応しているか
- サポートはメールのみor電話やその他のツールもあるのか
- サポートは別途費用を要するのか
ノーコードのデータベースおすすめ2選
ノーコードデータベースのおすすめを2つ紹介していきます。
どちらも国内製のツールで、社内のデータを一元管理できるものになります。
- PigeonCloud(ピジョンクラウド)
- kintone(キントーン)
順番に紹介していきます。
1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータ管理ツールです。
直感的な操作性なので、普段ITツールに疎い方でも問題なく使用することができます。
そんなPigeonCloudの魅力は「低価格」と「標準機能の充実」と「サポート力」にあります。
「低価格」については、他の製品と比べると基本料金がリーズナブルなうえ、「同時ログインプラン」があります。
同時ログインプランというのは、「全員分登録したいけど、毎日使うユーザーは少ない」という企業に最適なプランです。
使った人数分の支払いなので、お得に利用することができます。
標準機能については、他社ではオプションであるような「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番」、アンケートフォームなどで使う「フォーム機能」などが標準装備しています。
そして「サポート」については、例えば一般的な製品の場合、具体的な画面設計については社内のご担当の方が行います。
ですがPigeonCloudの「サポート」の場合、画面設計などを無料でお手伝いすることができるので、ご担当の方の負担が少なく、スムーズに使っていくことができます。
PigeonCloudは、社内のさまざまなデータを一元管理できるツールです。
たとえば・・
顧客管理、プロジェクト管理、問い合わせ管理、営業支援、勤怠管理、商談管理、議事録管理、契約管理、在庫管理、メッセージ機能、採用管理・・・
その他にも幅広い用途に使うことができます。
- ユーザー数プラン 800円~1,000円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- 低価格
- 手厚いサポート
- 直感的な操作性
- 社内のデータを一元管理
- 自動集計・計算機能
- グラフ機能
- 帳票出力機能やルックアップ自動取得など、高度な機能が標準装備
- スマホ、タブレットOK
- 同時ログインプラン
- データ容量100GB
公式サイト:PigeonCloud
2.kintone(キントーン)
kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のデータ管理ツールです。
直感的な操作性なので、どんな方にも使いやすい製品となっています。
そんなkintoneの魅力は、「充実したコミュニケーション機能」と「豊富な拡張機能」にあります。
「コミュニケーション機能」については、kintone上で簡単にチームメンバーと連絡をとることができます。
チャットやSNSのような機能も付いていますので、在宅勤務や外出先でも多くのコミュニケーションをとることが可能。
そして「拡張機能」については、kintoneの標準機能でできないことであっても、外部連携を行うことで出来るようになるということです。
たとえば、kintone単体では「メルマガ機能」は付いていませんが、「配配メール」と外部連携を行うことで、kintoneと「配配メール」が連携されます。
すると、kintoneの情報を「配配メール」上で利用でき、円滑にメルマガ配信ができるようになります。
このようにkintoneでは、様々なサービスを拡張・連携することができるのです。
しかし、この「配配メール」の利用料は別途支払いが必要になりますので、注意が必要です。
kintoneは、社内のさまざまなデータを一元管理できるツールです。
たとえば・・
顧客管理、プロジェクト管理、問い合わせ管理、営業支援、勤怠管理、商談管理、議事録管理、契約管理、在庫管理、採用管理・・・
その他にも幅広い用途に使うことができます。
- ライトコース 780円/一人あたり(拡張機能なし)
- スタンダードコース 1,500円/一人あたり(拡張機能あり)
※公式サイトでは、スタンダードコースをおすすめしています。
- 豊富な拡張機能
- コミュニケーション機能が充実している
- 直感的な操作性
- 社内のデータを一元管理
- 自動集計・計算機能
- グラフ機能
- スマホ、タブレットOK
公式サイト:kintone
PigeonCloudとkintoneの違いについては、こちらの記事で詳しくまとめています。参考になると思いますのでぜひご一読ください!
まとめ
この記事では、ノーコードのデータベースについて詳しく解説してきました。
ノーコードツールはいろいろな種類があります。そのため「選び方が難しい」といった声をいただく機会が度々ありました。
今回紹介した選び方で、適切にツールを選んでいただければ、おのずと自社に合うツールに巡り合えるはずです。
また紹介したおすすめツールはどちらも国産ツールで、使い勝手が良いものです。
両製品とも1ヶ月間の無料トライアルを実施しておりますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
また、製品の公式サイトを見ていても、具体的にイメージができないことがあるかもしれません。
そんなときは、問い合わせフォームやオンライン相談から、提供会社へ気軽に相談してみてくださいね。
皆さんが、より良いノーコードツールに巡り合えることを願っております。
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