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2022.02.24 データベース

エクセルでデータ管理するときのコツ5つをご紹介!

「エクセル操作にあまり慣れていないけど、データ管理を任されてしまった」

「今あるデータをもっと効率的に管理していきたい」

「どうすれば上手くデータ管理できるか知りたい」

このような気持ちを抱えていませんか。


この記事では、エクセルでデータ管理をする際に知っておいてもらいたいことをまとめました。ぜひ最後までご覧ください!

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エクセルでデータ管理するならデータベース化しよう!

Excelは身近なツールです。身近であるため、我流でデータを管理してしまう人は多いでしょう。
我流で管理していると、データ量が増えていくなど、使い続けるうちに問題が生じる恐れがあります。

そこで「データベース化」が役に立ちます。

データベース化とは、「集めたデータを使いやすいよう整理した状態」のことを言います。
エクセルの場合だと、下表のように表形式で管理することが多いです。

データベース化している下表は、項目が整理され、見やすい形式となっていることが分かります。
またデータの修正や、更新作業も簡単に行うことができます。データ分析をしてマーケティングに活かしていくことも可能です。


※著名な寺社について、Excelでデータベース化してみました。


こちらの記事では、データベース化について詳しくまとめています。ぜひご一読ください。

そもそもデータベース化の意味って?データベースというのは、簡単に言うと「集めたデータを、使いやすいように整理した状態」のことを言います。...

エクセルでデータ管理するコツ5つ

データベース化する上で大切なのは、適切なルールに従ってデータ入力することです。

エクセルは色々なことが出来てしまうため、気を付けないとデータの整合性がとれなくなる恐れがあります。
ここでは、正しくデータ管理をしていくためのルールを5つ紹介していきます。


なお、今回の記事はデータ管理のポイントを紹介しています。データベースの作り方について知りたい方は、詳しく書いた記事もあります。

「Excelって難しそう!だけど仕事で使うから顧客管理の作り方を知りたい。」「顧客数が増えてきたから、今までの顧客管理を見直したい。」「あまり...

「扱うデータが増えてきたので、Excelだと管理しきれなくなってきた。データベースを導入した方がいいんだろうか」「データベースを使ったデータの...

1.入力方法を統一する

データの入力は列ごとに統一しましょう。
下記のように同じ項目が続くから【〃】 や【 同上】 と記載してしまうと、後々の作業でつまずく原因となるため気を付けます。


【NG例】


【OK例】



  • 単位の統一

下記のように単位がバラバラなのも、検索や集計のときに困る原因となります。
1つの単位に統一しましょう。

【NG例】


【OK例】

  • 表記の統一

表記の統一も行いましょう。

「アメリカンショートヘア」とするのか「アメショ」と略称を書くのかなど、事前にルールを決めておきます。
同じ意味のデータを色々な表記で記入すると、ソートや検索をかけるときに失敗する原因となります。


【NG例】


【OK例】

このような問題が起きないように、表記を統一するための表を作ったり、データの入力規制を使ってプルダウン入力することもオススメです。

2.表を分裂させない

下記のように表を分裂させてしまうと、関連のない表だと認識され並べ替えを行っても連動しなくなってしまいます。

例えば年齢でソートを掛けた時、年齢は若い順に並び替えられますが、(名前や種類、値段もそれに連動します)備考の並び順は変わりません。これは大きな失敗につながります。表は連結させましょう。
 

【NG例】

【OK例】

3.セルを繋げない

セルを繋げてしまうと集計が上手くできなくなり、実際の数とデータ上の数が変わってきてしまいます。
データ管理する場合はセルを繋げずに、1セルに1データを入力するようにしましょう。


【NG例】


【OK例】

4.色で分類しようとせず項目で分類する

下記では「売却済」と「販売中」の猫を区別するため、「売却済」のみ色を変えて区別しています
この方法は、目に入ってきやすいのですが、ソート・検索等が出来なくなってしまいます。
 

【NG例】

このような場合には、下記のように新たに【売却済】という項目を作って、管理していきましょう。
こうすることで「販売中」だけを上に固めて表示することが可能になり、効率的にデータ管理していくことができます。


【OK例】

5.確実に識別できるようにする

データ数が増えてくると「情報が同じ商品」が出てくる可能性があります。
すると情報が同じなので、入力ミスなのかが分からず、誰かがデータを消してしまう危険性があります。


【NG例】


そのような場合には、確実に判別できる項目を足すようにしましょう。

今回は【id】 を付与することで特定できるようになりました。データベース化する場合は、商品ごとに番号やナンバーを振ると管理がしやすくなりますよ。


【OK例】

エクセルでデータ管理すべきでない4つのケース

エクセルは無料でデータ管理できるところが1番の利点です。
どんなときでも使いたくなってしまうのですが、エクセルは全てが万能という訳ではありません。

なかにはエクセルのデータ管理が向かない場合もありますので紹介していきます。

1.チームで作業する場合

エクセルは、一人で少数のデータを管理していくという場合なら問題ありません。
しかし、複数人で作業をする場合、データの共有がしにくく、同時編集も難しいといったデメリットがあります。

また複数人で作業をする場合、意図しない形式でデータ入力される場合があります。そうなってしまうと、集計作業が上手くいかない要因となります。

2.大量のデータを保存する場合

エクセルは容量が多くなると動きが遅くなり、フリーズしてしまうことがあります。
大量のデータ保存には向かないため、データ量が多くなってきたらファイルを小さくするなど対策が必要です。

3.1つのセルに複数データを入れたい場合

エクセルでデータ管理を行う場合、データの入力規制を使い「プルダウン式」にすることがあります。
その際に、下の例のように該当項目がいくつかある場合は、柔軟に操作することができません。

【例】顧客の趣味についてデータ管理しようとしています。
趣味はプルダウン式で入力することにしました。
NO4の田中さんは、「釣り」と「キャンプ」が趣味ですが、この場合はどちらか一つしか入力することができません。

4.外部ファイルを紐づけたい場合

たとえば、エクセルを使って、「採用時のエントリーシート」や「商品画像」といった外部ファイルをデータベースに入れ込むことはできません。

画像ファイルやPDFファイルといった、外部ファイルも併せて管理したい場合は、Webデータベースソフトなど違うサービスを使いましょう。

エクセル以外でデータ管理するオススメの方法

エクセル以外でデータ管理を行うには、「Webデータベースソフト」を使うという方法があります。


「Webデータベースソフト」とは、クラウド型のデータ管理ソフトです。
エクセルよりも高機能で、使い勝手の良いものが多くあります。


値段は、無料のものから有料のものまでありますが、無料ソフトだとサポート体制が整っていないことが多く使いにくさが生じてしまうでしょう。

データ管理は長期的に行っていくものなので、使い勝手が良くサポート体制の整っている有料ソフトをオススメします。

Webデータベースソフトの特長

  • 共有や同時編集が可能
  • 大量のデータを保存できる
  • 他部署等のデータと連携できる
  • データ分析を行うなど高度な機能が使える
  • 常に最新のデータを表示
  • セキュリティ面が安心

エクセルを使っていくべきなのかどうか、ぜひ一度自分に適した管理方法を考えてみてくださいね。

Webデータベースソフトでオススメってあるの?

WebデータベースソフトでオススメはPigeonCloud(ピジョンクラウド)です。

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。

ノーコードのソフトなので、専門知識は不要です。シンプルな操作性なので、誰でも直感的に操作することができます。

PigeonCloudは、社内のデータを一元管理することができます。たとえば、顧客管理やプロジェクト管理、営業支援や、日報、進捗管理、勤怠登録など幅広く使うことができます。

またPigeonCloudの魅力は、「低価格」であることと、「サポートが手厚い」ということ。
他の製品と比べると、お安いので、Excelからの乗り換えもしやすいです。

価格(月額利用料)
  • ユーザー数プラン 800円~1,000円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


おすすめポイント
  • スマホ、タブレットOK
  • 低価格
  • サポートが手厚い
  • 社内のデータを一元管理
  • 自動集計・計算機能
  • グラフ化
  • コメント機能
  • メッセージツールとの連携
  • 帳票出力

PigeonCloudについて、さらに詳しいことを知るためには資料ダウンロードやお問い合わせフォームから、お気軽にどうぞ。
皆様からのご連絡をお待ちしております。

公式サイト:PigeonCloud

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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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