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2026.09.27 データベース

Zoho Creatorとは?できること・できないこと・料金

Zoho Creatorは、フォーム、ワークフロー、分析、ポータル、APIで業務アプリを作るローコード基盤です。確認日 2026 年 9 月 27 日。Zoho Creator と Zoho CRM は別製品です。CRMの詳細はZoho CRMの記事で解説しています。

比較条件と運営者:本記事は、比較対象のPigeonCloudを提供する株式会社ロフタルが運営します。料金・機能の事実は各社の公式情報で確認し、PigeonCloudが向かない条件も示します。

Zoho Creator(ゾーホー クリエイター)とは

フォーム、データ、処理、分析を組み合わせ、業務アプリを作るサービスです。

  • 入力画面から承認、集計までを一つの基盤で構成できる
  • Web、モバイル、ポータルへ展開できる
  • プランごとにアプリ数、レコード数、APIなどの上限が異なる
30秒で分かる選定ポイント
項目確認内容
業務最初に作る対象
規模利用者、データ、API
機能権限、承認、監査、SSO、連携
契約支払周期、税、アドオン、試用
保守コード拡張の担当

Zoho CRMとの違い

役割が違います。Creatorは業務アプリの作成基盤、CRMは顧客関係管理を目的とする製品です。

Zoho CreatorとZoho CRMの役割
製品中心となる役割本記事での扱い
Zoho Creatorフォームや処理を組み合わせた業務アプリの構築できること、料金、プラン制限、比較を解説
Zoho CRM顧客関係管理料金や評判は専用記事で解説

在庫や申請まで作るならCreator。顧客・商談管理が目的ならCRMも比較対象に入ります。

無料プランと有料4プラン

選択肢は無料、スタンダード、プロフェッショナル、エンタープライズ、フレックスです。

表は横にスクロールできます →

Zoho Creatorの料金と主要上限
プラン年払い(月額相当)月払いアプリ数レコードストレージ
無料――15,000250MB
スタンダード1,130円相当1,700円125,000/ユーザー1GB/ユーザー
プロフェッショナル2,830円相当4,250円無制限100,000/ユーザー3GB/ユーザー
エンタープライズ3,540円相当5,240円無制限250,000/ユーザー5GB/ユーザー
フレックス問い合わせ年間プランのみ個別条件個別条件個別条件

有料プランの価格はいずれも地方税別です。

日本データセンター利用時の注意:2026年9月27日時点。無料プランとは別に、カード不要の15日間無料トライアルがあります。プラン表は米国データセンター版の翻訳で、日本データセンターでは差異が生じる可能性があります。購入前に評価版で確認してください。

Zoho Creatorでできること

公式機能を6領域へ整理します。画面設定とコード拡張は分けて考えます。

Zoho Creatorでできること6機能:フォーム、ワークフロー、分析、マルチデバイス、ポータル、APIと拡張
入力から自動化、分析、外部公開、拡張までを6領域で確認

フォームで業務データを収集・管理する

フォームでは、バーコードや場所を含む30種類以上のデータを収集できます。

  • スプレッドシート、データベース、レガシーシステムからの移行が案内されています
  • Excelのインポート、Google Sheetからの変換、MS AccessやFileMakerの取り込みが案内されています
  • 導入時は既存台帳をそのまま移さず、現場が使う項目へ絞ります

ワークフロー・承認・通知を組み立てる

Zoho Creatorは、ワークフロー、通知、支払い、承認、スケジュールを公式機能として掲載しています。

  • 進捗やプロセスの逸脱を通知します
  • 期限に合わせてレポートやイベント招待メールを送ります
  • 申請と承認の流れや、複数タスクをまとめるカスタムアクションを作ります
  • 処理の拡張にはDelugeを使う場合があり、すべてコードなしで済むとは限りません

レポート・ダッシュボードで分析する

公式ページは、40種類のチャート、KPI、ダッシュボードを掲載しています。

  • 誰が、どの指標を、どの頻度で見るかを決めます
  • 集計元のデータベースやレガシーERPを特定します
  • Webとモバイルで必要な表示を分けます
  • 入力ルールと集計条件をそろえ、必要なKPIを元データから再現できるか確かめます

Web・モバイル・ポータルへ展開する

Webで構築したアプリは、AndroidやiOSでも利用できると公式ページに記載されています。

  • Web、モバイル、タブレットへアプリを展開します
  • 社内外の関係者へアプリ全体または一部を公開します
  • 顧客や取引先へ専用ポータルを提供します
  • ブラウザーの設定言語に応じた多言語表示へ対応します
  • 追加ユーザー、カスタムドメイン、リブランドには条件があります

API・Cloud Functions・SDKで拡張する

標準画面の外まで広げる手段として、REST API、Cloud Functions、SDK、JavaScriptウィジェットがあります。

  • Cloud FunctionsではJavaまたはNode.jsで関数を記述します
  • 再利用可能なJavaScriptウィジェットを作成できます
  • REST APIや接続を利用して外部連携します
  • 標準機能との境界、コード管理、テスト、失敗時の再処理を保守範囲に含めます

クラウド・オンプレミス環境を選ぶ

公式ページは、Zohoクラウドのほか、オンプレミス、Azure、AWSへの配置を掲載しています。

  • オンプレミスとAzure/AWSはベータ表記のため、利用可否と提供条件を契約前に確認します
  • 接続、バックアップ、障害対応の役割を整理します
  • ベータ機能は正式提供が必須の要件と分けて稟議へ記載します
部門別の確認ポイント
機能運用部門情報システム部門
フォーム必要項目と入力手順移行元、重複、権限
ワークフロー承認者不在時の扱い、通知先変更可能範囲、Delugeの保守
分析必要なKPIと確認頻度元データと集計条件
マルチデバイス入力、検索、承認の操作端末別の実機検証
ポータル公開対象と利用者社内外の画面分離、追加条件
API・拡張連携する処理と頻度再処理、更新テスト、障害対応

プラン制限と導入前の注意点

公式表の「-」、明示上限、公式ページに記載がない事項、設計上の注意だけを扱います。未記載を非対応とは判断しません。

無料・スタンダードでは複数アプリを作れない

公式表では、無料とスタンダードのアプリケーション数は各1です。複数アプリを前提にするならプラン選択が変わります。

  • 無料:5,000レコード、250MB
  • スタンダード:25,000レコード/ユーザー、1GB/ユーザー
  • 無料の主要な関係者との共有、高度な項目、コメントの記録は公式表で「-」です
  • レコードは増加量と保管期間、容量は添付ファイルから見積もります

API・ポータル・SSOには上限や追加条件がある

APIや外部呼び出しはプラン別に上限があり、ポータルとSSOには追加条件があります。

表は横にスクロールできます →

プラン別の主な制限と追加条件
項目無料スタンダードプロフェッショナルエンタープライズ
開発者向けAPI250/日250/ユーザー/日500/ユーザー/日1,000/ユーザー/日
外部呼び出し-100/ユーザー/日250/ユーザー/日500/ユーザー/日
ポータルユーザー-3ユーザーまで無料
追加はアドオン
3ユーザーまで無料
追加はアドオン
3ユーザーまで無料
追加はアドオン
SAMLベースSSO-アドオンアドオン適用条件を契約前に確認
監査証跡-ありありあり
カスタマーポータルアドオンは、250人・年間契約選択時の月額14,160円相当です。2026年9月27日に確認し、月間契約時の価格は未取得です。カスタムドメインにもアドオン表記があります。

高度な拡張は開発スキルと実機確認が要る

特に重要な導入確認:Deluge、Java、Node.js、JavaScriptを使う範囲と、画面設定だけで運用する範囲を分け、保守担当者を決めてから試用へ進みます。
  • 既存データの項目、重複、インポートとエクスポート、モバイル操作
  • 利用者ごとの権限、承認者不在時の処理、通知先
  • 必要なKPIの集計条件と更新タイミング
  • API連携の実行頻度、エラー時の再処理、保守手順
Zoho Creator導入前の確認フロー5段階:対象業務、必要規模、拡張境界、プランとアドオン、15日試用
対象業務から試用時の合格条件まで、順番に確認する
15日間の試用では実データを使い、権限、連携、保守手順、条件変更やエラーを一続きで検証します。ベータ提供の条件は、評価版と契約前の問い合わせで確定させます。

Zoho Creator・kintone・PigeonCloudの比較と選び方

機能範囲は異なります。10ユーザー・月間契約・税を含めない参考額を並べます。

表は横にスクロールできます →

3製品の参考比較
比較軸Zoho Creator
スタンダード
kintone
スタンダード
PigeonCloud
ユーザー数プラン
1人月額1,700円1,800円1,100円
5人までは5,500円固定
10人月額17,000円18,000円11,000円
税地方税別税抜税抜
契約周期月払い/年払い単月/単年月額
Creator年払い1人月額1,130円相当——
kintone単年—1人年額21,600円—
最低人数一次情報では未確認10人5人
無料/試用無料プラン
15日・カード不要
30日
人数制限なし・自動有料化なし
恒久無料なし
30日
提供会社ZOHO Japan Corporationサイボウズ株式会社株式会社ロフタル

2026年9月27日時点。10ユーザー参考は月間契約の月額で、機能範囲は異なります。年払いの月額相当と単年契約の年額は別行にし、換算していません。「今回の一次情報では未確認」は非対応を意味しません。

製品別に確認できた事項(今回の一次情報の範囲)

  • Zoho Creator:フォーム、レポート、ページ、ワークフローによるアプリ作成、SAMLベースSSOと監査証跡、自動バックアップ、ベータ表記のオンプレミス・Azure・AWSを確認。
  • kintone:アプリ作成、認証・監査、バックアップ、オンプレミスの4項目は今回の一次情報では未確認。
  • PigeonCloud:Google/Azure Active Directory SSOと更新履歴、自動バックアップ7世代、オンプレミス/専用環境を確認。アプリ作成は今回の一次情報では未確認。

PigeonCloudを業務に当てはめて検討する場合は、近い運用例を探せる業務別の利用例を見る →をご覧ください。

Zoho Creatorが合う条件

ポータルやAPI連携まで一基盤で構成したい組織が候補です。

  • フォーム、承認、分析、モバイルを同じデータでつなぎたい
  • 社内画面と外部ポータルを一つの基盤で運用したい
  • DelugeやCloud Functionsを保守できる
  • アプリ数、API上限、ポータルの追加条件まで見積もれる

kintoneが合う条件

既存CSVを起点にし、最低10ユーザーで外部サービス連携やプラグインを使いたい組織が候補です。

  • CSVからアプリを作成できます。上限は100MB・500列・10万行です
  • 30日無料お試しはスタンダードコースを利用でき、人数制限と自動有料化はありません
  • 必要な連携先とプラグインを試用環境で確かめます

PigeonCloudが合う条件

PigeonCloudは株式会社ロフタルのSaaS製品です。同社はISMS(ISO/IEC 27001)を取得し、初回登録は2024年1月19日、認証機関はJQAです。

合う条件

  • 5ユーザー以上で利用する
  • Google SSO、Azure Active Directory SSO、更新履歴を比べたい
  • オンプレミスや専用環境を相談したい

向かない条件

  • 恒久無料プランが必要
  • 5ユーザー未満で利用したい
  • REST API/Webhookの標準提供が必須

SSO、更新履歴、バックアップ、オンプレミスの提供条件を比べる場合は、PigeonCloudの機能と料金を確認する →をご覧ください。

Zoho Creatorのよくある質問

料金と提供条件を公式情報で回答します。

Q.Zoho CreatorとZoho CRMは同じ製品ですか+
A.別製品です。Zoho Creatorは業務アプリを作る基盤、Zoho CRMは顧客関係管理を目的とします。CRMの料金や評判はZoho CRMの記事をご覧ください。
Q.Zoho Creatorは無料で使えますか+
A.無料プランは1アプリ、5,000レコード、250MBです。有料プランを試す15日間無料トライアルとは別なので、目的に合わせて選びます。
Q.Zoho Creatorの料金はいくらですか+
A.スタンダードは年払いの月額相当1,130円、月払い1,700円です。いずれも1ユーザーあたりで地方税別です。ほかのプランは本文の料金表を確認してください。
Q.Zoho Creatorはオンプレミスで使えますか+
A.公式ページにはオンプレミスがベータとして掲載されています。正式版と同じ条件とはみなさず、利用可否、構成、保守範囲を事前に確認します。
Q.Zoho Creatorとkintoneはどちらが向いていますか+
A.モバイル、ポータル、コード拡張まで一体で検討するならZoho Creator、最低10ユーザーで外部連携やプラグインを使うならkintoneを候補にし、実データで比べます。

まとめ

Zoho Creatorは、入力、処理、分析、ポータル、API連携を一つの基盤で構成したい場合の候補です。

選ぶ前に確認する3点

  • 利用者数、アプリ数、レコード数、容量がプラン上限に収まるか
  • API、ポータル、SSO、コード拡張に追加条件や保守担当が必要か
  • 15日間の試用で権限、通知、連携、出力を実際の業務手順どおり再現できるか

比較後に、自社の要件をPigeonCloudとも照合する

PigeonCloudを確認する

株式会社ロフタルが提供。月額5,500円(税抜)から、5ユーザー、追加は1ユーザー1,100円(税抜)。30日無料トライアルで、恒久無料プランではありません。

参考文献

すべて2026年9月27日確認。Zoho Creatorのプラン表は米国データセンター版の翻訳で、日本データセンターでは差異が生じる可能性があります。

この記事を書いた人
石川 傑也 Takuya Ishikawa
アクセンチュア株式会社を退職後、スタートアップ企業のエンジニアとして様々なサービスの企画・開発に携わる。 その後、株式会社ロフタルを設立。これまでの経験を活かし、DX・業務改善を進めるサービスPigeonCloudを開発。

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