ブログ
2022.03.14 データベース

【検証】中小企業におすすめのCRM(顧客管理システム)6選!ユーザー数別でコストを比較!

「コスパの良いCRM(顧客管理システム)ってどれだろう」

「うちの会社に合ったCRMの選び方やおすすめを知りたい」

「CRMの比較が難しい」

このような思いを抱えていませんか?

この記事では、中小企業に合ったCRMの選び方や、おすすめのCRMをご紹介していきます。
また、そこから更に「コスト」に着目し、実際に利用すると毎月どのくらい費用がかかるのか検証しています。


この記事を読めば、自社に合ったコストパフォーマンスの高いCRMを見つけることができます。

CRMについて関心がある方は、ぜひご一読ください!

シンプル操作で誰でも使える!営業活動を活性化するには「PigeonCloud」

中小企業がCRMを導入すべきたった1つの理由

多くの中小企業では「人手不足」だったり、「一人に与えられた業務量が過多」という現状があります。

今よりも効率的な業務ができれば、残業時間が減り、社員満足度を向上させることができます。

今の時代、効率的な仕事に欠かせないのがIT化。自社で顧客情報を取り扱っているなら、まずはCRMの導入を検討しましょう。
ここからはCRMを導入すべき理由を紹介していきます。

業務の効率化ができる

・かんたんな資料づくり

CRMを導入すると、エクセルの集計作業や資料づくりの時間が大幅に改善します。


どこの会社にも、数字の全角半角やグラフの種類など、細かい部分までチェックする人っていますよね。部下は、上司を納得させる資料づくりが必要で、想定以上の時間がかかってしまったりするのです。

CRMを導入すれば、自動入力機能、自動でデータのグラフを表示する機能が付いています。初めから資料づくりをしなくていいので、多くの時間と労力を削ることができます。

さらに、簡易的な会議であれば、資料作成はせずにCRMだけで議論ができてしまいます。


・入力ミスがなくなる

紙やエクセルで行う顧客管理は、入力ミスや書き間違いが起きやすいというデメリットがあります。

資料作成後にデータのミスが判明すると、また作り直しとなり、多くの気力と時間を奪われてしまいます。

CRMを導入すると、自動集計機能で計算ミスや入力ミスが起きにくくなります。

万一、入力に誤りがあったとしても、履歴が残っているので、該当箇所を修正すればすぐに解決します。

中小企業がCRMを選ぶときの4つのポイント

中小企業がCRMを選ぶときに気を付けたいポイントは4つあります。

  1. コスト
  2. 使いやすさ
  3. サポート体制
  4. データ容量

順番に見ていきましょう。

1.コスト

大企業に比べて多くの中小企業は、潤沢な予算がないため、CRMに割けるコストも少ないと思います。ですので、なるべく安価なCRMを選ぶ必要があります。

月額利用料はもちろん、初期費用の有無についても確認します。


また基本機能の中にどんな機能が含まれているか、といったことも知っておきましょう。

たとえば、事前に基本機能を確認しておかないと「よく調べてみると、この機能は基本機能の中に入っておらず、追加料金を払わなければできないことだった」という事態に陥ってしまいます。

CRMを通して自社が実現したいことは何か、それは基本料金内でできることなのかといった視点で、サービスを吟味することも必要です。

この記事ではおすすめのCRM6選の中から、さらにコストを徹底比較しています。コスパの良いCRMを知りたい方は、ぜひ最後までお読みください!

2.使いやすさ

CRMを選ぶときは、新しい機器の操作に抵抗を感じやすいベテラン世代にも、簡単に使えるものを選ぶようにしましょう。

簡単なものを選ぶコツは、シンプルなデザインのものを選ぶことです。


様々な機能がついていると、できることは増えますが、使いにくさを感じてしまうことも多いのです。

多くのCRMでは無料トライアルの期間を設けています。使ってみないと、実用性は分からないので、気軽に申し込んでみましょう。

また自社では、主に誰がどのようにして使うのかといったことも念頭に置いて、検討する必要があります。

あなたの会社の場合、CRMを導入したら、現場の営業担当のみが使用しますか?それとも、PC画面から管理職も見られるようなものがいいですか?

多くのCRMサービスの場合、モバイル対応はしているので、出先で使うことはできますが、逆にモバイル対応のみのサービスもあったりしますので、自社に合うものを選ぶようにしてください。

3.サポート体制

新たにCRMを導入した場合、どんなに使い勝手の良いものであっても、導入後は分からないことがたくさん出てくるでしょう。そのためサポート体制はしっかり確認しておきます。

各社のサポート充実度を見るときは、次のようなことを中心に確認してください。

  • メールの有無
  • 電話の有無
  • 電話の繋がりやすさ
  • ZoomやSlackやChatWorkが対応可能か
  • サポートを受けられる時間
  • 導入後のサポート
  • プラスで何か手厚いサポートがあるか

CRMの提供会社によっては、「スタンダードコース」や「プロコース」といった、さまざまなプランを用意していることがあります。安価なプランには、サポートがメールだけの場合がありますので、よく確認するようにしてください。

中には、「既存データの移行」をサポートしてくれるところもあります。

データ移行は、基本的には自身で行わなければならず、その際、有料の業者に依頼すると高額な費用をとられますので、その辺りまでサポートの行き届いているものだと安心です。

また外国産のCRMについては、マニュアルの用語が分かりにくいなど、実用面で困ることもありますので、サポート体制は慎重に確認しておきましょう。

4.データ容量

意外と盲点なのがデータ容量です。
自社のデータ量がCRMに収まらなければいけませんので、事前に確認しておくようにします。

たとえば、「ユーザー数無制限プラン」があるCRMの場合、データ容量は少なめに設定していることがあります。「ユーザー数は何百人でも構わないけど、5GB以上のデータは管理できない」というように、容量に制限があるということですね。

こうなると、常々データの上限を気にしながら仕事をしなければならず、煩わしく感じることもあるでしょう。

自社のデータ量はどの程度なのか、また今後データ量は増える見込みがあるのかといったことを事前に確認し、容量に余裕のあるCRMを選定しましょう。
もし分からなければ、CRM業者に相談してみてください。

中小企業におすすめのCRM6選

ここからは、中小企業におすすめのCRMを6つ紹介していきます。

  1. PigeonCloud
  2. kintone
  3. Knowledge Suite
  4. zohoCRM
  5. GENIEE SFA/CRM
  6. GEOCRM

順番に見ていきましょう。

1.PigeonCloud

概要
勢いのあるベンチャー企業の国産データベースツールです。

CRM機能やSFA(営業管理ツール)機能をはじめ、フォーム作成やメルマガ機能といったMA(見込み顧客管理ツール)機能も使うことができます。

日報管理や商談管理、タスク管理なども可能で、営業活動を活性化することができます。


その他にも、退勤管理や採用管理、議事録管理など幅広い業務に使うことができます。まずは、営業部門からスモールスタートとして使い、後々全社導入する使い方も可能。


データ容量は100GBまでと大容量なのが特長。シンプルな作りで誰でも簡単に操作できるところが魅力です。データ移行を無料で行ってくれるなど、サポート面も充実しています。

コスト

  • ユーザー数プラン 800円~1,000円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


無料トライアル

  • 1ヶ月間

2.kintone

概要
データベースツールで最も知名度の高いものがkintoneです。

CRMに特化したサービスではありませんが、CRMやSFAの機能をそろえています。案件管理や問い合わせ管理や日報管理など必要なサービスが充実しています。多機能なので、様々なことに応用が利きます。


また有料なものが多いのですが、拡張機能に優れていることが特長です。チャット機能で、社員同士のコミュニケーションもとることができます。公式HPには動画が豊富で、セミナーなども毎日のように行われています。


コスト

  • ライトコース:780円/月(拡張機能なし)
  • スタンダードコース:1,500円/月(拡張機能あり)

無料トライアル

  • 30日間

3.KnowledgeSuite

 概要
グループウェア、SFA、CRM、問い合わせ管理、集計分析ツール、名刺管理などといった機能がついたCRMサービスです。
1法人ごとの契約で、ユーザー数無制限という点が大きな特徴です。ですが容量制限がありますので、その辺りを考慮して使う必要があります。
万一、超過してしまったら課金して容量を増やすことができます。

コスト

  • SFAスタンダード:50,000円/月 ※ユーザー数無制限※容量5GB
  • SFAプロフェッショナル:80,000円/月 ※ユーザー数無制限※容量50GB


無料トライアル

  • あり

4.zohoCRM

概要
CRMやSFA機能に加えて、MA機能も兼ね備えた、営業を強化するCRMです。


電話やメールなどで行われる、顧客とのコミュニケーションをCRM内で一元管理することができます。またデータに基づき、営業アプローチのタイミングを提案してくれます。
AIを取り入れているので、数値の推測や顧客への連絡に最適な時間提示などを行ってくれます。

世界25万社で導入されており、営業活動の支援につながっています。

コスト

  • スタンダード1,440円/月(200MB)
  • プロフェッショナル2,400円/月(10GB)
  • エンタープライズ4,200円/月(10GB)
  • アルティメット5,400円/月(10GB)


無料トライアル

  • 15日間あり

5.GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)

概要
CRMとSFAに特化した国産のCRM/SFAツールです。
直感的に設定、入力、分析を行うことができます。プロコースとエンタープライズコース限定ですが、名刺管理や帳票連携、MA連携、商談プロセス管理などの機能も使うことができます。


サポート体制が手厚く、希望があれば、導入支援や導入後に定期ミーティングを行うといったフォローを行ってくれます。

コスト

  • ライト:1,480円/月
  • スタンダード:2,980円/月
  • プロ:4,980円/月
  • エンタープライズ:9,800円/月


無料トライアル

  • 15日間あり

※注意事項

  • 10ユーザー以上で利用可能
  • 最低利用期間は1年間
  • 初期費用が別途発生


6.GEOCRM

概要
見込み顧客育成を目的とするモバイルCRMサービスです。

外出先で資料が手元になくても、見込み顧客の情報や訪問先をモバイル上で把握できます。地図上に顧客の情報が表示されるので、効率的に営業活動が可能です。

様々な特許技術を取得しており、高パフォーマンスの営業が可能になります。

コスト

  • スタンダード:1,800円/月 ※別途初期費用50,000円
  • プロフェッショナル:2,400円/月 ※別途初期費用100,000円


無料トライアル

  • あり

※注意事項

  • 最低10名以上で利用可能
  • 最低利用期間は12ヶ月
  • データ容量は1ユーザー×1GB


中小企業におすすめのCRMをユーザー数別に比較!コストを徹底検証

CRMを選ぶとき、毎月のコストは少しでも安い方が良いですよね。

先ほどあげた6社のうち、特に安価なサービスの4社を比較検討してみました。
ユーザー数については、20,50,70,100,150ごとに分けて比較しています。

複数プランあるサービスの場合は、最も安価なプランで計算していますので、ご注意ください。

 

 月額料金20人50人70人100人150人
PigeonCloud800~1,000円
/一人あたり
18,000円42,000円58,000円82,000円122,000円
kintoneライトコース
780円/月
15,600円39,000円54,600円78,000円117,000円
Knowledge
 Suite
スタンダード
50,000円/法人
50,000円50,000円50,000円50,000円50,000円
zohoCRMスタンダードプラン1,440円/月28,800円72,000円100,800円144,000円216,000円

ユーザー数で見る月額利用料の比較表


※KnowledgeSuiteは法人単位の契約で、ユーザー数無制限という特徴があります。ユーザー数が何名であっても、月額利用料は変わらないのですが、データ容量が一律なのでご注意ください。(スタンダードプランは5GB)


PigeonCloudはプラン選択がないため、誰でも最高級のCRMを使うことができます。他社で安価なプランを選択し、できることが減ってしまうのならPigeonCloudを選択することをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、中小企業に合ったCRMの選び方やおすすめCRMを紹介してきました。

最後に、導入前には必ずトライアルを行うようにしましょう。トライアル期間では、実際に使う頻度の高い、営業担当などに意見を聞きながら、自社に合うのか考えていきましょう。

CRM導入の際は、まず少人数からスモールスタートし、使い勝手を確かめてから、導入の幅を広げていくのが良いと思います。

この記事を通して、自社に合うCRMを見つけていただければ幸いです。

「Excelって難しそう!だけど仕事で使うから顧客管理の作り方を知りたい。」「顧客数が増えてきたから、今までの顧客管理を見直したい。」「あまり...


シンプル操作で誰でも使える!営業活動を活性化するには「PigeonCloud」

この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
データベースやExcelに関するお役立ち情報を発信中です! ITを通して、皆さまの仕事に“プラスα”をお届けします。