【必見】中小企業におすすめのCRM(顧客管理システム)6選!導入すべき理由や、選ぶときのポイントを解説
目次 [非表示]
「コスパの良いCRM(顧客管理システム)ってどれだろう」
「うちの会社に合ったCRMの選び方やおすすめを知りたい」
「CRMの比較が難しい」
このような思いを抱えていませんか?
CRMなどのデータ管理系のシステムは、年々導入数が増えており、今や社内の業務効率化にとって欠かせないソフトとなっています。
導入数が増えているということは、システムの供給側も増えているということ。
現在では各社から数多くのCRMが販売されています。
となると、どの製品を選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
この記事では初心者でも分かりやすいよう、顧客管理システムの選び方や導入すべき理由をしていきます。
CRMに関心がある方は、ぜひご一読ください!
中小企業がCRMを導入すべき理由
中小企業がCRMを導入するべき理由はどんなことがあるのでしょうか。
- 資料づくりが簡易化する
- 入力ミスがなくなる
- 社員満足度が上がる
- DXの一助となる
順番に解説していきます。
資料づくりが簡易化する
CRMを導入すると、集計作業や資料づくりが簡易化します。
CRMには自動入力機能や、自動でデータのグラフを表示する機能が付いています。
これらの機能を活用することで、資料づくりにかける時間を短縮することができます。
入力ミスがなくなる
紙やエクセルで行う顧客管理は、入力ミスや書き間違いが起きやすいというデメリットがあります。
資料作成後にデータのミスが判明するとまた作り直さなければならず、多くの時間を奪われてしまいます。
CRMを導入すると、自動集計機能で計算ミスや入力ミスが起きにくくなるというメリットがあるのでオススメです。
社員満足度が上がる
CRMを導入すると、入力作業や集計作業、資料作成にかけていた時間が削減され、社員の負担が減ります。
残業時間も少なくなり、社員の満足度も向上するでしょう。
DXの一助となる
近頃は各企業において、DXに取り組むことが求められています。
しかし未だに紙管理や各自でExcel管理をしている企業が多くあります。
CRMの導入だけでDXとなるわけではありませんが、CRMの導入が足掛かりとなり社内のデジタル化の促進、そしてゆくゆくはDXへと繋がるかもしれません。
中小企業がCRMを選ぶときの4つのポイント
中小企業がCRMを選ぶときに気を付けたいポイントは4つあります。
- コスト
- 使いやすさ
- サポート体制
- データ容量
順番に見ていきましょう。
1.コスト
コストを重視する企業は多いと思います。
CRMのコストはピンキリです。
機能が豊富で価格が高いものもあれば、最低限の機能性で安価な製品もあります。
多くの製品が初期費用不要となっているように思いますが、なかには費用が発生するものもあるので気を付けましょう。
また自社で使いたい機能については、事前に確認しておきましょう。
CRMを導入したとしても、使いたい機能が標準機能に備わっていないことがあるのです。
すると、別途追加費用を支払って、機能を追加しなければならなくなることもあります。予想以上にコストがかかってしまう要因になるので気を付けましょう。
2.使いやすさ
システムの使いやすさは重視した方が良い項目です。製品によってかなり違いがあることだからです。
多機能な製品だとごちゃごちゃとしているように感じられ、逆にシンプルな製品の方が、使い方が明快で分かりやすいとなることも。
使いやすさを見極めるためにも、トライアルを設けている製品については積極的に利用していきましょう。
3.サポート体制
CRMはどんなに使い勝手の良いものであっても、導入後は使い方に悩むことが出てくるでしょう。そのためサポート体制はしっかり確認しておきます。
各社のサポート充実度を見るときは、次のようなことを中心に確認してください。
- メールの有無
- 電話の有無
- ZoomやSlackやChatWorkが対応可能か
- サポートを受けられる時間
- プラスで何か手厚いサポートがあるか
CRMの提供会社によっては、「スタンダードコース」や「プロコース」といった、さまざまなプランを用意していることがあります。安価なプランはサポートが手薄なことがあるため注意しましょう。
また、なかには「既存データの移行」をサポートしてくれるところもあります。
データ移行は基本的には各自で行わなければいけませんが、そのあたりまでサポートしてくれるようなサービスだと安心です。
また外国産のCRMについては、マニュアルの用語が分かりにくいなどといった口コミも多くありますので、サポートは慎重に確認するようにしましょう。
4.データ容量
意外と盲点なのがデータ容量です。
自社のデータ量が収まらなければいけませんので、CRMの容量については事前に確認しておくようにします。
たとえば、「ユーザー数無制限プラン」があるCRMの場合、データ容量は少なめに設定していることがあります。「ユーザー数は何百人でも構わないけど、5GB以上のデータは管理できない」というように、容量に制限があるということですね。
こうなると、常々データの上限を気にしながら仕事をしなければならず、煩わしく感じることもあるでしょう。
自社のデータ量はどの程度なのか、また今後データ量は増える見込みがあるのかといったことを事前に確認し、容量に余裕のあるCRMを選定しましょう。
中小企業におすすめのCRM6選
ここからは、中小企業におすすめのCRMを6つ紹介していきます。
- PigeonCloud(ピジョンクラウド)
- kintone(キントーン)
- Knowledge Suite(ナレッジスイート)
- zohoCRM(ゾーホーシーアールエム)
- GENIEE SFA/CRM(ジーニーエスエスエー・シーアールエム)
- GEOCRM(ジオシーアールエム)
順番に見ていきましょう。
1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)
概要
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するWebデータベースソフトです。
PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、顧客管理だけでなく汎用的なデータ管理が可能です。
データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。
そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。
またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。
また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。
そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり(月額)
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
公式サイト:PigeonCloud
2.kintone(キントーン)
概要
kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供するデータベースソフトです。
こちらも汎用的に使えるデータベースソフトタイプの製品です。顧客管理だけでなく、案件管理や問い合わせ管理や日報管理など様々なデータを管理することができます。
知名度の高さとコミュニケーション機能の充実性、機能の拡張がしやすいことが特長です。
- ライトコース 1,000円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上から)
- スタンダードコース 1,800円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上から)
- ワイドコース 3,000円/月 1ユーザーあたり(1,000ユーザー以上限定プラン)
公式サイト:kintone
3.KnowledgeSuite(ナレッジスイート)
概要
KnowledgeSuite(ナレッジスイート)は、グループウェア・SFA・CRM・問い合わせ管理・集計分析ツール・名刺管理などといった機能がついたCRMサービスです。
1法人ごとの契約で、ユーザー数無制限という点が大きな特徴です。ですが容量制限がありますので、その辺りを考慮して使う必要があります。
万一、超過してしまったら課金して容量を増やすことができます。
価格
- SFAスタンダード:60,000円/月 ※ユーザー数無制限※容量5GB
- SFAプロフェッショナル:90,000円/月 ※ユーザー数無制限※容量50GB
公式サイト:KnowledgeSuite
4.zohoCRM(ゾーホーシーアールエム)
概要
zohoCRM(ゾーホーシーアールエム)は、CRMやSFA機能に加えて、MA機能も兼ね備えた、営業を強化する外国産CRMです。
電話やメールなどで行われる、顧客とのコミュニケーションをCRM内で一元管理することができます。またデータに基づき、営業アプローチのタイミングを提案してくれます。
AIを取り入れているので、数値の推測や顧客への連絡に最適な時間提示なども行います。
- スタンダード2,400円/月(200MB)
- プロフェッショナル4,200円/月(10GB)
- エンタープライズ6,000円/月(10GB)
- アルティメット7,800円/月(10GB)
公式サイト:zohoCRM
5.GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
概要
CRMとSFAに特化した国産のCRM/SFAツールです。
直感的に設定、入力、分析作業を行うことができます。プロコースとエンタープライズコース限定ですが、名刺管理や帳票連携、Webフォーム連携などの機能も使うことができます。
希望があれば、導入支援や導入後に定期ミーティングを行うといったフォローを行っています。
価格
- スタンダード:29,800円/月(10ユーザー分)
- プロ:49,800円/月(10ユーザー分)
- エンタープライズ:98,000円/月(10ユーザー分)
※注意事項
- 最低利用期間は1年間
- 初期費用が別途発生
公式サイト:GENIEE SFA/CRM
6.GEOCRM(ジオシーアールエム)
概要
GEOCRM(ジオシーアールエム)は、見込み顧客育成を目的とするモバイルCRMサービスです。
外出先で資料が手元になくても、見込み顧客の情報や訪問先をモバイル上で把握できます。地図上に顧客の情報が表示されるので、効率的に営業活動が可能です。
特許技術を取得しており、高パフォーマンスの営業が可能になります。
- スタンダード:1,800円/月 ※別途初期費用50,000円
- プロフェッショナル:2,400円/月 ※別途初期費用100,000円
※注意事項
- 最低10名以上で利用可能(追加IDは5IDごと)
- 最低利用期間は12ヶ月(1年ごとの自動更新)
- データ容量は1ユーザー×1GB
公式サイト:GEOCRM
まとめ
この記事では、中小企業に合ったCRMの選び方やおすすめCRMを紹介してきました。
最後に、導入前には必ずトライアルを行うようにしましょう。
トライアル期間では実際に使う頻度の高い社員に意見を聞きながら、自社に合うのか見極めていきましょう。
導入の際はまず少人数からスモールスタートし、使い勝手を確かめてから、導入の幅を広げていくのが良いと思います。
この記事を通して、自社に合うCRMを見つけていただければ幸いです。
関連記事
関連記事
-
データベース2024.09.11【必見】JUST.DBとkintoneとPigeonCloudの違いを比較!3製品の特徴や共通点について解説
-
データベース2024.08.26【必見】JUST.DB(ジャストディービー)とは?評判や価格、特徴など分かりやすく解説
-
データベース2024.08.19【必見】SmartDB(スマートデービー)とは?評判(口コミ)や特徴など分かりやすく解説
-
データベース2024.08.14【必見】Googleスプレッドシートの8つのメリット・デメリットとは?スプレッドシートの普及率や使うべきケースを解説
-
データベース2024.08.02ペーパーレス化の8つのメリット・デメリットとは?ペーパーレス化の現状やおすすめツールを解説