【必見】アンケート集計のまとめ方について解説!Excelのメリット、デメリットや2つのおすすめツールを紹介
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「アンケートを回収したけど、どうやって集計したらいいのか分からない」
「アンケートってどうやってまとめたらいいの?」
「効率的にアンケートを集計するにはどんなツールがおすすめ?」
このような気持ちを抱えていませんか。
アンケートはまとめ方次第で、分かりやすさに大きな違いが出てきます。
この記事ではアンケートの集計方法や、効果的なグラフの選び方、おすすめツールなどについて解説していきます。
アンケート集計について関心のある方は、ぜひご一読ください。
シンプル操作で誰でも使える!コスパの高いデータ管理ツールは「PigeonCloud(ピジョンクラウド)」
アンケートを集計する3つの方法
アンケートの集計方法は、主に3種類あるので紹介していきます。
- 単純集計
- クロス集計
- 自由記述
順番に解説していきます。
アンケート集計方法1.【単純集計】
単純集計は集計の最も基本のステップです。
単純集計とは一つ一つの設問にどのくらいの人が答えたか、またその回答の内訳などを求める計算式です。
イメージとしては、全体のおおまかな傾向を知りたいときに使う方法です。
具体例を見ていきましょう。
単純集計の例(回答は説明用に作成したサンプルです。)
このように設問毎にどのくらいの人が、どのくらいの割合で各選択肢を回答したかを表示するものが単純集計です。
単純集計は、全体の回答バランスを把握できるというメリットはありますが、より詳しく分析することができないというデメリットがあります。
アンケート集計方法2.【クロス集計】
クロス集計は、単純集計のレベルアップ版の集計方法です。単純集計よりも詳しく分析することができます。
上記の単純集計表は、全体の回答バランスは分かりますが、性別や年代別の割合などは知ることができません。
クロス集計では、単純集計と知りたい項目を掛け合わせて、調査結果をより深く分析することができます。
クロス集計の例(回答は説明用に作成したサンプルです。)
こちらは、先ほどの単純集計を「性別」と「年代」別で詳しく表記しています。
たとえば韓国を選んだのは「女性」が圧倒的に多く、年代別で見ると「10,20代」が多いことが分かります。
このようにクロス集計をすると、単純集計では分からなかったことが見えてくるのです。
アンケート集計方法3.【自由記述の形式】
自由記述には、「文章」で記入する場合と、「数字」で記入する場合があります。
「数字」で記入する場合は、平均値、中央値、標準偏差、最小値、最大値を確認することが重要です。
これらを確認することで、情報に偏りがなく多角的に分析を行うことが出来ます。
Q初めて海外旅行に行った年齢を教えてください。 | |||||
歳 | |||||
自由記述「数字」の具体例
一方、「文章」で記入する場合ですが、まず回答が集まったら自由記述の一覧を作成します。
その後、アフターコーディングなどのやり方でより詳細に集計をしていきます。
Q海外旅行で印象的だった出来事を教えてください。(自由記述) | |||||
自由記述「文章」の具体例
アフターコーディングとは、自由回答を定量的にまとめることを言います。
さまざまな回答を項目ごとに分類し、そのデータを棒グラフや帯グラフ、円グラフなどに可視化していきます。少し手間のかかる作業になります。
アンケートのまとめ方はグラフの使い方で決まる
アンケートで集計したはいいけど、どのグラフを使ったらいいのか迷うときってありますよね。
グラフにはさまざまな種類があります。グラフの選定次第で、自分の考えを的確に相手に伝えることができます。
ここでは、主なグラフを紹介していきます。
- 円グラフ
- 帯グラフ
- 棒グラフ
- 折れ線グラフ
- レーダーチャート
- 散布図
順番に紹介していきます。
1.円グラフ
円グラフは全体を100%として、そのなかに占める構成比を示すグラフです。複数ある選択肢のなかから、どれか一つだけ選んでもらうような「単一回答」のアンケートの集計に向いています。
構成比が大きいものから順に、時計回りに記載していきましょう。
2.帯グラフ
帯グラフは、円グラフと同様に全体が100%となる構成比を示すグラフです。
こちらも「単一回答」の場合に適しています。
複数項目の「比率」を見たい場合、円グラフでは見にくいため帯グラフを使うようにしましょう。
3.棒グラフ
棒グラフは、データの大小を比べたいときに有効なグラフです。
たとえば、「担当者別の売上」を示すときに適しています。
棒グラフは全体が100%となるものではないため、「複数回答」のアンケートの集計に向いています。
4.折れ線グラフ
折れ線グラフは、横軸が「年」や「月」など、連続した変数のときに使用します。「単一回答」でも「複数回答」であっても使うことができます。
5.レーダーチャート
レーダーチャートは、一般的に5種類以上のデータから特性を見るときに使われます。各項目のバランスを見る際に適したグラフです。
6.散布図
散布図は、2つのデータの相関関係を見るときに使用します。
図のように、縦と横のそれぞれの項目に該当する個所に点を付けていきます。
アンケート集計はどのツールで行うべき?メリット・デメリットを解説
アンケートを集計するには、どのようなツールが適しているのでしょうか。
- Excel
- アンケート業務向けのツール
順番に紹介していきます。
Excelを使う
Excelを使ってアンケートを集計したいという方は多いと思います。
Excelにはさまざまな機能が付いており、使いこなすことで集計作業を行うことができます。
- COUNTIF関数
- SUM関数
- INDEX関数
- ピボットテーブル
このような機能で、アンケートの集計をすることができます。
しかしExcelを使いこなせる人なら良いですが、あまり知識のない人がExcelを使って集計を行うとなると多くの時間と労力がかかってしまいます。
またExcelの場合、回収したアンケートのフォーマットがバラバラであることも多いと思います。
その度にデータに手を加えなければならず、転記ミスが生じやすいというデメリットも。
またデータが属人化してしまうため、作業中のデータなどを共有したいと思っても共有に手間がかかるというデメリットもあります。
- 費用がかからない
- Excelに慣れている人なら関数などを使ってアンケートをまとめられる
- 関数などを使うので工数が多く、時間と労力がかかる
- 転記ミスが生じやすい
- データが属人化し、データ共有がしにくい
アンケート向けのツールを使う
アンケートに適したツールを使うと、業務が効率化します。
特にクラウド型のツールなら、データの共有やスマホ利用などができて、使い勝手が良いです。
またツール内で、アンケートを作成・回収・集計・分析業務が完結します。
自動集計・計算機能や、グラフ表示ができるツールもあります。そのため転記ミスのリスクが少なく、作業時間の短縮につながります。
しかし使い勝手が良い分、費用がかかるというデメリットもあります。
- ツール内でアンケートの作成・回収・集計・分析が完結できる
- 転記ミスが生じにくい
- 作業時間の短縮
- 自動集計・計算機能
- 多様なグラフ機能
- スマホ利用
- データの共有
- 有料製品が多い
アンケート集計をまとめるのにオススメのツールを2つ紹介
アンケート業務を行うには、アンケート業務に適したクラウド型のツールがオススメであることを説明しました。
なかでもオススメ製品を2つ紹介していきます。
- PigeonCloud(ピジョンクラウド)
- kintone(キントーン)
順番に紹介していきます。
1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータ管理ソフトです。
社内にあるさまざまなデータを一元管理することができます。
PigeonCloudは、アンケートの作成・配布・回収・集計・分析までをこなすので、効率的にアンケート業務を行うことができます。
アンケート配布については、PigeonCloudに登録しているメールアドレスに「アンケート回答ページのURL」を送付することができます。
回答はデータに紐づいているので、「誰からどんな回答がきたか」ということや、「未回答者リスト」などを簡単に確認することができます。
またPigeonCloudの魅力の一つは、低価格であること。多くのユーザーで使っても、続けやすい価格となっています。
そしてサポートも手厚いためITに苦手意識のある方には心強いサービスです。
上図はPigeonCloudで作成したグラフです。このようにさまざまな種類のグラフを使うことができます。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- メール送信機能 5,000円/ドメイン
※ドメインごとの契約となります。一人あたりの費用ではありません。
※メール送信機能はオプション機能です。
- 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
- スマホ、タブレットOK
- ノーコード
- さまざまな業務に使える
- AIで業務システムを自動で作成
- 低価格
- 同時ログインプランあり
- データ容量100GB
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツール等との外部連携
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載
PigeonCloudは、アンケート業務に特化したサービスではありません。社内のデータを一元管理できる「Webデータベース」です。
Webデータベースには、スマホ利用やデータ共有がしやすいといった特長があります。詳しくは、こちらの記事をご一読ください。
公式サイト:PigeonCloud
2.kintone(キントーン)
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型のWebデータベースです。
こちらも、アンケート業務に特化したサービスではありません。社内のさまざまなデータを一元管理することができるツールです。
kintoneは、アンケートの回収や集計業務を効率化するのに便利なツールです。ワンクリックで集計できて、グラフ化することができます。
またコミュニケーション機能にも優れており、kintone上でチームメンバーと議論をすることもできます。
- ライトコース 1,000円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
- スタンダードコース 1,800円/月 1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
- ワイドコース 3,000円/月 1ユーザーあたり(1,000ユーザー以上)
- 認知度が高い製品
- PC、スマホ、タブレットOK
- 自動集計・計算機能
- グラフ化
- コミュニケーション機能
- 回収や集計業務を効率化
公式サイト:kintone
PigeonCloudとkintoneの違いについては、こちらの記事をご参照ください。
アンケート集計をまとめるときに気を付けたい3つのポイント
アンケートを集計するときに気を付けてほしいことをまとめました。
- 単純集計からクロス集計へ
- 適したグラフを使う
- アンケート業務に適したツールを使う
順番に見ていきましょう。
1.単純集計からクロス集計へ
集計をするときには、はじめに単純集計を行いましょう。
単純集計をすることで、全体のおおまかな回答状況を把握することができます。そこから詳しく知りたいところに絞ってクロス集計を行っていくと、効率的に分析することができます。
2.適したグラフを使う
先述しましたが、データを適切に伝えるためには正しいグラフ化が必要です。
万能なグラフというものはなく、いずれも用途があります。
適切なグラフを選んで、分かりやすくアンケートをまとめられるように心がけましょう。
3.アンケート業務に適したツールを使う
Excelで集計や分析作業を行っていると、多くの時間と労力がかかります。
また転記することが多いと、その分入力ミスのリスクが上がります。
このようなデメリットもあるため、Excel上級者でなければアンケート業務に適したツールを使った方が賢明でしょう。
おすすめのアンケート集計ツールまとめ
この記事では、アンケートの集計作業のまとめ方について解説してきました。
アンケートを集計、分析するのは骨の折れる作業です。Excelで行う場合は工程がたくさんあるため、ミスに気をつけて作業をするようにしましょう。
より効率化を求める方には、クラウド型のツールがオススメです。記事のなかで紹介した製品は、どちらも1ヶ月の無料トライアルを行っています。
もし気になる製品があったのなら、無料トライアルで使い心地を確認してみてください。
また公式サイトを見ていても、具体的にイメージがわかないこともあるかもしれません。そんなときは、ぜひお問合せフォームなどから提供会社に相談してみてくださいね。
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