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2025.11.10 データベース

【必見】kintoneってノーコード?導入する6つのメリットやノーコードツールの限界を解説

「kintoneってノーコード?」

「ノーコードってどんなことができるの?」


こんな気持ちを抱えていませんか。


kintoneはサイボウズ株式会社が2011年から提供開始したクラウドツールです。kintoneは国内で人気のツールで、多くの中小企業に導入されています。


そんなkintoneですが、「ノーコード」なのかどうか分からないといった声が聞かれています。


この記事ではkintoneがノーコードなのかといったことや、ノーコードの意味、kintoneを通してどんなことができるのかといったことについて解説していきます。


kintoneに関心のある方はぜひご一読ください!

ノーコードとは?

最近よく耳にする「ノーコード」という言葉。そもそも、ノーコードとはどのような意味なのでしょうか。


ノーコードとは、プログラミングの知識がなくてもシステムやアプリを作れる仕組みのことを言います。

ノーコードツールなら、現場の担当者が自分で使いやすいアプリを作り、業務を改善していくことができます。


従来は、業務システムを作るとなると専門知識のあるエンジニアに依頼し、時間とコストをかけて自社専用のシステムを作るというのが一般的でした。


しかし2010年代初頭から「ノーコード」という概念が広まりだして、その手軽さから急速に普及するようになったのです。


では、kintoneとはノーコードなのでしょうか。プログラミング知識がなくてもシステム設計していけるのでしょうか。

kintoneはノーコード?

kintoneはノーコードツールです。専門知識不要で、業務アプリを作成できるクラウドサービスです。


画面上でドラッグ&ドロップしていくだけで、自社に合った管理システムを簡単に構築することができます。


たとえば、


  • 顧客リストを管理するアプリ
  • 案件ごとの進捗を可視化するアプリ
  • 問い合わせ対応の履歴をまとめたアプリ


これらをノーコードで、現場の社員だけで作成・更新できるところがkintoneの特徴です。

ノーコードツールであるkintoneを導入する6つのメリット

では、ノーコードツールであるkintoneを導入するメリットとはどんなことがあるでしょうか。


  1. 現場主導でシステム開発できる
  2. 脱Excelに繋がる
  3. テンプレートやAI機能ですぐに始められる
  4. 開発コストを抑えることができる
  5. 業務に合わせて柔軟に変更できる
  6. 情報が分散せずに一元管理できる


順番に解説していきます。

1.現場主導でシステム開発できる

kintoneは、ドラッグ&ドロップでアプリを作っていけるノーコードツールです。

そのため、現場の担当者が自分たちで必要なシステムを作成・改善していけます。


IT部門へアプリの作成を依頼して何週間も待つという状況から解放され、業務改善がスピーディーに進みます。

2.脱Excelに繋がる

kintoneを導入するメリットに、脱Excelができるということがあります。

Excelは便利ですが、ファイルが散乱したり、最新データが分からなくなったり、チーム作業にも不便です。


kintoneならデータをクラウド上で管理しているため、情報がまとまっています。検索や更新作業も簡易化され、チームでの共有や同時作業、リアルタイムの情報共有も簡単に行えます。

3.テンプレートやAI機能ですぐに始められる

kintoneには多くのテンプレートが揃っています。

営業管理や顧客管理、問合せ管理や日報など、幅広い業務のテンプレートが用意されているので、面倒な設定をせずとも運用開始することができます。


また2025年に導入されたkintoneのAI機能を使うことでも、アプリの作成が行えます。

AIと会話をしながらアプリ作成が行えるので、初めてアプリを作る方でも安心です。

4.開発コストを抑えることができる

kintoneはノーコードでアプリを作れるため、外部の開発会社に依頼する必要がなく、開発費用を大きく削減することができます。


またサーバーやシステムの保守も不要です。kintoneの利用料のみで運用できるので、コストパフォーマンスに優れています。

5.業務に合わせて柔軟に変更できる

kintoneは現場の業務に合わせていつでも項目や画面を編集することができます。


新しい業務が増えたときも、ドラッグ&ドロップで簡単に追加することが可能。変化が多い部門でも柔軟に対応することができます。

6.情報が分散せずに一元管理できる

kintoneを導入することで、Excelやメール、紙やチャットなどに散らばりがちな情報を一つに集約することができます。


kintoneは顧客情報や案件の進捗、申請データなどをクラウド上でまとめて管理することができ、常に最新の状態で共有することができます。


ノーコードツールであるから操作も簡単で敷居が低く、社内の様々な情報をまとめて管理が可能です。

ノーコードツールの限界。kintoneを導入する際の4つの注意点とは

kintoneはノーコードで使いやすい製品です。しかし、ノーコードツールには限界もあります。


ここからはノーコードという側面における、kintone利用時の注意点についてまとめていきます。


  1. 複雑な業務に対応しきれない場合は、機能拡張が必要
  2. 大量データの処理が苦手
  3. ルールがないとアプリが乱立するかも
  4. UIやデザインの自由度は低め


順番に解説していきます。

1.複雑な業務に対応しきれない場合は、機能拡張が必要

kintoneは直感的にアプリを作れるため、日常業務の改善には非常に強いツールです。

ただし、複雑な計算や特殊なワークフローなど、より高度な業務が必要な場合は、ノーコードだけでは難しくなることがあります。


そのようなケースでは少しだけ開発を加える「ローコード開発」や、「外部連携サービスの利用」、「プラグインの導入」で補うことができます。


kintoneの「ローコード開発」とは、基本はノーコードで作りながら、必要なところだけ少し手を加えて機能を強化するというイメージです。

ローコード開発をする場合、コードを書く必要がありますので、専門知識が求められます。


一方、「外部連携サービスの利用」や「プラグインの導入」については、コードを書かずに機能を拡張できるという方法です。

kintoneは多くのサービスやプラグインと連携することができる点がメリットでもあります。


ですが、外部連携サービスやプラグインを導入する際にも、注意したいポイントがいくつかあります。


たとえば出費が増える可能性があることや、複雑になるゆえ管理が難しくなってしまうこと、サイボウズ公式製品でない場合は品質やセキュリティに差がでることなどが挙げられます。


「安易に外部連携やプラグインを導入すべきではない」、といった意見もあるので、まずはノーコードでどこまでできるかといったところを中心に考えていくと良いと思います。

2.大量データの処理が苦手

kintoneは中小規模のデータ管理には十分使えますが、大量のデータを扱ったり、大量の計算処理には向いていません。

そもそもkintoneのデータ容量は一人あたり5GBです。容量追加もできますが、別途費用がかかってきます。


大規模処理については、外部システムに任せるのが現実的でしょう。

3.ルールがないとアプリが乱立するかも

kintoneは誰でもアプリ作りを行えるのがメリットですが、運用するためのルールを決めておかないと、似たようなアプリが乱立する危険性があります。


すると、どれが最新のアプリか分からなくなったり、どこに入力していいのか分からないといった混乱が生まれます。

導入時には運用ルールを作成したり、管理者を決めることや、社員の教育を行う必要があるでしょう。

4.UIやデザインの自由度は低め

kintoneは業務向けにデザインされており、見た目やUIの細かい調整には限界があります。

そのためオリジナリティのある画面や、凝ったデザインにしたい場合は注意が必要です。


ローコードでの開発やプラグインの導入により、ある程度カスタマイズすることは可能ですが、限界があります。kintoneは、デザイン性より業務効率や使い勝手が優先されて作られています。

ノーコードで使えるkintoneの類似製品を紹介

ノーコードツールはkintoneだけではありません。


ここからはkintoneの類似製品を一つ紹介していきます。こちらの製品はkintoneよりも安価で、標準機能も充実しており、データ容量も100GBあります。


kintoneの導入を検討されている方もいると思いますので、こちらの製品もあわせて比較検討してみてください。

ノーコードツールのPigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するWebデータベースソフトです。

PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。


データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。


そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。


PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。


またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。


またkintoneでは別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。


そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。


PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。


価格(月額利用料)
  • ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


おすすめポイント
  • 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
  • 5ユーザー以上から利用可能
  • スマホ、タブレットOK
  • ノーコード
  • さまざまな業務に使える
  • AIで業務システムを自動で作成
  • 低価格
  • 同時ログインプランあり
  • データ容量100GB
  • サポートが手厚い
  • 標準機能が充実
  • データ分析機能
  • クラウド型、オンプレミス型に対応可能
  • チャットツール等との外部連携
  • 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
  • RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載


公式サイト:PigeonCloud


「kintoneに似ている製品って何があるだろう」「kintoneと同じくらいのクオリティで、もっと安価なサービスってないかな?」「kintoneとkintoneの...

まとめ

この記事では、ノーコードツールであるkintoneのメリットや限界点について解説してきました。


kintoneは専門知識が不要のクラウドツールです。現場主導でシステム開発できたり、脱Excelができるなど多くのメリットがあります。


一方ノーコードでできないことは、ローコードでの開発や外部連携サービスの利用、プラグインの導入をすることができます。これらを行うことで、kintoneの機能が拡張され、出来ることが広がります。


しかし、それに伴う注意点もありますので、導入前にしっかり検討することが大切です。


この記事ではkintoneの類似製品であるPigeonCloud(ピジョンクラウド)も紹介しました。興味をお持ちの方は、公式サイトから資料請求や無料トライアルを試してみてくださいね。


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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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