【必見】kintoneって個人利用できるの?2つのkintone代替ツールもあわせて紹介!
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「kintoneを個人で使いたい」
「業務でkintoneを使いたい」
このような気持ちを抱いていませんか。
kintoneはさまざまなデータを管理することができる、クラウドツールです。顧客管理や案件管理、勤怠管理や売上管理などあらゆる業務で活用することができます。
そんなkintoneを、個人かつ営利目的で使いたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、kintoneの個人利用についてまとめていきます。ぜひご一読ください!
kintoneとは
kintoneとは、サイボウズ株式会社が開発・提供しているクラウド型のデータ管理ツールです。2011年からスタートしたサービスで、導入社数は3万社を突破しています。
kintoneはさまざまな業種・業態で活用されています。スマホやタブレット端末にも対応しているため、いつでも・どこからでも作業が行える点がメリットのひとつです。
また機能の拡張性も高く、kintoneの標準機能でできないことでも、プラグインや外部連携サービスなどと連携することで可能になります。
また直感的な操作性も魅力のひとつです。kintoneはドラッグアンドドロップで使えるツールです。専門知識が必要ありませんので、どんな人でも簡単にシステム設計を行えます。
kintoneで個人利用は可能なのか
広告などから、kintoneを使うのはオフィスを構えている中小企業または大企業というイメージがあるかもしれません。
では「個人」で使うことは可能なのでしょうか。
と、その回答をする前に、まずはサイボウズ株式会社の理念について知っていきましょう。
サイボウズ株式会社の理念
サイボウズ株式会社の理念、それは「チームワークあふれる社会を創る」です。
サイボウズ株式会社は1997年の創業以来、製品の提供を通じてさまざまな組織のチームワーク向上に取り組んでいます。
チームワークあふれる組織は、メンバーの幸福度が高く、チームの生産性も高くなります。このような組織を世界中に増やしていくことがサイボウズ株式会社の目標だということです。
そのためユーザー数にはこだわっていると、青野社長は語っています。
サイボウズ株式会社としてはチームでの利用を推奨
このように、サイボウズ株式会社は「チーム」での利用を前提として製品を提供・開発しています。
そのため、各製品には「チームワーク」が良くなるような機能が組み込まれているのです。
kintoneも例外ではなく、コメント機能やスペース機能、スレッド機能など、コミュニケーション機能に富んでいます。
そしてサイボウズ株式会社の製品は、最小ユーザー数も「チームワーク」を想定した人数となっています。
kintoneの場合は2024年秋に最小ユーザー数が改定され、5ユーザーから10ユーザーへと引き上げる形となりました。(ワイドコースを除く)そのため、現在のkintoneは10ユーザー以上の利用を想定した製品だと言えるでしょう。
kintoneは10ユーザー以上が前提!だけど、個人で使うことも可能
以上のように、サイボウズ株式会社はkintoneのターゲット層を「チーム(組織)」としています。
ですが、10ユーザー分の利用料を支払うことができれば、個人でも問題なく利用できるでしょう。(ワイドコースを除く)
しかしチーム利用を前提としている製品ですので、個人で使うとなると必要ない機能も出てきます。利用料も高くつきます。
そのため、こだわりがないのであれば別ツールを使ってデータ管理を行うほうが現実的です。
個人でkintoneを利用するデメリット
では改めて、個人でkintoneを利用するとどんなデメリットがあるでしょうか。
- 利用料が高額になる
- コミュニケーション機能が不要になる
順番に解説していきます。
利用料が高額になる
先述しましたが、kintoneを個人で利用すると、費用が高くなります。最小ユーザー数は10名ですので(ワイドコースを除く)、個人利用の場合でも10名分の利用料を支払わなければなりません。
費用に納得できれば良いと思いますが、毎月かかってくるコストですので負担が大きくなってしまうことが想定されます。
コミュニケーション機能が不要になる
先述しましたが、kintoneはチーム(組織)での利用を想定しています。そのため、チームワークが良くなるよう、多様なコミュニケーション機能が揃っています。
個人で利用する場合、これらの機能が不要になってしまいます。
コミュニケーション機能はkintoneの強みであり、他社にはない魅力のひとつです。そのひとつを享受できないのは、もったいないと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
kintoneの個人利用を諦める場合、その代替ツールは?
ここまで、kintoneはチーム利用を前提としている製品であるということ、kintoneを個人で利用する際のデメリットについて解説してきました。
では、kintoneの代わりとなるツールはどんなものがあるのか?とお考えの方もいらっしゃると思います。ここからはkintoneの代替ツールを解説していきます。
- Access(アクセス)
- PigeonCloud(ピジョンクラウド)
順番に解説していきます。
Access(アクセス)
AccessはMicrosoft社が提供している、データベースソフトです。
Accessについて、耳馴染みが無いという方もいるかもしれませんが、Excelやスプレッドシートなどと同じくOffice製品のひとつです。
データ管理に特化しているツールで、容量は2GBとなっています。
個人から少人数程度で使うことが想定されている製品となっています。価格については買い切りタイプがありますので、経済的に使っていくことが出来ます。
プログラミング知識が必要であるため、kintoneのような専門知識不要で使える製品をお望みの場合はAccessは適していません。またスマホ操作ができないこと、Macユーザーは使えないなどといったことがデメリットとなっています。
- 買い切り型 22,370円(税込)
公式サイト:Access
PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。
PigeonCloudは、kintoneと同様に専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。
個人利用に特化したツールというわけではありませんが、5ユーザー以上で契約可能ですので、kintoneよりもお安く利用することが出来ます。
またkintoneでは別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。
また、データベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。
PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
公式サイト:PigeonCloud
まとめ
この記事では、kintoneの個人利用はできるのかといったことを述べてきました。
kintoneの個人利用はできなくはありませんが、推奨されていません。
なぜならサイボウズ株式会社は、チーム(組織)をターゲット層として製品を展開しているからです。
kintoneの最小ユーザー数も2024年秋に引きあがり、10ユーザー以上からとなってしまいました。
そのため営利目的で個人でデータ管理を行いたい場合は、費用面などを勘案し、別ツールの利用をおすすめします。
たとえばAccess(アクセス)や、PigeonCloud(ピジョンクラウド)といった製品が代替ツールと言えるでしょう。
製品について気になった方は、公式サイトから資料請求や無料トライアルを申し込んでみてはいかがでしょうか。
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