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2025.02.27 データベース

【必見】無料で使えるCRM6選!CRMを選ぶときのポイントや、各製品の特徴や価格など分かりやすく解説

「無料で使えるCRMを探している」

「コストパフォーマンスの高いシステムを使いたい」


このような気持ちを抱えていませんか。


CRMは、顧客情報や営業活動を効率化するために必要なツールです。

ですが「種類が多くて、どれが良いのか分からない」、「費用が高くてチャレンジしづらい」と思っている方も多いと思います。


この記事では、CRMを無料で使えるツールを中心に解説していきます。CRM選びに悩んでいる方は、ぜひご一読ください!

CRMとは

「CRM」とは、「Customer Relationship Management」の略で、日本語にすると「顧客関係管理」になります。


CRMは、顧客との関わりを良好に保っていくため、顧客の情報やコミュニケーションを一元的に管理していくことを目的としたツールです。

無料のCRMと有料のCRM4つの違い

では、無料のCRMと有料のCRMとでは、どんな違いがあるのでしょうか。


  1. コストの有無
  2. 手厚いサポートの有無
  3. 機能性
  4. データ容量や利用人数に制限がある


順番に解説していきます。

1.コストの有無

言わずもがな、無料のCRMは費用がかかりません。

コストを抑えたい場合や、お試しで使ってみたい場合に適しています。

2.手厚いサポートの有無

無料のCRMと有料のCRMとでは、サポートの内容が変わってくる場合があります。


たとえば後述するZohoCRMのサポートサービスの場合、有料プランだと日本語での対応が可能ですが、無料プランだと英語でしか対応されません。


このように無料のCRMの場合、サポートに期待できないこともあります。

導入後も手厚くサポートを受けたい場合は、有料プランが良いでしょう。

3.機能性

無料のCRMは有料のCRMと比べると、できることに差があります。


無料のCRMは顧客管理に必要な最低限の機能は付いていますが、高度なことはできないことが多いです。(詳しくは、各製品の公式サイトをご確認ください。)


どんな機能を使いたいかということは事前に洗い出したうえで、CRMを選ぶようにしましょう。

4.データ容量や利用人数に制限がある

無料のCRMにはデータ容量や利用人数に制限があることが多いです。

容量や利用者数を追加したい場合は、有料プランへ移行することを検討しましょう。

CRMを選ぶときの4つのポイント

CRMには様々な種類があります。どうしたら自社に合う製品を選ぶことができるでしょうか。

ここからは、CRMを選ぶときのポイントを解説していきます。


  1. スマホ対応しているかどうか
  2. コストが適しているか
  3. サポート体制が適しているか
  4. 機能性や操作性は適しているか


順番に解説していきます。

1.スマホ対応しているかどうか

CRMは、営業担当が操作することも多いでしょう。

担当者のなかには、出張先や外出先でCRMを操作したい場合もあると思います。


そのためPCだけでなく、スマホにも対応しているようなシステムだと作業がスムーズにいくでしょう。

2.コストが適しているか

CRMの価格はそれぞれ違います。無料のものから高額なものまで幅が広いです。

多くが、月額や年額で利用料が発生するプランとなっています。


また容量をアップしたり、利用者数を増やしたり、オプションを追加することで費用が上がることもあります。

月々のランニングコストを計算のうえ、導入するようにしましょう。

3.サポート体制が適しているか

サポート体制もチェックしたい項目です。

無料のCRMの場合は、有料の場合と比べるとサポートも手薄なものになってしまいます。


たとえば外国産のCRMの場合、サポートやマニュアルが日本語に対応していなかったり、対応していたとしても不自然な日本語になっていることがあります。


自社に適したサポートを考えて、製品を選ぶことも大切です。

4.機能性や操作性は適しているか

製品やプランによって機能性は異なります。自社で必要な機能について確認しておき、製品を選ぶようにしましょう。


また、操作性も製品によって大きく異なる項目です。無料トライアルなどを通じて、操作しやすいツールかどうか見極めましょう。

無料プランのあるCRM2選

では無料プランのあるCRMを解説していきます。


  1. ZohoCRM(ゾーホーシーアールエム)
  2. HubSpot(ハブスポット)


順番に解説していきます。

1.ZohoCRM(ゾーホーシーアールエム)

ZohoCRM(ゾーホーシーアールエム)は、Zoho Corporationが提供している顧客管理システムです。

Zoho Corporationnの本社は南インドにあり、世界各国に製品を提供しています。


ZohoCRMは、無料プランと有料プランがあります。有料プランにも4つのプランがあり、グレードが高くなるにつれて、出来ることが増えていきます。


無料プランは、3ユーザーまで利用ができるようになっていますが、有料プランと比べて出来ることが制限されています。


またZohoCRMは顧客管理として使うだけではなく、営業支援ツール(SFA)として活用したり、マーケティングツール(MA)としても活用することができます。


モバイル対応もしていますので、スマホでも簡単に操作することができます。


しかし容量が少ないと感じる方もいるかもしれません。


ZohoCRMのデータ容量は、無料プランだと10MB、スタンダードだと200MB、プロフェッショナルだと10GBの設定となっています。

もちろん追加購入はできますが、多くのデータを管理したい場合は、留意しておきましょう。


またZohoCRMは外国産のツールです。基本的に英語ベースであるため、時折理解のしづらさを感じるかもしれません。先述しましたが、無料プランのサポートサービスは英語での回答となっているようです。


ZohoCRMの価格
  • 無料プラン(3ユーザーまで)

<月額契約>

  • スタンダード 2,400円/一人あたり
  • プロフェッショナル 4,200円/一人あたり
  • エンタープライズ 6,000円/一人あたり
  • アルティメット 7,800円/一人あたり

<年間契約>

  • スタンダード 1,680円/一人あたり
  • プロフェッショナル 2,760円/一人あたり
  • エンタープライズ 4,800円/一人あたり
  • アルティメット 6,240円/一人あたり


公式サイト:ZohoCRM

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2.HubSpot(ハブスポット)

HubSpot社は、2006年に米国にて創業されたソフトウェア企業です。

日本を始め、シンガポールやオーストラリア、ドイツなど世界各地に拠点を持っており、135か国以上で利用されています。


直感的な操作性で、問い合わせ状況や営業の活動状況をリアルタイムで確認することができます。


機能や容量の制限はありますが、無料で使えるプランも用意されており、2ユーザーまでなら利用することができます。


なお、こちらも外国産ツールですので、基本的には英語ベースとなっています。そのため、利用中に日本語が理解しづらい場面が出てくる可能性があります。


またHubSpotはCRMだけでなく、MAツールやカスタマーサービスソフトウェアなどといったサービスも展開しているため、必要なツールを組み合わせて利用することもできます。


HubSpotセールスの価格
  • 無料プラン(2ユーザーまで)

<月額契約>

  • Sales Hub Starter  2,400~/月/シート
  • Starter Customer Platform  2,400~/月/シート
  • Sales Hub Professional  12,000~/月/シート
  • Sales Hub Enterprise  18,000~/月/シート

<年間契約>

  • Sales Hub Starter 1,800~/月/シート
  • Starter Customer Platform 1,800~/月/シート
  • Sales Hub Professional  10,800~/月/シート


公式サイト:HubSpot CRM

無料トライアルがあるCRM4選

ここからは一定期間、無料トライアルを試せるツールについて紹介していきます。安価なツールもありますので、あわせて検討してみてください。


  1. PigeonCloud(ピジョンクラウド)
  2. kintone(キントーン)
  3. Salesforce(セールスフォース)
  4. Sansan(サンサン)


順番に解説していきます。

1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は株式会社ロフタルが提供する、国産のクラウド型のデータベースソフトです。

PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。


データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。


そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。


PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。


またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。


そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。


PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。


価格(月額利用料)
  • ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


公式サイト:PigeonCloud

2.kintone(キントーン)

kintone(キントーン)とはサイボウズ株式会社が提供している、国産のクラウド型データベースソフトです。

企業や組織のさまざまなデータを一元管理することができ、業務の効率化に役立つツールです。


幅広い業務に活用することが出来るので、部署や部門を問わずに利用することができます。スマホやタブレット端末からのアクセスも可能で、テレワークにも活用しやすいでしょう。


また、kintoneは機能の拡張も可能になっています。


kintoneの標準機能で出来ないことであっても、プラグインや外部連携サービスなどを活用することで、使える機能を広げることができます。


価格
  • ライトコース 月額1,000円/一人あたり
  • スタンダードコース 月額1,800円/一人あたり
  • ワイドコース 月額3,000円/一人あたり


公式サイト:kintone

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3.Salesforce(セールスフォース)

Salesforce(セールスフォース)とは、1999年に米国にて創業されたクラウドベースの顧客関係管理(CRM)ソフトウェアです。


Salesforceはいくつものサービスがありますが、代表的なものが「Sales Cloud(セールスクラウド)」です。


Sales Cloudには、営業を強化するための多くの機能が搭載されています。具体的には営業活動の記録、タスク管理、売上の予測や分析、レポート作成、営業テレワーク機能などです。


また最近ではAI機能も充実しているので、最先端の技術で営業部隊をバックアップしていくことができます。


Salesforceは他のシステムと比べると価格は高額ですし、導入時も専門家の支援を要するケースが多いです。


しかし、使いこなすことが出来れば大きなメリットが望めます。営業活動の効率化や生産性の向上など、営業部隊の抜本的な改革を実現することができ、売上の向上も見込めるでしょう。


価格
  • Starter  3,000円(税抜)/ユーザー/月
  • ProSuite  12,000円(税抜)/ユーザー/月
  • Enterprise  19,800円(税抜)/ユーザー/月
  • Unlimited  39,600円(税抜)/ユーザー/月
  • Einstein 1 Sales  60,000円(税抜)/ユーザー/月


公式サイト:Salesforce

「Salesforceの導入を検討しているけど、類似製品はどんなものがあるだろう」「Salesforceと類似製品を比較したい」「Salesforceより安価なソフト...

4.Sansan(サンサン)

Sansan(サンサン)はSansan株式会社が提供する、国産のクラウド型の顧客管理ソフトです。

Sansanは、名刺管理ソフトとして有名です。


個人が保有している名刺を社内で共有し、効率的に営業管理をしていきたい場合にオススメです。


名刺管理以外にも、外部システムとの連携やメールやニュース配信機能、企業情報のデータベース化を行うことができます。


Sansanは、名刺や企業情報などを一元管理し、社内で共有することによって売上の拡大やコスト削減を目指すツールとなっています。


価格
  • 要問い合わせ


公式サイト:Sansan

まとめ

この記事では無料のCRMを紹介してきました。


最近では、各社からさまざまな顧客管理ツールが登場しています。おそらく、どれを選べば良いのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。


この記事では無料のCRMとともに、無料トライアルができるおすすめのツールも紹介しました。

気になる製品が見つかりましたら、公式サイトから資料請求や無料トライアルを試して、比較検討してみてくださいね。


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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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