【徹底解説】PigeonCloud(ピジョンクラウド)とは?PigeonCloudでできる7つのことや、価格、導入時の注意点など総まとめ
「PigeonCloud(ピジョンクラウド)ってどんなツール?」
「kintone(キントーン)と似たツールってほんと?」
「PigeonCloudを導入したらどんなことができるの?」
このような気持ちを抱いていませんか。
PigeonCloudは、企業や組織のデータを一元管理できるWebデータベースです。
この記事ではPigeonCloudでできることや価格、導入時の注意点などを分かりやすく解説していきます。
PigeonCloudについて関心のある方は、ぜひご一読ください!
PigeonCloud(ピジョンクラウド)とは?
PigeonCloudとは、株式会社ロフタルが提供するWebデータベースです。
企業や組織のさまざまなデータをまとめて管理できるツールで、幅広い業務に活用することが出来ます。
専門知識がなくてもドラッグ&ドロップで簡単にシステム設計できるところが魅力の一つ。また、スマホやタブレット端末からのアクセスも可能なので、外出先やテレワークにも活用することができます。
ノーコードで使えてデータの一元管理ができるところ、汎用性の高さや機能の多さなど、サイボウズ株式会社のkintoneと似ているところが多いという特徴もあります。
脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート、または書類の電子化を促したい場合や、DXを推し進めたい場合にも適しています。
PigeonCloud(ピジョンクラウド)はどんな業務を管理できるか
では具体的にPigeonCloudはどんな業務を管理できるのでしょうか。PigeonCloudでできることの一例をまとめていきます。
- 顧客管理
- 問い合わせ管理
- 在庫管理
- 申請業務/ワークフロー
- 請求管理
- 脱Excel
- 案件管理/タスク管理
- 採用管理
- 受注管理
- 社内Wiki/ナレッジ管理
- 備品・資産管理
- 契約書管理
- 売上分析・KPI管理
- 売上・経費管理
- メール配信/マーケティング
- 予約管理
- 研修管理
- AIナレッジ検索/文書管理
- 地図表示/訪問先管理
- アンケート/フィードバック収集
- 日報管理
- 勤怠管理
- 議事録管理
このように幅広い業務管理ができるようになっています。部門や業種を問わず使っていける点は、kintoneと同様です。
PigeonCloud(ピジョンクラウド)の価格

PigeonCloud価格表
PigeonCloudには、「ユーザー数プラン」と「同時ログイン数プラン」という2つのコースがあります。
「ユーザー数プラン」は一般的なプランで、5ユーザー以上から利用できます。
ちなみに、5ユーザー分の支払いが可能な場合は、5ユーザー未満での利用も可能です。
次に、「同時ログイン数プラン」についてですが、こちらは「ユーザー数は多いけれど、利用頻度は低い」といった場合、お得に使えるプランになっています。
例えば「100ユーザーで使いたいけれど、常時100ユーザーで使うわけではない。入れ替わりながら、同時にログインするのは20ユーザー程度」といったシチュエーションです。
この場合、「ユーザー数プラン」で100ユーザー分の利用料を支払うと、月額110,000円(1,100円×100ユーザー)かかります。
ですが、「同時ログイン数プラン」を使うと、月額44,000円(2,200円×20ユーザー)の支払いとなるので、かなりお得に使うことが出来ます。
データ容量は両プランともに100GBとなっています。オプションで容量追加も可能です。
機能等については、両プランともに変わりません。
なお、上記のプランはクラウド型となっていますが、オンプレミス型やOEMの提供も行っているので、興味のある方は公式サイトから問い合わせてみてください。
PigeonCloud(ピジョンクラウド)のできること7つ
ではPigeonCloudを導入すると、どんなことができるのでしょうか。
- 専門知識不要で使える
- 業務の効率化/デジタル化の促進
- リアルタイムの情報共有
- 手厚いサポート
- 多様な業務に合わせて使える
- 豊富な機能性
- スマホやタブレット端末からの操作/テレワークでの利用
順番に解説していきます。
1.専門知識不要で使える
PigeonCloudは、ノーコードで使えるシステムです。プログラミング知識は必要ないので、ITスキルがなくても問題ありません。
社内の既存の人員でシステム設計を行えるので、現場の意見を反映したシステムを作ることができます。
2.業務の効率化/デジタル化の促進
PigeonCloudはデータをまとめて管理できるので、社内の情報を一元管理することができます。
データの検索や分析、集計作業も可能です。
ユーザーや組織ごとの細かい権限管理も可能になっています。社内のデジタル化やDXの促進に繋がる製品です。
3.リアルタイムの情報共有
PigeonCloudは、リアルタイムで情報共有することが可能です。
たとえば支店ごとの売上や在庫数をリアルタイムでチェックすることが可能。
情報共有のスピードが上がるので、チームの意思決定の速度が向上するなど、業務の効率化に繋がります。
4.手厚いサポート
PigeonCloudはサポートが手厚いという特徴があります。
まず導入にあたって、専任の担当者がつきます。担当者が利用者側の要望をヒアリングし、サンプル環境を作成・提供してくれるので、導入時に画面設計で困ることはありません。
また専任なので質問もしやすいのが特徴。チャットツールやオンライン会議での相談も可能で、二人三脚でシステム導入を支援しています。
5.多様な業務に合わせて使える/部門間での連携
PigeonCloudは先述した通り、汎用性が高く様々な業務に活用することができます。
顧客管理や問合せ管理、日報管理やワークフロー、在庫管理や帳票管理など、多くの業務管理に使えます。
複数部署での連携・情報共有も可能なので、部門を横断したプロジェクト管理にも適しています。
6.豊富な機能性
PigeonCloudでは多くの機能を使うことが出来ます。標準装備している機能も多いため、自社に合わせて使っていくことが出来ます。
毎月アップデートを行っており、新機能が追加されることもあります。
また有料となっている機能もありますので、機能について気になる方は一度、公式サイトから問い合わせてみるのが確実です。
7.スマホやタブレット端末からの操作/テレワークでの利用
PigeonCloudはスマホやタブレット端末からアクセスができます。
外出先でもスマホで簡単に情報確認・報告をすることができます。またテレワークとしても活用することができるので、柔軟な働き方を後押しします。
PigeonCloud(ピジョンクラウド)導入の注意点4つ
では、PigeonCloudを導入する際の注意点はどんなことがあるでしょうか。
- 専門性の高いことはできない場合がある
- 学習期間を設ける
- 運用ルールを決めておく
- 移行期間を設ける
順番に解説していきます。
1.専門性の高いことはできない場合がある
PigeonCloudは汎用的に使えるツールで様々な業務に活用できますが、何かに特化しているツールではありません。
たとえば会計システムや財務管理システムなど、企業によっては高い専門性を求めている場合もあります。
そのような場合はPigeonCloudではなく、その業務に特化している別のシステムを使った方が満足度が高い場合があります。
2.学習期間を設ける
新しいシステムを導入する際には、利用者がシステムに慣れる時間を作ってあげられると良いでしょう。
PigeonCloudは簡単に操作できるシステムですが、初めて操作する人にとっては画面構成や入力方法など戸惑うこともあるかと思います。
そのため社員に向けた操作説明会やマニュアルなどをまとめておいたり、システムを学習できる時間を確保できると良いでしょう。
3.運用ルールを決めておく
PigeonCloudは自由度が高いシステムなので、導入時にはルールを決めておきましょう。
たとえばシステム設計の権限や管理責任者を定めておくこと、またどの業務にどのように使うのか、データ入力範囲やアカウントの発行・削除のルールについても決めておきましょう。
運用ルールを決めておくと、社員たちが安心して使っていくことが出来ます。
4.移行期間を設ける
既存のExcelや紙運用から、いきなりPigeonCloudへ切り替えるのは大変です。
一定期間は旧システムと併用する移行期間を設けるのが現実的です。
徐々にPigeonCloudの利用率を高めていくことで、社員も無理なく使っていくことができ、定着へ繋がります。
まとめ
この記事では、PigeonCloudでできることや価格、導入時の注意点を解説してきました。
PigeonCloudはクラウド・オンプレミスともに対応しているWebデータベースです。
顧客管理や問い合わせ管理、日報管理やワークフローなど幅広い業務に活用することが出来ます。
価格も安く、機能も豊富なのでコストパフォーマンス良く使っていただけるのではないでしょうか。
気になる方は、公式サイトから資料請求や無料トライアルを申し込んでみてくださいね。
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