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2026.06.02 データベース

【2026年版】Accessの代替ソフトおすすめ比較|選び方と移行先

Accessの後継を探している、できれば無料で試したい——。Access 2021のサポート終了まで残り約4ヶ月。セキュリティ更新が止まる前に、社内の.accdb資産をどこへ移すかを決めておきたいところです。

Accessは、マイクロソフトが開発したデータ管理専用ソフトです。Excelなど他のマイクロソフト製品とも相性が良く、顧客管理や在庫管理で長年使われてきました。

ただ、Access 2021は2026年10月13日にサポートが終了します(延長サポートなし)。本記事執筆時点であと約4ヶ月です。サポート切れ後も動きはしますが、セキュリティ更新が止まったソフトで社内データを回し続けるのは、現場として避けたいところです。

この記事では、脱Accessの移行先候補を比較表で俯瞰しつつ、無料で使える代替・選び方・移行の進め方まで一気に整理します。主軸の推奨はPigeonCloudkintoneの2つですが、Power AppsやFileMaker、Airtableなども含めて自社に合う1本を選べるようにしました。


【緊急】Access 2021 はあと約4ヶ月でサポート終了

Access 2021のサポート終了日は2026年10月13日で、延長サポートはありません。Access 2016 / 2019はすでに2025年10月14日に終了済みです。永続版のAccess 2024は2029年10月9日まで、Microsoft 365版はサブスクリプション契約中は最新版が提供され続けます。サポート切れ前に移行先を決めておくのが安全です。

Accessはもう時代遅れ?2026年サポート終了と代替ツール


Accessとは?

Accessとは、マイクロソフトが提供しているデータベースソフトです。

AccessはWordやExcelと同じOfficeソフトの一つで、90年代から提供されています。

大量のデータを整理して管理し、検索・集計・出力といった作業をまとめてこなせるのが持ち味です。

Excelよりも複雑なデータを扱うのに向いており、多くの企業で顧客管理・販売管理・在庫管理・案件管理などに使われてきました。

AccessとExcelの違い7つ|サポート終了後はどっち?

Accessのメリット

Accessの一番のメリットは、多くのデータを素早く処理できる点です。

Excelだとデータ量が増えると処理が重くなったりフリーズすることがありますが、Accessはデータベースソフトなので大量データの管理に向いています。

容量は2GBまで使えるため、小規模から中規模のデータ管理に適しています。WordやExcel、Outlookなど他のOffice製品との連携も得意で、Officeを使い込んでいる現場ほど扱いやすい設計です。

データの検索・集計・抽出に加えて、帳票を作って出力することもできます。入力フォーム経由で扱えるため、Excelよりも入力ミスが起きにくいのも利点です。

Accessのメリットまとめ
  • 大量データを素早く処理できる
  • 2GBまでデータを保存できる
  • WordやExcelなど他のOffice製品と連携できる
  • 検索・集計・帳票出力まで一通りこなせる
  • フォーム入力で入力ミスが起きにくい

Accessのデメリット

Accessのデメリットは、まず大人数での同時利用に弱いことです。

個人から数人での管理には向いていますが、最大同時接続ユーザー数は255で、人数が増えると動作が重くなったりデータ破損が起きることがあります。筆者の経験でも、2GB上限に達した.accdbファイルが破損するトラブルは現場でときどき見かけます。

容量は2GBまでなので、それを超える大量データの保存には向きません。本格的なデータ蓄積を前提にすると、早い段階で頭打ちになります。

クラウド共有・マルチデバイスでつまずきやすい点

Accessはクラウドツールではないため、テレワークや別PCからのアクセスは基本的にできません。クラウド共有の正式な手段だったAccess Web Appは2018年に廃止済みです。さらにAccessにはMac版が存在せず(Windows専用)、スマホ・タブレットからも使えません。テレワークやマルチデバイス運用が前提の今の働き方とは、構造的にかみ合わなくなってきています。

加えて、設定を作った担当者が異動・退職すると途端に運用が難しくなることもあります。AccessはVBAなど多少のプログラミング知識を前提にした作り込みが多く、引き継ぎでつまずきやすいのです。

Accessのデメリットまとめ
  • 最大同時接続255ユーザーで、大人数の同時利用に弱い
  • 2GBを超える大量データの保存には向かない
  • クラウドツールではなく、テレワーク・別PCからの利用が難しい
  • Access Web Appが2018年に廃止され、クラウド共有の正式手段がない
  • Mac版がなくWindows専用、スマホ・タブレット非対応
  • VBAなど多少の知識が必要で、属人化・引き継ぎ難に陥りやすい

Microsoft Accessでできること・できないこと10選

Accessの代替ソフトの特徴とは?

Accessに代わるサービスとしてまず候補になるのが、クラウド型のデータベースソフトです。

データベースソフトのなかには、スマホ利用ができるもの、プログラミング知識がなくても使えるノーコードツール、大人数で同時に使える製品もあります。

近年はクラウド型のサービスが移行先の中心です。インターネット経由で使えるため、出張先やテレワークでもアクセスでき、同時編集や変更履歴の確認、外部ツールとの連携もしやすい設計です。データ容量を後から追加できる製品も多く、Accessの2GB上限・同時接続の制約をまとめて解消できます。

Accessの代替となり得るソフトの特徴
  • クラウド型でテレワーク・マルチデバイスに対応
  • ノーコードで業務担当者が自分で作れる
  • 大人数の同時利用・容量追加に対応

Accessの代替ソフト比較表|7ツールを料金・無料枠・移行適性で俯瞰

脱Accessの移行先として候補になる主要ツールを、料金・無料枠・ブラウザ/マルチデバイス対応・Access移行適性の4軸で並べました。主軸の推奨はPigeonCloudkintoneですが、自社の事情に合わせて他のツールも比べられるようにしています。料金はいずれも2026年時点・各公式参照の値です。

ツール 料金(2026年時点) 無料枠 ブラウザ/マルチデバイス Access移行適性
PigeonCloud(ロフタル運営) 月額5,500円〜(5ユーザー最低=1,100円/人〜 無料トライアルあり 対応(PC/スマホ/タブレット) 。ノーコードで業務アプリ化。少人数から始めやすい
kintone(サイボウズ) スタンダード1,800円/人・月(年額21,600円/人)。最小10ユーザー 30日無料お試し 対応(PC/スマホ/タブレット) 。顧客・申請データの移行に向く
Power Apps / Dataverse Premium 約2,998円/人・月(Per User) 試用版あり 対応 中〜高。Microsoft 365既存契約と親和性が高い
Claris FileMaker 年間ライセンス約21,120円/人・年(5ユーザー最低)/Cloud約2,150円/人・月〜 45日無料試用 対応(Mac対応) 。複雑な帳票やVBA級ロジックの移行に向く
Airtable Team 約$20/人・月、Business 約$45/人・月(年払い) 無料プランあり 対応 中。シンプルなDB/フォーム向け。UIは英語寄り
Google AppSheet Starter $5・Core $10・Enterprise Plus $20(/人・月) 無料プランあり 対応(スマホ運用が容易) 中。Google Workspace連携・スモールスタート向け
LibreOffice Base 完全無料 無料(OSS) Mac/Linux対応だがクラウド共有不可 低〜中。単一PC用途向け。同時編集は不可

結論を先に言うと、少人数からブラウザ完結で始めたいなら PigeonCloud、認知度と拡張機能を重視するなら kintone が第一候補です。FileMakerは複雑な帳票・VBA資産が多い現場、Power Appsは Microsoft 365 をすでに契約している現場で検討すると噛み合います。

厳選!Accessの代替ソフトを2つ紹介

ここからは、Accessの代替ツールの主軸となる2つを詳しく紹介します。

  1. PigeonCloud(ピジョンクラウド)
  2. kintone(キントーン)


1. PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが運営する自社SaaSのクラウド型データベースソフトです。

PigeonCloudが脱Accessに向く3つの理由

  • 価格:5ユーザー・月5,500円〜(1,100円/人〜)で少人数から始められる
  • 標準機能:帳票出力・ルックアップ自動取得・自動採番を追加費用なしで搭載
  • 移行のしやすさ:ブラウザ完結・ノーコードで業務担当者が自分で作れる

Accessと同じデータベースソフトなので、顧客管理・在庫管理など、Accessでやっていた用途をそのまま引き継げます。

項目を伝えるとAIが画面構成を提案するため、Accessの再構築を手作業より早く立ち上げられます。定型業務を自動化するコネクト機能も備えます。

PigeonCloudの管理画面イメージ

利用頻度が低い社員が多い場合は同時接続数で課金する「同時ログインプラン」も選べ、導入後はチャット・電話でサポートを受けられます。

PigeonCloud 公式LP - コード不要のWEBデータベースで生産性をプラス。30日間無料トライアル
PigeonCloud 公式サイトで30日間無料トライアルを開始
料金(月額利用料)
  • 月額5,500円〜(5ユーザー最低=1,100円/人〜)
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いが同時接続が少ない場合にお得)


おすすめポイント
  • 脱Excel・脱Access・脱スプレッドシートに向く
  • 5ユーザーから利用可能
  • スマホ・タブレット対応
  • ノーコードで業務担当者が自分で作れる
  • 帳票出力・ルックアップ自動取得・自動採番が標準
  • 同時ログインプランあり
  • サポートが手厚い(チャット・電話)
  • AIで業務システムを自動作成
  • RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能
  • クラウド型・オンプレミス型に対応


公式サイト:PigeonCloud

PigeonCloudとは?特徴・料金・できることを解説

2. kintone(キントーン)

kintone(キントーン)は、サイボウズが提供するクラウド型のデータベースソフトです。社内のさまざまなデータを一元管理できます。

kintoneを選ぶときの要点

  • 拡張性:プラグイン・外部連携で標準機能を広げられる
  • 認知度:社内提案が通りやすい定番ツール
  • 注意点:比較基準はスタンダード1,800円/人・最小10ユーザー(少人数はPigeonCloudが始めやすい)

kintoneの魅力は「直感的な操作性」と「コミュニケーション機能・拡張機能の充実」です。標準機能でできないことも、プラグインや外部連携で広げられます。認知度が高く、社内提案が通りやすいのも実務上の利点です。

kintoneの管理画面イメージ

比較基準はAPI・プラグインが使えるスタンダードコース(1,800円/人・月)です(ライトは機能不足のため比較対象外)。最小契約は10ユーザー(2024年11月改定)のため、少人数ではPigeonCloudのほうが始めやすい場合があります。

料金(Accessの代替として比較する場合)
  • スタンダードコース 1,800円/人・月(年額21,600円/人)
  • 最小契約10ユーザーから
  • 30日間の無料お試しあり


おすすめポイント
  • 社内データを一元管理
  • コミュニケーション機能が豊富
  • 拡張機能・外部連携サービスが豊富
  • スマホ・タブレット対応
  • 直感的な操作性でプログラミング知識不要
  • 認知度が高い


公式サイト:kintone

kintoneとは?特徴・料金・できることを解説

無料でAccessの代替を試したい場合の選択肢と落とし穴

「accessに代わるデータベースを無料で使いたい」という声は多いです。無料で始められる代替は実在しますが、無料枠ごとに必ず制約があります。代表的な4つを、向き・不向きとあわせて整理します。

無料の代替 特徴 落とし穴・制約
LibreOffice Base 完全無料のOSS。Mac/Linux対応で、.accdbも一部開ける クラウド共有・同時編集が不可。Accessの「単一ファイル共有」の課題は解決しない
Airtable(無料プラン) クラウド型で同時編集可。UIが直感的 1baseあたり1,000レコード・1GB添付・編集者5人までの上限
Notion(無料プラン) 無制限ページ・ゲスト10人まで。軽量なデータ管理向け 本格的なリレーショナルDBや帳票出力には非力
Google AppSheet(無料プラン) スプレッドシート起点でスマホアプリ化しやすい 無料枠は検証用途中心で、本番運用は有料プランが前提になりやすい

無料の最大の落とし穴は「クラウド共有・人数・レコードの上限」です。LibreOffice Baseは無料でもクラウド共有ができず、Accessの本質的な課題(複数人での共有・テレワーク)を解決しません。クラウド型の無料プランは同時編集こそできますが、レコード数や編集者数の上限にすぐ届きます。「無料でずっと業務を回す」より「無料枠で検証して、本番は少人数有料で始める」のが現実的です。PigeonCloudの無料トライアルやkintoneの30日お試しは、この検証フェーズに向いています。

無料Webデータベース6選|できること・選び方

Accessの代替ソフトの選び方|用途別おすすめ早見表

どれを選ぶかは、「いまAccessで実際に何をしているか」で決めるのが失敗しにくいやり方です。代替を機能の多さで選ぶと、使わない機能の学習コストばかり増えます。用途別に推奨をまとめました。

いまの使い方 おすすめ 理由
シンプルなDB・フォームを少人数で使っている PigeonCloud / Airtable ノーコードで5ユーザーから始められ、ブラウザ完結で運用が軽い
複雑な帳票・VBA資産が多い Claris FileMaker / PigeonCloud FileMakerは操作感がAccessに近く、複雑なロジックを移行しやすい
Microsoft 365をすでに契約している Power Apps / Dataverse 既存ライセンス・認証と親和性が高く、社内展開しやすい
外回り中心でスマホ運用したい Google AppSheet / PigeonCloud スマホアプリ化が容易で、現場入力に向く

迷ったら、まずは少人数から始められて移行サポートのあるツールを選ぶのが安全です。移行で一番つまずくのはデータ構造の引き継ぎなので、初期構築やサポートが手厚いほどリスクが下がります。

データベースソフトおすすめ5選|選び方・料金・Mac対応

Accessからの移行5ステップ

移行はいきなり全部を移そうとすると失敗します。使っているテーブル・帳票の棚卸しから始め、小さく検証してから本番に移すのが鉄則です。大まかな流れは次の5ステップです。

1
現状の棚卸し
使っているテーブル・クエリ・フォーム・帳票・VBA処理を洗い出し、移行する範囲を決めます。
2
移行先ツールの選定
上の用途別早見表をもとに候補を絞り、無料トライアルで実データの一部を試します。
3
データ移行(CSVエクスポート→インポート)
AccessのテーブルをCSVで書き出し、移行先に取り込みます。文字コード・主キーの重複に注意します。
4
フォーム・帳票・自動化の再構築
入力フォームや帳票を移行先で組み直します。VBA処理はノーコードの自動化機能や設定で代替できるか確認します。
5
並行運用→本番切替
一定期間Accessと並行運用して問題がないか確認し、サポート終了前に本番を切り替えます。

移行手順の詳細・つまずきやすいポイントは、こちらの記事で具体的に解説しています。
Accessの移行手順と注意点|オススメ製品と移行のポイント

よくある質問(FAQ)

Accessはサポート終了後も使えますか?

ソフト自体は動きますが、Access 2021は2026年10月13日でセキュリティ更新が止まり(延長サポートなし)、Access 2016 / 2019はすでに2025年10月14日に終了しています。更新が止まったソフトで社内データを扱い続けるのはセキュリティ上のリスクがあるため、終了前の移行を推奨します。永続版のAccess 2024は2029年10月9日まで、Microsoft 365版はサブスク契約中は最新版が提供されます。

無料で使えるAccessの移行先はありますか?

LibreOffice Baseは完全無料ですが、クラウド共有・同時編集ができません。Airtable・Notion・AppSheetには無料プランがありますが、レコード数・人数・編集者数に上限があります。無料枠で検証し、本番は少人数の有料プラン(PigeonCloudの無料トライアルやkintoneの30日お試しで確認)から始めるのが現実的です。

AccessのVBA資産は移行できますか?

VBAコードをそのまま移すことはできません。多くの移行先はノーコードの自動化・計算機能でVBA処理を置き換えます。複雑なロジックが多い場合は、操作感がAccessに近いFileMakerや、初期構築サポートのあるツールを選ぶと再現しやすくなります。

Macで使えるAccessの代替はありますか?

AccessにはMac版がありません。Mac対応の代替としては、ブラウザで動くPigeonCloud・kintone・Airtable・AppSheetや、Mac対応のFileMaker、無料のLibreOffice Baseが候補になります。テレワークやマルチデバイス運用が前提なら、クラウド型のPigeonCloud・kintoneが扱いやすいです。

比較・代替案の選定について(編集方針)

本記事はPigeonCloud(株式会社ロフタルが運営する自社SaaS)を主軸の推奨として紹介していますが、自社に合う移行先を選んでいただくことを優先しています。そのため、kintone・Power Apps・FileMaker・Airtable・AppSheet・LibreOffice Baseなど他社・無料ツールも、用途や予算によってはより適した選択肢として併記しています。料金・仕様は2026年6月時点で各公式情報を確認した値であり、為替や改定で変動する場合があります。最新の料金・仕様は各公式サイトでご確認ください。

Accessの代替ソフト:まとめ

この記事の結論

  • Access 2021は2026年10月13日でサポート終了(延長なし)。クラウド非対応・同時255・2GB上限・Mac非対応も重なり、早めの移行が安全
  • 少人数でブラウザ完結ならPigeonCloud(5ユーザー・月5,500円〜)、認知度・拡張機能ならkintone(1,800円/人・最小10ユーザー)が主軸候補
  • 無料で始めたい場合はAirtable等の無料枠で検証し、本番は少人数有料へ。複雑帳票・VBA資産はFileMaker、Microsoft 365既存ならPower Appsも候補

この記事では、Accessの代替ソフトを比較表・無料の選択肢・選び方・移行手順・FAQまで整理しました。

Access 2021のサポート終了期限が迫っており(Access 2016 / 2019はすでに終了済み)、クラウド共有ができない・同時接続255・2GB上限・Mac非対応といった制約も合わせると、移行先を早めに決めておくのが安全です。

主軸の推奨は、少人数からブラウザ完結で始められるPigeonCloudと、認知度・拡張機能で選ぶkintoneの2つです。複雑な帳票・VBA資産が多ければFileMaker、Microsoft 365既存ならPower Appsも候補になります。まずは無料トライアルで実データの一部を移して、自社の業務が回るか確かめるところから始めてみてください。

参考文献(2026年6月確認)

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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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