【必見】Accessの移行にオススメの製品2つを紹介!移行時に気を付けたい3つの注意点や、移行の手順やポイントについて解説
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「Accessを使い続けていくべきか分からない」
「Accessのデータを別ツールへ移したい」
「Accessの類似製品を探している」
このような気持ちを抱えていませんか。
Accessは、Microsoft社が提供するデータベースソフトです。安価で認知度も高いAccessは、多くの企業で利用されています。
しかしバージョンアップのため利用できなくなったり、使い勝手の悪さに嘆いている方も多いのではないでしょうか。この記事では、Accessを別ツールへ移行する際の注意点や、おすすめの移行先について解説します。
先に結論(この記事の要点)
- Accessは2GBのファイル上限・同時利用の弱さ・クラウド非対応という構造的な限界があり、規模拡大とともに移行検討が現実的になります
- 移行を成功させる鍵は「現行システムの棚卸し」「マクロ・VBAの再現方針」「並行運用期間の確保」の3点です
- 移行先はAccessと同じ「データベースソフト」から選ぶのが近道。クラウド型で低価格のPigeonCloudと、拡張機能が豊富なkintoneが有力候補です
Accessの移行が必要な理由5つ
Accessは使い勝手が悪い面も多く、移行を検討している方も多いと思います。Accessの移行が必要な理由は、主に次の5つです。
| 移行が必要な理由 | 何が問題か |
|---|---|
| 1. クラウド・リモート対応に弱い | どこからでもアクセス・同時作業がしにくい |
| 2. データ容量・処理能力の限界 | ファイル2GB上限・大量データで破損しやすい |
| 3. 開発人口の減少 | 保守・改修できる人材が社内から減っている |
| 4. 他システムとの連携が難しい | API・クラウド連携やモバイル利用に不向き |
| 5. 古いバージョンが多い | OS・Office更新でファイルが突然使えなくなる恐れ |
1クラウドやリモート対応に弱い
Accessはクラウド非対応。複数人で同時に使うとファイルが壊れやすく、リモートワークやスマホ利用、大人数での使用には向きません。
近年の業務環境では、「どこからでもアクセスできること」や「複数人で同時作業ができること」が重視されています。この点でAccessは構造的に不利です。
2データ容量と処理能力の限界
Accessの主な上限値
・ファイルサイズ上限:2GB(超えるとファイルが壊れやすくなる)
・同時接続:仕様上は255ユーザーまでだが、実用上は5〜10人程度が限界
Accessは小規模のデータ管理には向いていますが、業務の規模が拡大すると限界に直面します。大量のデータ処理にはクラウドツールの方が適しています。
3開発人口の減少
保守できる人がいなくなるリスク。Accessを構築した技術者の高齢化が進み、社内に改修できる人が残らないとシステムがブラックボックス化します。
Accessが流行したのは90年代後半から2000年代前半です。若手エンジニアはWebやクラウドの技術を学ぶことが多く、Accessの保守人材は年々確保しにくくなっています。
4他の業務システムとの連携が難しい
API・クラウド連携に弱い。モバイルやWebブラウザからの利用も難しく、他サービスとデータを行き来させる現代の運用に合いません。
近年の業務では、クラウドサービスやAPI連携によるデータ連携が当たり前になりつつありますが、Accessはそれに対応しきれていません。
5古いバージョンのシステムが多い
Officeの更新やWindowsのアップデートにより、Accessファイルが突然使えなくなるなどのトラブルに見舞われる恐れがあります。
Access2003、2007、2010など、古いバージョンのまま使い続けている企業も多いのではないでしょうか。AccessのアプリはWindowsOSやOfficeのバージョンに依存しているため、更新のたびにリスクを抱えます。
Accessのメリット・デメリット
ではここで、Accessのメリット・デメリットを簡単に解説します。
Accessのメリット
Accessのメリットの一つに、Microsoft製品との親和性が高いことが挙げられます。ExcelやOutlookとデータ連携したり、加工したデータをWordで帳票化したりできます。
Accessのメリットまとめ
- Microsoft製品との親和性が高い
- 低コスト
- インターネット接続がなくても利用できる
- 学習コストが比較的低め
- 非エンジニアでも扱いやすい
また、AccessはOfficeソフトに含まれていることが多いため、低コストで利用できます。ローカル環境で動作するためインターネット接続がなくても使え、学習コストも低く、非エンジニアでも扱いやすいのが特徴です。
Accessのデメリット
Accessのデメリットの一つは、クラウドやモバイルに対応していないことです。リモートワークやチーム間での情報共有には不向きで、柔軟な働き方が求められる環境では足かせになることもあります。
- クラウドやモバイル対応していない
- リモートワーク、情報共有に不向き
- 同時利用に弱く、大人数での利用に向いていない
- 属人化しやすい
また、Accessは同時利用に弱く、ユーザー数が増えるとパフォーマンス低下やフリーズが起きやすくなります。アプリが属人化しやすく、作成者の異動・退職で保守できなくなる点も大きな弱点です。
Accessのサポート期限と移行を急ぐべき理由
移行を考えるうえで見落としがちなのが、Accessのサポート期限です。サポートが切れたバージョンを使い続けると、セキュリティ更新が止まり、不具合が出ても修正されないリスクが残ります。
| バージョン | サポート終了日 |
|---|---|
| Access 2016 / 2019 | 2025年10月14日(終了済み) |
| Access 2021 | 2026年10月13日 |
| Access 2024(永続ライセンス版) | 2029年10月14日 |
| Microsoft 365 版 Access | サブスクリプション契約中は継続 |
2016・2019はすでにサポートが終了しており、2021も2026年10月13日に期限を迎えます。移行の検討から要件定義、移行先の選定までは半年〜1年かかるのが一般的です。期限ギリギリで慌てないために、早めの準備をおすすめします。
出典:Microsoft Lifecycle(Access 2021)
Access移行時の注意点3つ
Accessを移行する際に押さえておきたい注意点は、次の3つです。
| 注意点 | ポイント |
|---|---|
| 1. 現行システムを正確に把握 | 属人化・仕様書なしが多い。構造・役割・利用者を棚卸し |
| 2. マクロ・VBAの扱い | そのまま移せない。移行先の標準機能で再現する |
| 3. 移行期間中の業務継続 | 並行運用・従業員への説明・講習を計画に入れる |
1現行システムを正確に把握する
Accessの移行で最も重要なのが、現行システムを正確に把握することです。
Accessは現場が独自に作り属人化されたものが多く、設計書や仕様書が残されていない場合がほとんどです。現行のAccessが「どんな構造で、どんな役割を果たし、誰が使っているのか」を調べる必要があります。
2マクロやVBAの扱いに注意が必要
マクロやVBAで組んだ自動処理は、移行先でそのまま使えないことがほとんどです。
移行する際は、VBAで組んだ処理を移行先ツールの標準機能(計算式・プロセス管理・自動処理など)で代替し、同じ結果を再現する必要があります。まずはマクロやVBAをすべて洗い出す作業が肝心です。
3移行期間中の業務が滞りなくできるように準備する
移行には一定の開発・準備期間が必要です。Accessと新システムを並行運用できる計画にしておくと安心です。
移行作業中に業務が止まらないようにしたり、従業員への説明や講習も必要になります。
Access移行の手順とポイント3つ
実際にAccessを移行するときの手順とポイントは、次の3ステップです。
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1. 現状調査 | 使われ方・構造・フォーム・VBA・外部連携・利用者を確認 |
| 2. 要件整理・課題確認 | どこまで新システムで再現するか・必要条件を整理 |
| 3. 移行先システムの選定 | クラウド型・ノーコード/ローコードから自社に合うものを選ぶ |
1現状調査
現行のAccessが「どのように使われ、誰が、何に使っているのか」をまず確かめます。
構造・フォーム・レポートの確認、VBAやマクロの確認、Excelなど外部ファイル連携の有無、運用手順・利用頻度・ユーザー数の把握まで行います。
2要件整理や課題の確認
現行の業務処理や運用ルールを「どこまで新システムで再現するか」を決めます。
どの機能を移行するのかを選定したり、セキュリティなど問題点の洗い出し、新システムに求める条件の整理を行います。
3移行先システムの選定
自社の業務に合った移行先を、今後の運用や拡張も視野に入れて選びます。
移行先の候補としては、クラウドツールやノーコード/ローコードツールがあります。
Accessの移行にオススメのツールを2つ紹介
Accessの移行先を考えるなら、Accessと同じ「データベースソフト」のなかから検討するのが得策です。なかでも特にオススメの2製品を、まず一覧で比較します。
| 比較項目 | PigeonCloud | kintone |
|---|---|---|
| 月額料金(1人あたり) | 1,100円〜(最低5ユーザー) | スタンダード1,800円(最低10ユーザー) |
| 同時ログイン課金プラン | あり(利用頻度の低い社員が多い組織向け) | なし |
| 帳票出力・自動採番 | 標準機能で対応 | プラグイン・拡張で対応 |
| 初期DB構築サポート | 無料 | 基本は自社構築(パートナー支援は有償) |
| こんな企業に向く | コストを抑えつつ標準機能で完結したい | 拡張機能で幅広くカスタマイズしたい |
※ kintoneはAPI・プラグインが使える「スタンダードコース」を基準に比較しています(ライトコースはAPI・プラグイン非対応のため)。
1.PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloudの魅力は「価格」「標準機能の充実度」「サポート力」。株式会社ロフタルが提供するクラウド型データベースソフトで、基本的にAccessと同様の用途に使えます。
専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。データの共有・一元管理ができ、AIで自動システム構築やRPAのような業務自動実行もできます。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり(最低5ユーザー/月額5,500円〜)
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
PigeonCloudはユーザー数プランの他に「同時ログインプラン」があり、同時接続するユーザー数で費用を計算します。利用頻度が低い社員が多い場合でも費用を抑えられます。
- 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
- スマホ、タブレットOK
- ノーコード
- さまざまな業務に使える
- AIで業務システムを自動で作成
- 低価格
- 同時ログインプランあり
- データ容量100GB
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツール等との外部連携
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載
「帳票出力」「自動採番」など他社では別途費用がかかる機能が標準装備。データベースの初期構築も無料で、導入後は電話やチャットで無料相談できます。公式サイト:PigeonCloud
PigeonCloud(ピジョンクラウド)とは?特徴や機能を解説
2.kintone(キントーン)
kintoneの魅力は「直感的な操作性」と「コミュニケーション機能の充実」。サイボウズ株式会社が提供するクラウド型データベースソフトで、社内のさまざまなデータを一元管理できます。
操作はドラッグアンドドロップでできるので、専門知識がなくても利用できます。「拡張機能」が充実しており、標準機能でできないことも機能を拡張することで実現できます(ライトコースを除く)。
- ライトコース 1,000円/1ユーザーあたり(10ユーザー以上・API/プラグイン非対応)
- スタンダードコース 1,800円/1ユーザーあたり(10ユーザー以上)
- ワイドコース 3,000円/1ユーザーあたり(1,000ユーザー以上)
- 社内のデータを一元管理
- コミュニケーション機能が豊富
- 拡張機能、外部連携サービスが豊富
- スマホ、タブレットOK
- 直感的な操作性
- ノーコード・ローコード
- 認知度の高い製品
公式サイト:kintone
kintone(キントーン)とは?特徴や料金をわかりやすく解説
移行先の使い分け(どんな企業にどれが向くか)
「結局どれを選べばいいのか」を判断しやすいよう、利用シーン別の目安を整理しました。自社の状況に近いものを参考にしてください。
| こんな状況なら | 向いている選択肢 |
|---|---|
| コストを抑えつつ帳票・採番まで標準機能で完結したい | PigeonCloud |
| 利用者は多いが同時アクセスは少ない | PigeonCloud(同時ログインプラン) |
| 拡張機能で幅広くカスタマイズしたい・社内に運用担当がいる | kintone スタンダードコース |
| 既存のExcel運用を活かしつつ段階的に脱Accessしたい | クラウド型DB+Excel連携の併用 |
Access移行に関するよくある質問
Q. Accessのデータはそのまま移行できますか?
テーブル(データ本体)はCSVやExcelに書き出して移行先に取り込めるケースが多いです。一方で、フォーム・レポート・マクロ・VBAで組んだ処理はそのままでは引き継げないため、移行先の機能で作り直す前提で計画を立てるのが安全です。
Q. 移行にはどのくらいの期間がかかりますか?
規模やVBAの複雑さによりますが、現状調査・要件整理・移行先選定を含めると半年〜1年が一般的です。サポート終了が近いバージョンを使っている場合は、期限から逆算して早めに着手することをおすすめします。
Q. ノーコードツールでも本当にAccessの代わりになりますか?
日常的なデータ入力・検索・一覧管理・帳票出力といったAccessの主な用途は、PigeonCloudやkintoneのようなノーコードのデータベースソフトで十分カバーできます。複雑な独自処理が多い場合は、初期構築サポートのあるツールを選ぶと移行がスムーズです。
おわりに
Accessは30年ほど前にリリースされた、データベースソフトのなかでは最も知名度の高い製品です。しかし近年、データベースソフトのトレンドは「クラウド化」に移っています。
多様な働き方(ハイブリッドワーク)が定着した現在、クラウド製品は多くの企業にマッチするものとなりました。Accessはクラウドサービスではなく、大人数での同時作業やスマホからの操作もできないため、移行先を検討している方も多いと思います。
この記事では、Accessの代替となる2つの製品を紹介しました。まずは無料トライアルや資料請求を活用し、自社の業務要件に合致するかを実際に確かめてみることをおすすめします。
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