【必見】ファイルメーカーの9つのできること・できないこと! 口コミや導入のメリット・デメリットを紹介
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「ファイルメーカーを検討している」
「ファイルメーカーってどんなことができるの?」
「効率的にデータ管理を行いたい」
こんな気持ちを抱いていませんか。
ファイルメーカーは米国に本社を置くクラリス社が提供している、ローコード開発ツールです。
その歴史は古く、初めて世に登場したのが1985年。なんと約40年前から発売されているツールなのです。
そんな歴史あるファイルメーカーについて、この記事ではファイルメーカーのできること、できないことや、ファイルメーカーの口コミなどについて解説していきます。
ファイルメーカーについて関心のある方はぜひご一読ください!
ファイルメーカーとは
ファイルメーカーは、データ管理などに有用なローコードのデータベースツールです。
ローコードというのはLowCodeと書いて、少ないコーディングでデータベースを開発できるというツールです。
ちなみにローコードと似た言葉でノーコードというものもあり、こちらは専門知識が一切なくてもシステム開発できるという代物です。サイボウズ社のkintone(キントーン)なんかは、ノーコードでも使えるツールとして有名です。
ファイルメーカーはローコードツールなので、ノーコードよりは多少敷居は高くなりますが、その分拡張性が高まります。
自分でプログラムを書いて機能を拡張させることができるので、ノーコードツールよりも自由に設計できるというメリットがあるのです。
ファイルメーカーは40年前に初代をリリースした歴史ある製品にはなりますが、度々バージョンアップを行っており、時代に合わせて新たな機能を加えています。そのため、現代でも活用しやすいツールとなっています。
またファイルメーカーは様々な業務に活用することができます。
顧客管理や案件管理、文書管理や契約管理、予算管理などなど。幅広い業種・業務に使われています。
こちらの記事ではノーコードとローコードの意味や、それぞれの違いなどについて解説しています。
ファイルメーカーの5つのできること・メリット
ここまでファイルメーカーの基本について解説してきました。
ではファイルメーカーは具体的にどんなことができるツールなのでしょうか。
- 専門知識不要で開発できる
- さまざまなOSで使える
- データをすばやく検索・並べ替えすることができる
- データを見たい形式で見ることができる
- オンプレミスでもクラウドでもOK
順番に解説していきます。
1.専門知識不要で開発できる
ファイルメーカーは、プログラミングの知識がなくても本格的な開発を行うことができます。
他のデータベースソフトの場合、英語を使ったプログラミングが必要となるケースが多く、開発の難易度が高いのですが、ファイルメーカーは日本語を使ったプログラミングが可能なので専門知識がなくても容易にシステム開発を行うことができます。
2.さまざまなOSで使える
ファイルメーカーはWindowsやMacOSでも利用することができます。
またFileMakerGo(※)というアプリを使えば、設計したシステムをiPhoneやiPadを通して操作することもできます。
(※)FileMakerGoとは、iPhoneやiPad用のファイルメーカーアプリです。無料でインストールでき、外出先でデータの入力・確認等が行えます。
3.データをすばやく検索・並べ替えすることができる
ファイルメーカーはデータ量が多い場合も、すばやく検索したり並べ替えすることができます。業務のスピードアップが見込めますね。
4.データを見たい形式で見ることができる
ファイルメーカーはレコードを一覧形式で表示させたり、ユーザーが見たい形でデータを表示することができます。
用途に合わせて画面を作成・表示することができるので、データをすばやく活用することができます。
5.オンプレミスでもクラウドでもOK
ファイルメーカーはオンプレミス・クラウドから選ぶことができます。
近年は手軽さや利便性からクラウド型ツールが広く普及しつつありますが、機密性の高い情報を管理している組織や、複雑なシステムが必要な場合などはオンプレミス型を選択するケースもあります。
自社に合う形態を選択できるということは大きなメリットです。
ファイルメーカーの4つのできないこと・デメリット
ではファイルメーカーのできないこと、デメリットはどんなことがあるのでしょうか。
- 処理速度が遅い
- 費用が高い
- 情報量が少ない
- OS間で使用感が異なる
順番に解説していきます。
1.処理速度が遅い
ファイルメーカーは、他のデータベースソフトと比べ処理速度が遅いことがあります。
大量のデータを保存・管理する場合は、レスポンスが遅いこともあるため注意が必要です。
2.費用が高い
ファイルメーカーの口コミを調べると、費用が高いといった声を多く見かけます。
ライセンスにかかる費用が高額だったり、大人数で利用すると費用が多くかかってしまうといった声が多いようです。
類似のデータベース製品と比べてもファイルメーカーは高額であるため、コストパフォーマンスが悪いと思う方も多いでしょう。
3.情報量が少ない
ファイルメーカーは、ExcelやAccessと比べ参考書などの書籍が少ないといったデメリットがあります。
導入後、ファイルメーカーについて詳しく学びたいときは、クラリスコミュニティ上で質問をしたり、答えを探すことができます。
しかし問題がすぐに解決できないこともあるため、煩わしく感じる方もいるかもしれません。
公式サイト:クラリスコミュニティ
4.OS間で使用感が異なる
クラリス社は元々Appleの子会社なので、MacOSやiOSに最適化するよう設計されています。
スマホで使う場合、iPhoneやiPadなら無料アプリのFileMakerGoからファイルメーカーにアクセスすることができます。
しかしAndoroidの場合はWebDirectを介してからでないと、ファイルメーカーにアクセスすることができません。Andoroidユーザーにはやさしくないツールです。
ファイルメーカーの評判・口コミを調査
では実際にファイルメーカーを使っている人はどんな感想を抱いているのでしょうか。
ここからはファイルメーカーの口コミを調べていきます。
ファイルメーカーの良い評判・口コミ
ファイルメーカーの良い口コミを調べてみました。
専門知識がなくても利用できる点や、使いやすさに定評があるようです。
- プログラミングが苦手でも開発できる
- ローコード開発なので簡単にプログラムを覚えられる
- 運用しやすい
- 専門知識がなくても大丈夫
- 日本語でプログラムを組める
- 導入までが速い
- 使いやすい
- iPhoneからの操作も可能だった
- データを一元化できた
- 日常業務が格段にスムーズになった
- 直感的に操作ができる
- カスタマイズが自由自在にできる
ファイルメーカーの良くない評判・口コミ
一方、ファイルメーカーに対してマイナスな意見も見受けられました。
費用の高さへの意見や、Andoroidユーザーからの意見も多くありました。
- 大量のデータを管理する場合、データの処理速度が遅くなる
- 費用が高額である
- ライセンス費用が高すぎる
- 大規模システムには適さない
- サポートの返信が遅い
- 頻繁にバージョンアップされるが、その度にライセンス更新のため費用が発生する
- 他のシステムとの連携が乏しい
- Andoroidでも使いやすくしてほしい
- Android向けのFileMakerGoのようなアプリがないため、使いにくい
- 機能が多すぎてわかりにくい
- スクリプトの組み方でつまずくことがある
ファイルメーカーの類似製品とは
ここまでファイルメーカーのできることやできないこと、口コミについて解説してきました。
ファイルメーカーはデータベースソフトで、社内のデータを一元管理できるツールです。
専門知識も不要でIT初心者でも利用できる、便利なシステムです。
しかしOSによって使用感が異なっていたり、費用が高額であるところなどデメリットもありました。
そんなファイルメーカーのデメリットが気になるという方も多いと思います。
ではファイルメーカーの類似製品はどんなものがあるのか、ご存知でしょうか。
今は新しいツールやコスパの良い製品が続々と登場しているのです。
ここからは専門知識が不要で、コストパフォーマンスが高く、スマホでの利用もOK、そんな製品があるので紹介していきます。
ノーコードデータベースのPigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するWebデータベースソフトです。
PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。
データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。
そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。
またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。
また他社では別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。
そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。
PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
- スマホ、タブレットOK
- ノーコード
- さまざまな業務に使える
- AIで業務システムを自動で作成
- 低価格
- 同時ログインプランあり
- データ容量100GB
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツール等との外部連携
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載
公式サイト:PigeonCloud
まとめ
この記事ではファイルメーカーのできること・できないことについて解説してきました。
ファイルメーカーは、世界中で使われているデータベースソフトです。
歴史もあり、多くの導入数を誇っています。
ファイルメーカーは使いやすさや専門知識が不要であるなどのメリットがある一方、費用が高額であったり、処理速度の遅れなどのデメリットもあります。
この記事ではファイルメーカーの類似製品も紹介しました。PigeonCloud(ピジョンクラウド)はファイルメーカーと同様にデータ管理ができるツールで、専門知識が不要なノーコードツールです。
興味を持たれた方は公式サイトから、資料請求や無料トライアルを試してみてはいかがでしょうか。
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