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2026.04.12 データベース

JUST.DBとは?料金・評判・できること/できないことを徹底解説【2026年版】

JUST.DB(ジャストDB)は、株式会社ジャストシステムが提供するノーコードデータベースソフトです。プログラミング不要でドラッグ&ドロップにより業務システムを構築でき、AI(Blueprint)による自動設計機能も備えています。料金は同時ログインライセンス方式で、最低月額99,000円(税別)から利用可能です。

この記事では、JUST.DBの特徴・料金・評判に加え、できること/できないことまで網羅的に解説します。kintoneやPigeonCloudとの料金比較も掲載しているので、ノーコードDB選びの参考にしてください。

JUST.DB(ジャストDB)とは?

JUST.DBは、一太郎やATOKで知られる株式会社ジャストシステムが開発・提供するノーコードデータベースソフトです。Webブラウザ上でデータベースや業務アプリケーションを構築でき、専門的なプログラミング知識は一切必要ありません。

クラウド版とオンプレミス版の両方が提供されており、セキュリティポリシーに応じた導入形態を選べます。

項目 内容
開発元 株式会社ジャストシステム
製品カテゴリ ノーコードデータベースソフト
提供形態 クラウド / オンプレミス
ライセンス方式 同時ログインライセンス(5ライセンス単位で購入)
最低月額費用 99,000円(税別)
主な用途 業務システム構築、脱Excel、ワークフロー、帳票出力

「ジャストDB」「JUST DB」などの表記で検索されることも多く、ノーコードで業務改善を進めたい企業から注目を集めています。

JUST.DBの特徴

同時ログインライセンス方式

JUST.DBの料金体系は「同時ログインライセンス」方式を採用しています。ユーザーアカウント数ではなく、同時にログインする人数に応じた課金モデルです。

たとえば社員100名の企業でも、同時にJUST.DBを使う人数が5名以内であれば5ライセンスで運用できます。ただし常時多くの社員がアクセスする業務では、ライセンス不足が発生しやすい点に注意してください。

AI(Blueprint)による自動設計

JUST.DBにはBlueprint(ブループリント)と呼ばれるAI機能が搭載されています。やりたい業務の内容を入力すると、AIがデータベースの構成を自動で設計してくれます。

ゼロからテーブル設計をする必要がないため、ITに詳しくない部門でも短期間でシステムの雛形を作れる点が評価されています。

完全ノーコードでの開発

画面のレイアウトやデータベースの項目設定まで、すべてドラッグ&ドロップのGUI操作で完結します。SQLやプログラミング言語の知識は不要です。

ただし後述のとおり、関数機能がないため複雑なデータ加工にはデータフロー機能の活用が前提となります。

パネル連携

複数のテーブルを1つの画面にまとめて表示できるパネル連携機能は、JUST.DBの特徴的な機能の一つです。関連するデータを横断的に確認しながら作業できるため、入力ミスの削減や業務効率の向上につながります。

JUST.DBでできること・できないこと

JUST.DBの導入を検討する際、「何ができて、何ができないのか」は最も気になるポイントです。実際のユーザーレビューも踏まえ、できること/できないことを整理しました。

JUST.DBでできること

No. 機能 概要
1 ノーコードでDB構築 ドラッグ&ドロップで画面やデータベースを構築。プログラミング不要
2 データ処理フロー RPA的な自動処理を設定可能。条件分岐やデータ変換を自動化
3 AI自動設計(Blueprint) やりたい業務を入力するだけで、AIがDB構成を自動設計
4 帳票出力 請求書・見積書などの帳票を標準機能で出力可能
5 ワークフロー 承認フローの構築が可能。稟議・申請業務を電子化
6 Webhook/API連携 外部サービスとのデータ連携が可能
7 モバイル対応 スマートフォンから承認・データ入力が可能
8 パネル連携 複数テーブルのデータを一画面に集約して表示

JUST.DBでできないこと・制限事項

No. 制限事項 詳細
1 関数機能がない if・left等の関数が使えず、複雑な計算にはデータフロー機能が必要
2 帳票の直接印刷不可 一度ダウンロードしてから印刷する必要がある
3 メール送受信機能なし 通知機能はあるが、メールの送受信には対応していない
4 データフロー数に制限 標準で20件まで。追加オプションで最大150件まで拡張可能
5 グラフの色変更不可 グラフチャートの色を自由にカスタマイズできない
6 一括更新のバックアップなし データの一括更新時に自動バックアップが取られない
7 明細フィールドの制限 子テーブル(明細フィールド)に関する制限事項が多い
8 フィルター機能の制約 Excelほど柔軟なフィルター・ソートが行えない場面がある

特に「関数が使えない」点は、Excelやkintoneに慣れたユーザーが戸惑いやすいポイントです。四則演算以上の処理にはデータフロー機能を使う必要があり、学習コストがかかります。

JUST.DBの料金プラン

JUST.DBの料金体系は「同時ログインライセンス」+「ベーシックパッケージ」の組み合わせです。最低購入単位は5ライセンスとなっています。

項目 料金(税別)
同時ログインライセンス 15,000円/月(1ライセンスあたり)
ベーシックパッケージ 24,000円/月
最低月額費用(5ライセンス) 99,000円/月(税別)

内訳は「15,000円 x 5ライセンス + 24,000円(ベーシックパッケージ)= 99,000円」です。同時接続が増えるほどライセンス追加が必要になるため、利用人数が多い企業ほど月額費用は大きくなります

kintone・PigeonCloudとの料金比較

ノーコードデータベースの代表的な製品であるJUST.DB・kintone・PigeonCloudの料金を比較しました。

項目 JUST.DB kintone(スタンダード) PigeonCloud
課金方式 同時ログイン数 ユーザー数 ユーザー数
最低利用料金(月額) 99,000円/税別(5同時ログイン) 9,000円/税別(5ユーザー) 5,500円/税込(5ユーザー)
10ユーザー利用時の月額目安 99,000円〜/税別 18,000円/税別 11,000円/税込
50ユーザー利用時の月額目安 174,000円〜/税別(10同時ログイン想定) 90,000円/税別 55,000円/税込
帳票出力 標準機能 プラグイン(有料) 標準機能
ワークフロー 標準機能 標準機能 標準機能
同時ログインプラン 標準(同時ログイン方式のみ) なし あり(オプション)
無料トライアル あり あり(30日間) あり

JUST.DBは帳票出力やワークフローが標準機能に含まれる反面、最低月額費用が99,000円と高額です。kintoneは1ユーザー1,800円/月(スタンダードコース)で利用できますが、帳票出力にはプラグインの追加購入が必要です。

PigeonCloudは月額5,500円(税込)/5ユーザーから利用でき、帳票出力やワークフローも標準搭載されています。コストを抑えつつ必要な機能を確保したい企業には有力な選択肢です。

各製品の詳しい比較は「JUST.DBとkintoneとPigeonCloudの比較」の記事もご参照ください。

JUST.DBの評判・口コミ

ITreview(2026年4月時点・20件のレビュー・満足度3.9/5.0)に投稿されたJUST.DBの口コミから、良い評判と悪い評判をそれぞれ紹介します。

JUST.DBの良い評判

「専門知識不要でドラッグ&ドロップにより画面やDBを構築でき、社内で内製化して運用できる」

「紙で運用していた契約書の押印申請を電子化でき、郵送コストを削減」

「Excel管理から脱却し、部署間での認識のズレが減少」

操作のしやすさや、紙・Excelからの脱却に成功したという声が目立ちます。「月20時間程度の作業時間短縮」を実現したという具体的な成果報告もあります。

JUST.DBの良くない評判

「関数機能がなく、複雑な処理ではデータフロー機能に頼らざるを得ない」

「帳票は一度ダウンロードが前提で、直接プリンターで印刷できない」

「マニュアルがあるがなかなか欲しい回答にたどり着かない」

関数機能の不足やマニュアルの使いにくさに対する不満が見られます。その他、以下の声もあります。

  • RPAフローが20件までで、追加料金で150まで使えるが足りない場合がある
  • 明細フィールド(子テーブル)の制限事項が多い
  • グラフチャートの色が自由に設定できない

JUST.DBのメリット・デメリット

評判や機能情報をもとに、JUST.DBのメリット・デメリットを整理しました。

メリット

メリット 詳細
完全ノーコード IT人材がいない部門でも業務システムを内製化できる
AI自動設計 Blueprint機能でDB設計の時間を大幅に短縮
帳票が標準搭載 請求書・見積書の出力に追加費用がかからない
同時ログイン方式 全社員にアカウントを発行しても、同時接続数分の費用で済む
オンプレミス対応 セキュリティ要件が厳しい企業でもオンプレ版を選択可能

デメリット

デメリット 詳細
月額費用が高い 最低99,000円/月。中小企業には負担が大きい
関数機能がない Excel的な計算式が使えず、データフロー機能の学習が必要
データフロー数の制限 標準20件まで。業務が増えると追加費用が発生する
マニュアルの分かりにくさ 操作方法を調べるのに時間がかかるという声が多い
帳票の直接印刷不可 ダウンロード後の手動印刷が必要で、運用上の手間が増える

コストや機能面で不安がある方へ ── JUST.DBと同じ「同時ログインプラン」「帳票出力」に対応しながら、月額5,500円(税込)/5ユーザーから利用できるPigeonCloudも選択肢の一つです。初期DB構築サポートは無料、電話・チャットでの相談も無料で対応しています。

JUST.DBはこんな企業におすすめ

JUST.DBの特徴と評判を踏まえると、以下のような企業に適しています。

おすすめのケース 理由
IT人材が不足している企業 完全ノーコード+AI設計で、非IT部門でもシステムを構築できる
同時利用者が少ない企業 同時ログイン方式のため、同時接続5名以下なら最低料金で運用可能
帳票出力を多用する企業 帳票機能が標準搭載。追加プラグインの購入が不要
オンプレミスが必須の企業 クラウドに加えオンプレミス版も提供されている

一方、コストを抑えたい企業や、多くのユーザーが同時にアクセスする業務には向いていない可能性があります。月額99,000円からという価格帯は、中小企業にとってはハードルが高いでしょう。

コスト重視なら、月額5,500円(税込)/5ユーザーから使えるPigeonCloudの無料トライアルで操作感を比較してみてください。ノーコードデータベースの選び方の記事も参考になります。

JUST.DBの類似製品

JUST.DB以外にも、ノーコードでデータベースを構築できる製品は複数あります。代表的な類似製品を比較表で紹介します。

項目 kintone(キントーン) PigeonCloud(ピジョンクラウド)
提供元 サイボウズ株式会社 株式会社ロフタル
料金 月額1,800円/人(スタンダードコース) 月額5,500円(税込)/5ユーザーから
帳票出力 プラグイン(有料) 標準機能(追加費用なし)
ワークフロー 標準機能 標準機能(追加費用なし)
同時ログインプラン なし あり(JUST.DBと同じ課金方式も選択可能)
AI連携 プラグインで対応 Amazon AI連携(標準機能)
初期DB構築サポート 有料 無料
電話・チャットサポート あり 無料
強み 国内シェアNo.1。プラグインやカスタマイズの情報が豊富 低価格で帳票・ワークフロー・同時ログインプランを標準搭載
無料トライアル あり(30日間) あり

kintoneはプラグインやカスタマイズの情報が豊富な反面、帳票出力には追加購入が必要です。詳しくは「kintoneの料金は高いのか」もご覧ください。

JUST.DBのデメリットとして挙がった「月額費用の高さ」「データフロー数の制限」「サポートの分かりにくさ」に対し、PigeonCloudは月額5,500円(税込)/5ユーザーからの低価格、制限の少ない標準機能、初期DB構築無料+電話・チャットサポート無料で対応しています。「JUST.DBの機能は魅力的だがコストやサポートが気になる」という企業は、PigeonCloudの無料トライアルを試してみる価値があります。

PigeonCloudの無料トライアルを試す

kintone・PigeonCloudとの詳しい機能比較は「JUST.DBとkintoneとPigeonCloudの比較」で解説しています。また、kintoneと類似製品の比較脱Excelって必要?も合わせてご覧ください。

まとめ

JUST.DB(ジャストDB)は、ジャストシステムが提供するノーコードデータベースソフトで、AI自動設計や帳票出力を標準搭載した高機能な製品です。

ポイント 内容
強み 完全ノーコード、AI設計、帳票標準搭載、オンプレ対応
弱み 高額な月額費用(99,000円〜)、関数機能なし、データフロー制限
向いている企業 IT人材不足で内製化したい企業、同時接続が少ない企業
向いていない企業 コスト重視の中小企業、同時アクセスが多い業務

コストを抑えつつノーコードDBを導入したい場合は、月額5,500円(税込)/5ユーザーから利用できるPigeonCloudもぜひ検討してみてください。帳票・ワークフロー・同時ログインプランなど、JUST.DBの主要機能をカバーしつつ、大幅なコスト削減が可能です。

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よくある質問(FAQ)

JUST.DBの料金はいくらですか?

JUST.DBは同時ログインライセンス方式で、1ライセンス15,000円/月(税別)です。最低5ライセンス単位での購入が必要で、ベーシックパッケージ(24,000円/月)と合わせて最低月額99,000円(税別)からとなります。

JUST.DBとkintoneの違いは何ですか?

主な違いは課金方式と標準機能の範囲です。JUST.DBは同時ログイン数での課金、kintoneはユーザー数での課金です。帳票出力はJUST.DBが標準搭載、kintoneはプラグインが必要です。一方、kintoneはプラグインやカスタマイズの情報が豊富で、エコシステムが充実しています。詳しくは「JUST.DBとkintoneの比較記事」をご覧ください。

JUST.DBは無料で試せますか?

はい。JUST.DBには無料トライアルが用意されています。公式サイトから申し込むことで、導入前に操作感や機能を確認できます。

JUST.DBでExcelのような関数は使えますか?

JUST.DBには関数機能がありません。if関数やleft関数のようなExcel的な処理は、「データフロー」機能を使って実現する必要があります。四則演算は可能ですが、複雑なデータ加工には学習コストがかかる点に注意してください。

JUST.DBの導入に適している企業はどんな企業ですか?

IT人材が不足している企業や、同時利用者が少ない企業に適しています。ノーコードで内製化でき、同時ログインライセンス方式のため同時接続が少なければコストを抑えられます。ただし、月額99,000円〜のためコスト重視の中小企業には割高になる場合があります。

JUST.DBの類似製品にはどんなものがありますか?

代表的な類似製品としてkintone(サイボウズ)PigeonCloud(ロフタル)があります。kintoneはスタンダードコース月額1,800円/人、PigeonCloudは月額5,500円(税込)/5ユーザーから利用できます。詳しい比較は「ノーコードデータベースの選び方」や「UnitBaseのできること」も参考になります。

PigeonCloudは無料で試せますか?

はい。PigeonCloudには無料トライアルが用意されています。初期DB構築のサポートも無料で対応しているため、「自社の業務に合うか試したい」という方も安心して始められます。電話・チャットでの相談も無料です。PigeonCloudの無料トライアルはこちら

この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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