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2026.04.25 データベース

【2026年版】UnitBaseのできること7選|料金・評判・代替ツール徹底比較

この記事の結論(30秒で読める)
  • UnitBaseはジャストシステムが提供する同時ログイン制のWebデータベースで、オンプレミス・クラウドの両形態に対応し、導入社数は1,500社超です。
  • 2020年の公開価格はUnitBase 6.0 同時ログイン10ユーザーで199万円+年間保守39.8万円。現行価格は非公開のため中堅〜大企業向けの予算帯です。
  • コストを抑えたい5〜50名規模の組織には、同じく同時ログインプランを持つPigeonCloud(月額5,500円〜)が現実的な代替候補になります。

「UnitBase(ユニットベース)で何ができるのか、正しく把握したい」

「UnitBaseを検討しているが、料金が高そうで稟議が通るか不安」

「オンプレミス型のWebデータベースを探しているが、代替も知っておきたい」

こうした課題を抱えていらっしゃる方に向けて、UnitBaseのできること7選・できないこと・料金・代替ツールを最新情報でまとめました。

筆者の会社(株式会社ロフタル)では、自社SaaSとしてWebデータベース「PigeonCloud」を300社以上に提供しています。UnitBaseから移行されたお客様、逆にPigeonCloudでは対応できずUnitBaseを選ばれたお客様、双方の事例を踏まえ、忖度のない比較を心がけています。

導入実績
1,500社+
大学・銀行・製造業・官公庁
参考価格(2020年)
199万円〜
同時ログイン10ユーザー
提供形態
オンプレ+クラウド
同時ログイン制ライセンス

UnitBase(ユニットベース)とは?提供元と基本情報

UnitBaseは、株式会社ジャストシステムが2011年から提供しているノーコードWebデータベースです。日本語ワープロ「一太郎」で知られる老舗ソフトウェアメーカーが開発しているため、日本企業の業務慣行に沿った設計になっている点が支持されています。

公式情報によれば、導入実績は1,500社以上。大学・銀行・製造業・官公庁・非営利組織など業種を問わず採用されており、中堅〜大企業での実績が豊富です。

項目 内容
提供元株式会社ジャストシステム
初版リリース2011年
最新メジャーバージョンUnitBase 6.0(2020年10月発売)/UnitBase Enterprise
対応形態オンプレミス中心(クラウド環境にも対応)
ライセンス同時ログイン制(アカウント作成は無制限)
導入実績1,500社以上
主な用途顧客管理・案件管理・備品管理・申請承認・Excel/Access脱却

UnitBaseはオンプレミス型だけではない

オンプレミス版
2011年から提供されている主軸プラン。機密情報を自社サーバーで管理したい金融・医療・官公庁向け。情シス部門の運用体制を活かせる。
クラウド版(UnitBase オンラインサービス)
公式の追加プラン。サーバー運用の手間を削減したい組織向け。短期間で立ち上げたいプロジェクトに向く。

機密情報の取り扱いポリシー・情シス部門の体制・立ち上げスピード要件 — この3軸でオンプレ/クラウドを使い分けると判断ミスを防げます。

UnitBaseの料金・ライセンス形態|同時ログイン制とは

UnitBaseの導入費用は、同時ログイン10ユーザー版で初期約200万円+年間保守約40万円からが目安です。公式サイトでは現行価格が非公開ですが、2020年10月の発表時点の公開価格に基づいた相場観として、以下の通りです。

製品 初期費用(税別) 年間保守(税別)
UnitBase 6.0(同時ログイン10ユーザー)199万円39万8,000円
UnitBase Enterprise(同時ログイン10ユーザー)249万円49万8,000円

出典:日本経済新聞2020年10月6日付「ジャストシステム、ノンプログラミングWebデータベースソフト『UnitBase 6.0』を発売」

同時ログイン制のメリット

UnitBaseのライセンスは「同時ログイン制」です。アカウント作成そのものは無制限。実際に同時接続している人数分だけライセンスを購入します。

想定組織
全社員 200名
必要ライセンス
20ライセンス分
常時接続が20名なら

現場担当者が月に数回しかアクセスしないような利用形態と相性が良い仕組みです。全社員アカウントを配布できる柔軟さは、kintone等のユーザー数制プランにはない強みです。

同時ログイン制が向くケース
  • 全社員にアカウントは配りたいが、同時利用者は限られている
  • 営業・物流・製造など、現場がスポット的にアクセスする業務
  • アカウント数に応じて課金されるSaaSだと予算が膨らむ大規模組織

UnitBaseでできること7選

ここからはUnitBaseの主要機能を7つに整理してご紹介します。公式サイトやレビューサイトで評価されている機能のうち、業務改善に直結する項目を厳選しました。

1
ノーコードでの業務アプリ開発
ドラッグ&ドロップの操作だけで、顧客管理・案件管理・備品管理などのアプリを作成できます。プログラミング知識が不要なため、情シス部門以外の業務担当者でも自部署のシステムを自分たちで作れます。
2
Excel/Accessからのスムーズな移行
Excel/Accessで管理していた既存データをUnitBaseに取り込み、属人化・ブラックボックス化を解消できます。特にAccessは2021版のサポートが2026年10月13日で終了するため、移行先を探している情シス担当者にはタイムリーな選択肢です。
3
ワークフロー機能が標準装備
申請承認ワークフローを追加ライセンス費用なしで利用できます。他社製品では別料金になることが多い機能のため、稟議・経費精算・休暇申請などを電子化したい組織には特に相性が良い仕様です。
4
外部データベースとの双方向連携
SQL Server・Oracle・MySQLなど既存の基幹システムと双方向で連携できます。基幹システムの顧客マスタをそのまま参照したり、UnitBaseで入力したデータを基幹に戻したりといった連携が可能です。基幹システムを刷新せずに、現場業務だけノーコード化したい大企業の情シスに向いた機能と言えます。
5
同時ログイン型ライセンスによるコスト最適化
同時接続人数でライセンスが決まるため、アカウント数が多い組織ほど1人あたりの単価を抑えられます。200名のうち常時20名しか使わない場合、20ライセンス分の費用で全社員にアカウントを発行できる計算です。
6
ペーパーレス化・DX推進への寄与
紙の申請書・帳票をUnitBase上に電子化することで、社内のペーパーレス化を進められます。デジタル化された業務プロセスの蓄積はDX(デジタルトランスフォーメーション)の土台となります。
7
オンプレミス/クラウドの選択肢
自社ポリシーに応じて、オンプレミス環境・クラウド環境を選択できます。金融・医療・官公庁など機密情報をクラウドに置けない業種でも導入可能で、情報セキュリティ要件と運用負荷のバランスを取れます。

UnitBaseでできないこと・注意点3つ

便利なUnitBaseにも、導入前に押さえておくべき制約があります。

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1. 小規模組織だと初期費用が重い
2020年時点の公開価格で、同時ログイン10ユーザーのオンプレミス版が初期199万円+年間保守39.8万円。5〜20名規模の中小組織では、同等機能をクラウド型SaaSで月額数万円から利用できるため、初期投資の回収期間が長くなりがちです。
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2. 価格が非公開で比較検討しにくい
現在の公式サイトでは価格プランが掲載されておらず、問い合わせが必須です。予算感を短時間で掴みたい担当者にとっては、検討の入り口で手間が発生します。社内稟議のスピード感を重視する場合は、価格公開済みのkintoneやPigeonCloudと並行検討するのが現実的です。
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3. 高度な専門業務には特化していない
汎用的なWebデータベースであるため、会計・医療・製造現場MESのような特化型業務ソフトほど深い機能は持ちません。専門性の高い業務は、専用パッケージとの使い分けが現実的です。

UnitBaseとJUST.DBの違い

ジャストシステムは2011年にUnitBaseを発売した後、2022年に「JUST.DB(ジャストディービー)」というクラウド型Webデータベースを追加リリースしました。両者の違いは次の通りです。

項目 UnitBase JUST.DB
リリース年2011年2022年
主な形態オンプレミス中心(クラウドにも対応)クラウド型
ライセンス同時ログイン制同時ログイン制
参考料金2020年時点 同時10ユーザー 199万円〜月額82,500円〜
向いている組織機密情報を自社内で管理したい大企業クラウドで手軽に始めたい中堅企業

同じジャストシステムの製品のため、操作感やワークフロー機能は共通する部分が多いです。オンプレミスかクラウドかで迷っている場合は、この2製品の比較がそのまま選定の軸になります。

JUST.DBの料金・評判・できることを詳しく解説した記事はこちら

JUST.DB・kintone・PigeonCloudの3製品比較はこちら

UnitBaseの代替ツール3選を比較

UnitBaseは良い製品ですが、価格帯や用途によっては他のツールが適しているケースもあります。代表的な代替候補3製品を比較しました。

製品 月額料金の目安 形態 向いている組織
PigeonCloud5,500円〜(5名〜)クラウド
(オンプレ対応可)
5〜50名の中小組織/同時ログインプラン希望
kintone(スタンダード)18,000円〜(10名〜)クラウドプラグインでカスタマイズしたい組織
SmartDB要問い合わせクラウド/オンプレ1,000名超の大企業ワークフロー用途

1. PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud 公式LP - コード不要のWEBデータベースで生産性をプラス。30日間無料トライアル
PigeonCloud 公式サイトで30日間無料トライアルを開始
「UnitBaseと同じ同時ログインプランを月額5,500円から使いたい」という発注者向けの最有力候補です。
導入実績
300社+
フルキャスト/パーソル他
月額料金
5,500円〜
5ユーザーから
プラン選択
同時ログイン
&ユーザー数
UnitBase互換

PigeonCloudは株式会社ロフタルが運営する自社SaaSのWebデータベース。UnitBaseからの移行候補として違和感なく使え、ユーザー数プラン(月額1,100円/人・5名〜)との選択式で組織の利用実態に合わせて選べます。

PigeonCloudが選ばれる主な理由
圧倒的な低コスト月額5,500円〜。UnitBase(初期約200万円)の数十分の一の予算で導入可能
柔軟なプラン同時ログイン制とユーザー数プラン(月額1,100円/人)を組織に合わせて選択
初期構築代行専門知識がなくても安心。ロフタルのエンジニアがDB構築を無料サポート
充実のサポート電話・チャットサポートが無料。有償オプションを極力排除した設計
高度な拡張性RPA連携(コネクト機能)・AI自動構築・100GBの大容量ストレージを標準装備
高い安全性ISMS認証取得済み。フルキャスト・パーソルなど大手企業でも採用

PigeonCloudの詳しい機能・評判はこちら

UnitBaseと同じ同時ログイン型プランをPigeonCloudで選んだ場合、コスト差は初年度で顕著になります。UnitBase 6.0は同時10ユーザー版の初期費用が199万円、年間保守が39.8万円。一方PigeonCloudの同時ログインプランは月額で試算できるため、初年度の合計をそろえることなく試用から始められます。「稟議を通す前にまず現場で使ってみたい」という5〜50名規模の組織では、先にPigeonCloudで業務フローを固めてから比較検討するのが現実的な順序です。

ただし、大規模組織で全社員300名・同時接続20名という構成だと話が変わります。ユーザー数課金のSaaSなら月額33万円前後になるところ、UnitBaseの同時ログイン制では「20名同時ライセンス」のみを買えばよく、総所有コストで逆転するケースがあります。弊社では中小規模ではPigeonCloud、300名超かつオンプレ要件がある場合はUnitBase、という使い分けを提案しています。

2. kintone(キントーン)

「プラグイン資産を活かして拡張したい」「他社情シスとの会話で標準ツールにしたい」組織に向きます。

サイボウズ社が提供する業務アプリ構築サービスです。スタンダードコースは1ユーザー月額1,800円(税抜)で、プラグインやカスタマイズの選択肢が豊富です。

2024年11月の料金改定に注意
最小契約ユーザー数が 5名 → 10名 に引き上げられました。10名未満の組織では最小月額18,000円を超えるため、組織規模によっては割高に感じるケースがあります。

▶ kintoneと類似製品の比較はこちら

3. SmartDB(スマートデービー)

「全社1,000名超のワークフローを統合したい」大企業向け。中小規模ではオーバースペック気味です。

株式会社ドリーム・アーツが提供する大企業向けWebデータベース・ワークフロープラットフォームです。

市場ポジション
大企業ワークフロー
シェアNo.1
利用者数
50万名+
対象規模
1,000名超
の大企業向け

文書管理・電子契約・申請承認のすべてをひとつの基盤で統合したい大企業に向きます。中小規模ではオーバースペックになりがちなので、kintoneやPigeonCloudと比較検討するのが現実的です。

UnitBaseはどんな会社におすすめ?選び方チェックリスト

ここまでの情報を踏まえ、組織規模・要件別に推奨製品をまとめました。

組織の状況 推奨 理由
従業員5〜50名/月額数万円以内で始めたいPigeonCloud初期費用なし・月額5,500円〜
従業員10〜100名/kintoneのプラグイン資産があるkintone既存エコシステムを活かせる
従業員300〜1,000名/機密情報は自社内保管必須UnitBaseオンプレ対応・同時ログイン制で大規模でも割安
従業員1,000名超/全社ワークフロー統合SmartDB大企業ワークフローで実績No.1
クラウドで手軽に試したい/ジャストシステム系JUST.DBUnitBaseのクラウド版に近い位置づけ

UnitBaseに関するよくある質問

Q1. UnitBaseの現在の料金を知る方法は?
公式サイトでは価格プランが非公開のため、ジャストシステム公式サイトの問い合わせフォームから個別に見積もりを依頼してください。参考情報として、2020年時点では同時ログイン10ユーザー版が199万円で発売されていました。
Q2. UnitBaseはクラウドでも使えますか?
はい。現行版ではオンプレミス・クラウドの両形態に対応しています。自社サーバーで運用するか、クラウドで運用するかは組織の情報セキュリティポリシーに応じて選択できます。
Q3. UnitBaseとJUST.DBのどちらを選べばよいですか?
機密情報を自社内で管理したい、または既存の基幹システムと深く連携したい場合はUnitBase。クラウドで素早く立ち上げたい場合はJUST.DBが適しています。同じジャストシステムの製品のため操作感は似ています。
Q4. kintoneよりUnitBaseの方が安くなるケースはありますか?
あります。同時ログイン制のため、全社員のアカウントは必要だが同時利用者は限定的という大規模組織では、UnitBaseの方が1人あたりコストが下がることが多いです。

具体例:従業員100名のうち同時に接続するのが10名程度の場合、kintoneスタンダードは100名分の年額216万円が必要ですが、UnitBaseの同時ログイン10ユーザー版は初期約200万円+年間保守約40万円です。2年目以降はUnitBaseの方が割安になる計算です。逆にアカウント数と同時利用者数が近い中小組織ではkintoneやPigeonCloudの方が割安です。
Q5. UnitBaseより安価な代替ツールはありますか?
はい。5〜50名規模の中小組織であればPigeonCloudが月額5,500円〜で導入でき、UnitBaseと同様の同時ログインプランも選択できます。Pleasanterのオープンソース版は自社サーバー運用ができれば無料で利用できます。

まとめ|自社に合ったWebデータベースを選ぶには

UnitBaseはジャストシステムが提供する、同時ログイン制のWebデータベースです。1,500社以上の導入実績があり、中堅〜大企業のオンプレミス運用・基幹連携を強みとしています。

一方で、現在の価格は非公開・問い合わせが必要で、5〜50名規模の中小組織には初期投資が重くなりがちです。

そうした規模の組織には、筆者の会社が提供するPigeonCloud(月額5,500円〜・5ユーザーから)を代替候補として検討していただきたいです。UnitBaseと同じ同時ログインプランを持ちながら、クラウド型で初期費用を抑えられます。

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参考文献

  1. 株式会社ジャストシステム UnitBase公式サイト(2026年4月確認)
  2. 日本経済新聞 「ジャストシステム、ノンプログラミングWebデータベースソフト『UnitBase 6.0』を発売」(2020年10月6日)
  3. 株式会社ジャストシステム JUST.DB公式サイト(2026年4月確認)
  4. サイボウズ株式会社 kintone料金プラン(2026年4月確認)
  5. Microsoft Access 2021サポートライフサイクル(2026年4月確認)
この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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