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2026.07.28 データベース

【比較】PigeonCloud(ピジョンクラウド)とkintone(キントーン)の7つの違いと8つの共通点

「PigeonCloud(ピジョンクラウド)とkintone(キントーン)は何が違うのか」「どちらを選べば失敗しないのか」。ノーコードで業務システムを作れる2つのツールを前に、こう迷う担当者は多いです。


結論から言うと、両者は「ノーコードで業務データを一元管理できる国産ツール」という点でよく似ています。差が出るのは、料金体系・最小契約人数・連携サービスの数・提供形態といった細部です。ここを読み違えると、契約後に「思ったより高い」「必要な連携がない」と後悔します。


この記事では、両ツールの7つの違いと8つの共通点を、2026年時点の公式情報にもとづいて整理しました。料金・機能・容量の比較表と選び方の判断軸まで載せています。

※本記事は、Webデータベース「PigeonCloud」を提供する株式会社ロフタルが作成しています。料金・仕様は2026年7月時点の各社公式情報にもとづき、kintoneの優位点も含めて記載しています。最新・正確な条件は各社の公式サイトでご確認ください。

この記事の結論(30秒サマリー)

  • 連携サービスの数を最優先するなら、100種類以上のプラグイン・連携をそろえるkintone。
  • 少人数から低コストで始めたい・帳票出力やオンプレミスが要るなら、5ユーザー・月額5,500円から使えるPigeonCloud。
  • 料金は「スタンダードコースのkintone 1,800円/人」と「PigeonCloud 1,100円/人」で比較するのが実態に近い(いずれも税抜)。
  • 使い方の大枠は共通。最後は「必要な機能が標準で入っているか」「何人・どの形態で使うか」で決まります。

結論:PigeonCloudとkintoneはどちらを選ぶ?早見表

細かい違いに入る前に、判断のよりどころになる要点だけ先に並べます。自社の状況に近いほうが、有力な候補です。

こんな会社・チーム向いているツール理由
5〜10人の小さなチームで始めたいPigeonCloud最小5ユーザーから契約でき、初期コストを抑えやすい
とにかく多くの外部サービスとつなぎたいkintone公式サイト掲載の連携・プラグインが100種類以上ある
帳票出力・自動採番を追加費用なしで使いたいPigeonCloud帳票出力やルックアップを標準搭載している
オンプレミスやOEMで使いたいPigeonCloudクラウド・オンプレミス・OEMに対応している
導入事例やコミュニティの多さで安心したいkintone国内シェアが高く、情報や導入支援会社が多い

ここからは、この判断の根拠になる違いと共通点を一つずつ見ていきます。

PigeonCloud(ピジョンクラウド)とは

PigeonCloudは、株式会社ロフタルが提供するWebデータベースです。顧客管理や案件管理、日報や在庫管理など、社内に散らばったデータを一つの画面でまとめて扱えます。


特徴は、専門知識がなくてもドラッグ&ドロップで画面を設計できること。作った業務システムはスマホやタブレットからも操作でき、外出先やテレワークでも使えます。帳票出力やルックアップ(別テーブルの値を自動で引く機能)を標準で備えている点も、現場で重宝します。


提供形態はクラウドのほか、自社サーバーで運用するオンプレミス、他社サービスに組み込むOEMにも対応します。私たちロフタルは、このPigeonCloudを自社でも日々の業務に使いながら改善を重ねています。

PigeonCloudの主な標準機能

  • ワークフロー・帳票出力・カレンダー・グラフ表示
  • 集計・計算・ルックアップ(別テーブルの値を自動で取得)
  • 権限設定・2段階認証・IP制限などのセキュリティ設定


公式サイト:PigeonCloud

PigeonCloudとは?特徴や機能をわかりやすく解説

kintone(キントーン)とは

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務改善プラットフォームです。こちらもノーコードで、直感的な操作でアプリ(業務システム)を作れます。


kintoneの強みは、国内シェアの高さと、それを支える周辺サービスの厚みです。中小企業から官公庁まで導入が進み、連携サービスや導入支援会社の情報が豊富にそろっています。データ管理だけでなく、コメントやスペースといったコミュニケーション機能に力を入れている点も、社内の情報共有ツールとして選ばれる理由です。

kintoneの主な特徴

  • 国内シェアが高く、導入事例や情報が豊富
  • 公式サイト掲載の連携・プラグインが100種類以上
  • コメント・スペースなどコミュニケーション機能が充実


公式サイト:kintone

kintoneとは?特徴や料金をわかりやすく解説

PigeonCloudとkintoneの7つの違い

共通点の多い2つですが、選ぶ段階では違いのほうが効いてきます。まず7項目を一覧で押さえ、その後に一つずつ補足します。

比較項目PigeonCloudkintone
プラン体系ユーザー数プラン/同時ログイン数プランの2種類ライト/スタンダード/ワイドの3種類
価格(税抜)1ユーザー月額1,100円スタンダード1,800円/ライト1,000円
最小契約ユーザー数5ユーザー10ユーザー
連携サービス数は多くないが帳票・自動採番などを標準搭載公式サイト掲載のプラグイン・連携が100種類以上
ディスク容量100GB(追加可)契約ユーザー数×5GB(追加可)
導入支援専任担当がヒアリングしサンプル環境を構築オフィシャルパートナーに依頼
提供形態クラウド/オンプレミス/OEMクラウドのみ

1プラン体系

PigeonCloudには「ユーザー数プラン」と「同時ログイン数プラン」があります。後者は、登録人数ではなく同時にログインする人数で課金する仕組みです。

たとえば登録は100人でも、実際に同時に使うのは20人程度、という交代制の職場。この場合、ユーザー数プランなら月額110,000円(1,100円×100人)ですが、同時ログイン数プランなら月額44,000円(2,200円×20人)に収まります。使い方によっては、この差が効いてきます。なお同時ログイン数プランは登録人数が無制限で、月額11,000円(5同時ログイン・税抜)からです。

一方kintoneは、ライト・スタンダード・ワイドの3コース。1,000ユーザー以上の大規模組織はワイドコースが対象です。

2価格

PigeonCloudは1ユーザー月額1,100円(税抜)。kintoneは拡張機能を使えるスタンダードコースが1,800円(税抜)、機能を絞ったライトコースが1,000円(税抜)です。

注意したいのは、kintoneのライトコースは外部連携やプラグインが使えない点です。実務で拡張前提なら比較対象はスタンダードコースになります。単価だけを並べると誤解が生まれるので、「どのコースで何ができるか」まで見て比べてください。

3最小契約ユーザー数

PigeonCloudは5ユーザーから、kintoneは10ユーザーから契約できます。kintoneは2024年11月の料金改定で、新規契約の最小人数が5人から10人になりました。

最小契約の目安。PigeonCloudは5ユーザー(月額5,500円・税抜〜)、kintoneは10ユーザー(スタンダードで月額18,000円・税抜〜)。少人数チームほど、この最小人数の差が初期の月額に効いてきます。

5人のチームなら、PigeonCloudは5人分から、kintoneは10人分から支払うことになります。小さく始めて必要に応じて広げたい場合は、入口の人数条件も確認しておきましょう。

4連携サービスの多さ

ここはkintoneに分があります。公式サイトに掲載されたプラグイン・連携サービスが100種類以上そろい、会計・グループウェア・MAなど多くの外部ツールとつなげます。

対してPigeonCloudは連携の数では及びませんが、帳票出力・自動採番・ルックアップの自動取得など、kintoneでは標準ではなくプラグインやカスタマイズで追加する機能を、標準で備えています。「連携で足す」kintoneと、「最初から入っている」PigeonCloud、という違いです。

5容量

PigeonCloudは100GB固定。kintoneは「契約ユーザー数×5GB」で、人数に応じて増えます。

利用人数PigeonCloudkintone(5GB×人数)
5人100GB25GB
20人100GB100GB(ほぼ同等)
100人100GB500GB

表のとおり、境目は20ユーザーです。少人数ではPigeonCloudの100GBに余裕があり、20人を超えるとkintoneの容量が上回ります。どちらもオプションで容量を追加できます。

6サポート・導入支援

利用中の問い合わせ対応は両者にあります。違いが出るのは導入時です。

PigeonCloudは専任の担当者がつき、要望をヒアリングしたうえでサンプル環境まで用意します。kintoneはサイボウズのオフィシャルパートナーに、内製化支援やコンサルティングを依頼できます。パートナーへの依頼費用は会社やプランで変わるため、事前に確認しておくと安心です。

7提供形態(クラウド・オンプレミス)

kintoneはクラウド型のみです。PigeonCloudはクラウドに加えて、自社サーバーで運用するオンプレミス、他社サービスに組み込むOEMにも対応します。

社内規定でオンプレミスが求められる、あるいは自社サービスへ組み込みたい、という要件があるなら、対応形態の広さは選定の決め手になります。

PigeonCloudとkintoneの8つの共通点

違いを見てきましたが、そもそもこの2つは「できること」の大枠が近いツールです。共通点も表で整理します。

共通点内容
データの一元管理顧客・問い合わせ・日報・売上・請求など社内の各種業務を1か所にまとめられる
ノーコードで作れるプログラミング不要。社内の既存メンバーで業務システムを設計できる
柔軟なカスタマイズ項目の追加・並べ替え・入力設定を後から簡単に変更できる
部署を横断して使える同じデータを複数部署で共有し、リアルタイムに更新・確認できる
複数人の同時利用更新は即座に反映され、常に最新の情報を全員で共有できる
スマホ・タブレット対応外出先や作業現場からも入力・確認でき、テレワークに使いやすい
コメント・通知機能データごとにやりとりを履歴として残し、更新・承認を通知で把握できる
国内企業が運営サポートを日本語で受けられる。急ぎの相談でも言語の壁がない

このように、日々の使い勝手や基本設計は近いものがあります。だからこそ、選ぶときは前半の「7つの違い」が判断材料になります。

【料金比較】PigeonCloudとkintoneはどちらが安い?

もっとも気になる料金を、コース単位で並べます。すべて税抜表記です。実際の請求は最小契約人数や年額・月額の別で変わるため、単価だけでなく「最低いくらから使えるか」まで確認してください。

項目PigeonCloudkintone(スタンダード)
1ユーザー単価月額1,100円月額1,800円
最小契約人数5ユーザー10ユーザー
最低月額の目安5,500円(5人)〜18,000円(10人)〜
外部連携・拡張帳票・自動採番などは標準搭載100種類以上の連携で拡張

読み方のポイント。単価と最小人数を合わせると、少人数で始める段階ではPigeonCloudのほうが月額を抑えやすい構図です。ただしkintoneは連携の数で使い道が広がるため、「必要な外部サービスがkintone連携にしかない」なら、その価値はスタンダードコースの料金に見合います。金額は年払い・オプションでも変わるので、最終的には各公式サイトの見積もりで確認してください。

kintoneからPigeonCloudへ移行するには

「今kintoneを使っているが、料金や提供形態を理由に乗り換えを考えている」。そんなときのために、PigeonCloudにはkintoneからのデータ移行機能が標準で用意されています。

kintone移行の4ステップ

  1. kintone認証(ドメイン・ログイン情報を入力)
  2. 移行したいアプリを選択
  3. 移行実行(フィールド定義とレコードを自動取得)
  4. 完了・動作確認

移行したいアプリを選ぶと、フィールド定義とレコードを取り込めます。ただし添付ファイル・プロセス管理・プラグインやカスタマイズで作り込んだ部分は、移行の対象外だったり再設定が必要になる場合があります。移行前に対象範囲を確認しておくと安心です。乗り換えの手間は選定時の不安要素になりやすいので、この移行のしやすさも判断材料の一つになります。

PigeonCloudとkintoneに関するよくある質問

Q. PigeonCloudとkintone、結局どちらが安いですか?
A. 少人数で始める段階ではPigeonCloudが抑えやすい構図です。PigeonCloudは5ユーザー・月額5,500円(税抜)から、kintoneのスタンダードコースは10ユーザー・月額18,000円(税抜)からが目安になります。ただしkintoneは連携の数で使い道が広がるため、必要な外部サービス次第では価格差以上の価値が出ます。
Q. 少人数(5人以下)でも使えますか?
A. PigeonCloudは最小5ユーザーからの契約です。5人分の費用を支払えば、実際の利用者が5人未満でも使えます。kintoneは2024年11月の改定で新規契約の最小人数が10ユーザーになったため、10人未満で使いたい場合は料金面に注意が必要です。
Q. どちらもプログラミングの知識は必要ですか?
A. どちらもノーコードで、プログラミング知識がなくても業務システムを作れます。項目の追加や画面の設計はドラッグ&ドロップ中心の操作で行えるため、社内の既存メンバーで運用を始められます。
Q. オンプレミスで使えるのはどちらですか?
A. PigeonCloudはクラウドに加えてオンプレミス、OEMにも対応しています。kintoneはクラウド型のみです。社内規定でオンプレミス運用が求められる場合は、PigeonCloudが候補になります。
Q. kintoneからPigeonCloudへデータを移せますか?
A. 移せます。PigeonCloudにはkintoneからの移行機能が標準搭載されており、kintone認証・アプリ選択・移行実行・動作確認の4ステップで、フィールド定義とレコードを取り込めます。ただし添付ファイルやプラグイン・カスタマイズ部分は移行の対象外や再設定が必要な場合があるため、移行前に対象範囲を確認してください。

まとめ

PigeonCloudとkintoneは、ノーコードで業務データを一元管理できる国産ツール、という点でよく似ています。使い方の大枠は共通で、8つの共通点で見たとおり日々の使い勝手に大きな差はありません。


分かれ目は7つの違いです。少人数から低コストで始めたい・帳票出力やオンプレミスが要るならPigeonCloud、連携サービスの多さや導入実績の厚みを重視するならkintone、というのが大まかな目安になります。


どちらも公式サイトから無料トライアルや資料請求ができます。PigeonCloudは30日間、有料版と同じ機能を無料で試せます。気になる項目を実際の画面で確かめてから決めると、契約後のミスマッチを防げます。

選び方の結論

  • PigeonCloud向き:5〜10人で低コストに始めたい/帳票出力を標準で使いたい/オンプレミス・OEMが必要
  • kintone向き:多くの外部サービスと連携したい/導入実績やコミュニティの厚みを重視する


公式サイト:PigeonCloud(30日間無料トライアル)


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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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