【比較】PigeonCloud(ピジョンクラウド)とkintone(キントーン)の7つの違いと8つの共通点
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「PigeonCloud(ピジョンクラウド)とkintone(キントーン)は何が違うのか」「どちらを選べば失敗しないのか」。ノーコードで業務システムを作れる2つのツールを前に、こう迷う担当者は多いです。
結論から言うと、両者は「ノーコードで業務データを一元管理できる国産ツール」という点でよく似ています。差が出るのは、料金体系・最小契約人数・連携サービスの数・提供形態といった細部です。ここを読み違えると、契約後に「思ったより高い」「必要な連携がない」と後悔します。
この記事では、両ツールの7つの違いと8つの共通点を、2026年時点の公式情報にもとづいて整理しました。料金・機能・容量の比較表と選び方の判断軸まで載せています。
※本記事は、Webデータベース「PigeonCloud」を提供する株式会社ロフタルが作成しています。料金・仕様は2026年7月時点の各社公式情報にもとづき、kintoneの優位点も含めて記載しています。最新・正確な条件は各社の公式サイトでご確認ください。
この記事の結論(30秒サマリー)
- 連携サービスの数を最優先するなら、100種類以上のプラグイン・連携をそろえるkintone。
- 少人数から低コストで始めたい・帳票出力やオンプレミスが要るなら、5ユーザー・月額5,500円から使えるPigeonCloud。
- 料金は「スタンダードコースのkintone 1,800円/人」と「PigeonCloud 1,100円/人」で比較するのが実態に近い(いずれも税抜)。
- 使い方の大枠は共通。最後は「必要な機能が標準で入っているか」「何人・どの形態で使うか」で決まります。
結論:PigeonCloudとkintoneはどちらを選ぶ?早見表
細かい違いに入る前に、判断のよりどころになる要点だけ先に並べます。自社の状況に近いほうが、有力な候補です。
| こんな会社・チーム | 向いているツール | 理由 |
|---|---|---|
| 5〜10人の小さなチームで始めたい | PigeonCloud | 最小5ユーザーから契約でき、初期コストを抑えやすい |
| とにかく多くの外部サービスとつなぎたい | kintone | 公式サイト掲載の連携・プラグインが100種類以上ある |
| 帳票出力・自動採番を追加費用なしで使いたい | PigeonCloud | 帳票出力やルックアップを標準搭載している |
| オンプレミスやOEMで使いたい | PigeonCloud | クラウド・オンプレミス・OEMに対応している |
| 導入事例やコミュニティの多さで安心したい | kintone | 国内シェアが高く、情報や導入支援会社が多い |
ここからは、この判断の根拠になる違いと共通点を一つずつ見ていきます。
PigeonCloud(ピジョンクラウド)とは
PigeonCloudは、株式会社ロフタルが提供するWebデータベースです。顧客管理や案件管理、日報や在庫管理など、社内に散らばったデータを一つの画面でまとめて扱えます。
特徴は、専門知識がなくてもドラッグ&ドロップで画面を設計できること。作った業務システムはスマホやタブレットからも操作でき、外出先やテレワークでも使えます。帳票出力やルックアップ(別テーブルの値を自動で引く機能)を標準で備えている点も、現場で重宝します。
提供形態はクラウドのほか、自社サーバーで運用するオンプレミス、他社サービスに組み込むOEMにも対応します。私たちロフタルは、このPigeonCloudを自社でも日々の業務に使いながら改善を重ねています。
PigeonCloudの主な標準機能
- ワークフロー・帳票出力・カレンダー・グラフ表示
- 集計・計算・ルックアップ(別テーブルの値を自動で取得)
- 権限設定・2段階認証・IP制限などのセキュリティ設定
公式サイト:PigeonCloud
kintone(キントーン)とは
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務改善プラットフォームです。こちらもノーコードで、直感的な操作でアプリ(業務システム)を作れます。
kintoneの強みは、国内シェアの高さと、それを支える周辺サービスの厚みです。中小企業から官公庁まで導入が進み、連携サービスや導入支援会社の情報が豊富にそろっています。データ管理だけでなく、コメントやスペースといったコミュニケーション機能に力を入れている点も、社内の情報共有ツールとして選ばれる理由です。
kintoneの主な特徴
- 国内シェアが高く、導入事例や情報が豊富
- 公式サイト掲載の連携・プラグインが100種類以上
- コメント・スペースなどコミュニケーション機能が充実
公式サイト:kintone
PigeonCloudとkintoneの7つの違い
共通点の多い2つですが、選ぶ段階では違いのほうが効いてきます。まず7項目を一覧で押さえ、その後に一つずつ補足します。
| 比較項目 | PigeonCloud | kintone |
|---|---|---|
| プラン体系 | ユーザー数プラン/同時ログイン数プランの2種類 | ライト/スタンダード/ワイドの3種類 |
| 価格(税抜) | 1ユーザー月額1,100円 | スタンダード1,800円/ライト1,000円 |
| 最小契約ユーザー数 | 5ユーザー | 10ユーザー |
| 連携サービス | 数は多くないが帳票・自動採番などを標準搭載 | 公式サイト掲載のプラグイン・連携が100種類以上 |
| ディスク容量 | 100GB(追加可) | 契約ユーザー数×5GB(追加可) |
| 導入支援 | 専任担当がヒアリングしサンプル環境を構築 | オフィシャルパートナーに依頼 |
| 提供形態 | クラウド/オンプレミス/OEM | クラウドのみ |
1プラン体系
PigeonCloudには「ユーザー数プラン」と「同時ログイン数プラン」があります。後者は、登録人数ではなく同時にログインする人数で課金する仕組みです。
たとえば登録は100人でも、実際に同時に使うのは20人程度、という交代制の職場。この場合、ユーザー数プランなら月額110,000円(1,100円×100人)ですが、同時ログイン数プランなら月額44,000円(2,200円×20人)に収まります。使い方によっては、この差が効いてきます。なお同時ログイン数プランは登録人数が無制限で、月額11,000円(5同時ログイン・税抜)からです。
一方kintoneは、ライト・スタンダード・ワイドの3コース。1,000ユーザー以上の大規模組織はワイドコースが対象です。
2価格
PigeonCloudは1ユーザー月額1,100円(税抜)。kintoneは拡張機能を使えるスタンダードコースが1,800円(税抜)、機能を絞ったライトコースが1,000円(税抜)です。
注意したいのは、kintoneのライトコースは外部連携やプラグインが使えない点です。実務で拡張前提なら比較対象はスタンダードコースになります。単価だけを並べると誤解が生まれるので、「どのコースで何ができるか」まで見て比べてください。
3最小契約ユーザー数
PigeonCloudは5ユーザーから、kintoneは10ユーザーから契約できます。kintoneは2024年11月の料金改定で、新規契約の最小人数が5人から10人になりました。
最小契約の目安。PigeonCloudは5ユーザー(月額5,500円・税抜〜)、kintoneは10ユーザー(スタンダードで月額18,000円・税抜〜)。少人数チームほど、この最小人数の差が初期の月額に効いてきます。
5人のチームなら、PigeonCloudは5人分から、kintoneは10人分から支払うことになります。小さく始めて必要に応じて広げたい場合は、入口の人数条件も確認しておきましょう。
4連携サービスの多さ
ここはkintoneに分があります。公式サイトに掲載されたプラグイン・連携サービスが100種類以上そろい、会計・グループウェア・MAなど多くの外部ツールとつなげます。
対してPigeonCloudは連携の数では及びませんが、帳票出力・自動採番・ルックアップの自動取得など、kintoneでは標準ではなくプラグインやカスタマイズで追加する機能を、標準で備えています。「連携で足す」kintoneと、「最初から入っている」PigeonCloud、という違いです。
5容量
PigeonCloudは100GB固定。kintoneは「契約ユーザー数×5GB」で、人数に応じて増えます。
| 利用人数 | PigeonCloud | kintone(5GB×人数) |
|---|---|---|
| 5人 | 100GB | 25GB |
| 20人 | 100GB | 100GB(ほぼ同等) |
| 100人 | 100GB | 500GB |
表のとおり、境目は20ユーザーです。少人数ではPigeonCloudの100GBに余裕があり、20人を超えるとkintoneの容量が上回ります。どちらもオプションで容量を追加できます。
6サポート・導入支援
利用中の問い合わせ対応は両者にあります。違いが出るのは導入時です。
PigeonCloudは専任の担当者がつき、要望をヒアリングしたうえでサンプル環境まで用意します。kintoneはサイボウズのオフィシャルパートナーに、内製化支援やコンサルティングを依頼できます。パートナーへの依頼費用は会社やプランで変わるため、事前に確認しておくと安心です。
7提供形態(クラウド・オンプレミス)
kintoneはクラウド型のみです。PigeonCloudはクラウドに加えて、自社サーバーで運用するオンプレミス、他社サービスに組み込むOEMにも対応します。
社内規定でオンプレミスが求められる、あるいは自社サービスへ組み込みたい、という要件があるなら、対応形態の広さは選定の決め手になります。
PigeonCloudとkintoneの8つの共通点
違いを見てきましたが、そもそもこの2つは「できること」の大枠が近いツールです。共通点も表で整理します。
| 共通点 | 内容 |
|---|---|
| データの一元管理 | 顧客・問い合わせ・日報・売上・請求など社内の各種業務を1か所にまとめられる |
| ノーコードで作れる | プログラミング不要。社内の既存メンバーで業務システムを設計できる |
| 柔軟なカスタマイズ | 項目の追加・並べ替え・入力設定を後から簡単に変更できる |
| 部署を横断して使える | 同じデータを複数部署で共有し、リアルタイムに更新・確認できる |
| 複数人の同時利用 | 更新は即座に反映され、常に最新の情報を全員で共有できる |
| スマホ・タブレット対応 | 外出先や作業現場からも入力・確認でき、テレワークに使いやすい |
| コメント・通知機能 | データごとにやりとりを履歴として残し、更新・承認を通知で把握できる |
| 国内企業が運営 | サポートを日本語で受けられる。急ぎの相談でも言語の壁がない |
このように、日々の使い勝手や基本設計は近いものがあります。だからこそ、選ぶときは前半の「7つの違い」が判断材料になります。
【料金比較】PigeonCloudとkintoneはどちらが安い?
もっとも気になる料金を、コース単位で並べます。すべて税抜表記です。実際の請求は最小契約人数や年額・月額の別で変わるため、単価だけでなく「最低いくらから使えるか」まで確認してください。
| 項目 | PigeonCloud | kintone(スタンダード) |
|---|---|---|
| 1ユーザー単価 | 月額1,100円 | 月額1,800円 |
| 最小契約人数 | 5ユーザー | 10ユーザー |
| 最低月額の目安 | 5,500円(5人)〜 | 18,000円(10人)〜 |
| 外部連携・拡張 | 帳票・自動採番などは標準搭載 | 100種類以上の連携で拡張 |
読み方のポイント。単価と最小人数を合わせると、少人数で始める段階ではPigeonCloudのほうが月額を抑えやすい構図です。ただしkintoneは連携の数で使い道が広がるため、「必要な外部サービスがkintone連携にしかない」なら、その価値はスタンダードコースの料金に見合います。金額は年払い・オプションでも変わるので、最終的には各公式サイトの見積もりで確認してください。
kintoneからPigeonCloudへ移行するには
「今kintoneを使っているが、料金や提供形態を理由に乗り換えを考えている」。そんなときのために、PigeonCloudにはkintoneからのデータ移行機能が標準で用意されています。
kintone移行の4ステップ
- kintone認証(ドメイン・ログイン情報を入力)
- 移行したいアプリを選択
- 移行実行(フィールド定義とレコードを自動取得)
- 完了・動作確認
移行したいアプリを選ぶと、フィールド定義とレコードを取り込めます。ただし添付ファイル・プロセス管理・プラグインやカスタマイズで作り込んだ部分は、移行の対象外だったり再設定が必要になる場合があります。移行前に対象範囲を確認しておくと安心です。乗り換えの手間は選定時の不安要素になりやすいので、この移行のしやすさも判断材料の一つになります。
PigeonCloudとkintoneに関するよくある質問
Q. PigeonCloudとkintone、結局どちらが安いですか?
Q. 少人数(5人以下)でも使えますか?
Q. どちらもプログラミングの知識は必要ですか?
Q. オンプレミスで使えるのはどちらですか?
Q. kintoneからPigeonCloudへデータを移せますか?
まとめ
PigeonCloudとkintoneは、ノーコードで業務データを一元管理できる国産ツール、という点でよく似ています。使い方の大枠は共通で、8つの共通点で見たとおり日々の使い勝手に大きな差はありません。
分かれ目は7つの違いです。少人数から低コストで始めたい・帳票出力やオンプレミスが要るならPigeonCloud、連携サービスの多さや導入実績の厚みを重視するならkintone、というのが大まかな目安になります。
どちらも公式サイトから無料トライアルや資料請求ができます。PigeonCloudは30日間、有料版と同じ機能を無料で試せます。気になる項目を実際の画面で確かめてから決めると、契約後のミスマッチを防げます。
選び方の結論
- PigeonCloud向き:5〜10人で低コストに始めたい/帳票出力を標準で使いたい/オンプレミス・OEMが必要
- kintone向き:多くの外部サービスと連携したい/導入実績やコミュニティの厚みを重視する
公式サイト:PigeonCloud(30日間無料トライアル)
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