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2024.10.11 データベース

【必見】kintone価格改定の対応策2つ!値上げの理由や、価格改定の概要を解説

「kintoneが値上げして困っている」

「kintoneはどうして価格改定をしたの?」


このような気持ちを抱えていませんか。


kintoneは、サイボウズ株式会社が開発・提供しているクラウド型のグループウェアです。

顧客管理や案件管理、ワークフローなどさまざまな業務に活用することができます。


そんなkintoneですが、2024年秋に料金の見直しおよび、最小契約ユーザー数の変更が行われました。


この改定により影響を受けている方は多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではkintoneの価格改定やその対応策について解説していきます。ぜひご一読ください!

kintoneとは

kintoneは2011年に提供開始された、クラウド型のデータ管理ツールです。さまざまな業務に活用することができ、チームを支えるツールとして、多方面で利用されています。


導入社数は3万社を突破しており、中小企業から大企業、官公庁まで幅広い組織に利用されています。

まさに、国内を代表するグループウェアと言っても良いのではないでしょうか。

kintoneの価格改定の概要

国内で人気を誇っているkintoneですが、2024年秋に価格改定を行いました。

改定されたのは、料金と最小ユーザー数です。


価格改定の概要
  • kintoneライトコース 月額780円/1ユーザー→月額1,000円/1ユーザーへ変更
  • kintoneスタンダードコース 月額1,500円/1ユーザー→月額1,800円/1ユーザーへ変更
  • 最小契約ユーザー数 5ユーザー→10ユーザーへ変更(ライトコース、スタンダードコースともに対象)

(価格改定の詳細は、公式サイトにてご確認ください。)


またゲストユーザー代の値上げや、「ワイドコース」という大企業向けプランを新設することも併せて発表されました。


このように、kintoneの価格や最小ユーザー数が大きく変更となったのです。


利用中の方のなかには、負担が増えて困っているという方も多いと思います。特に、10ユーザー未満で使っていた方々は、大幅な値上がりに困惑されているかもしれません。


では、なぜサイボウズ株式会社はkintoneの値上げに踏み切ったのでしょうか。

kintone値上げの理由とは

サイボウズ株式会社は、なぜ価格改定に踏み切ったのでしょうか。


サイボウズ株式会社の公式サイトには、価格改定した理由について次のように記載されています。

「運用や開発をはじめとした運営全体への投資を拡大し、より良いサービスを提供していくため(※)」


公式文書はこれ以上言及していませんでしたが、この値上げの背景には社会情勢が大きく関与していると思われます。


周知のとおり、現在はあらゆる物の値段が上がっています。それはkintoneのようなデータ管理ツールにおいても同じです。

kintoneの類似製品であるSalesforceやGoogle Workspace、Microsoft製品などにおいても、2023年以降値上げが行われています。業界全体で値上げラッシュが続いているのです。


これらの値上げには為替の変動、インフラやエンジニアのコスト上昇などさまざまな要因が絡んでいることが多く、kintoneにおいてもこのような影響があったため値上げに繋がったと考えられます。


(※)出典:サイボウズ株式会社公式サイトニュースリリース「クラウドサービスの価格体系改定等のお知らせ」より(2024年5月30日付)

kintone値上げの対応策2つ

では、kintoneの費用負担を抑えるためにはどうしたら良いのでしょうか。


  • 利用者数やプラグインなどを見直す
  • 別ツールへの移行を考える


順番に解説していきます。

利用者数やプラグインなどを見直す

価格改定により、一人あたりの価格が上がりました。そのため契約ユーザー数を見直したり、プランを見直すなどの対策を行いましょう。


また、プラグインや外部連携サービスについても同様です。使っていないものがないかチェックし、出費を減らせるところがないか確認しましょう。


(なお、kintoneの連携サービスとして有名であるトヨクモ株式会社の各製品についても、2024年11月に値上げすることが決まっています。利用中の方および利用を検討中の方は、価格について確認するようにしましょう。)

別ツールへの移行を考える

データを管理できるツールはkintone以外にもたくさんあります。

そのため、kintoneから別ツールへ移行するという方法も考えておきたいところです。


kintoneが他の製品と比べて特に秀でているポイントは、コミュニケーション機能と連携サービスの豊富さでしょう。

このあたりを選定の基準とされている場合は、そのままkintoneを使い続けた方が賢明だと思います。


ですが、kintoneは標準機能が充実していないところがあったり、値段がやや高めといったデメリットがあることも事実です。

そのため、これを機に他の製品についての見識を深め、乗り換えてみるというのもアリだと思います。

kintoneからの移行におすすめのツールPigeonCloud(ピジョンクラウド)

kintoneからの移行には、どんなツールが適しているのでしょうか。


ここではkintoneより安価で、kintoneと類似した機能を持つ、PigeonCloud(ピジョンクラウド)を紹介します。

最小ユーザー数も5名ですので、少人数で使いたいと思っている方にもおすすめできます。

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のデータベースソフトです。

PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。


データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。


そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。


PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。


またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。


またkintoneでは別途費用がかかるような、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」、「自動採番機能」など高度な機能が標準装備しています。


そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。


PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく費用は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。


価格(月額利用料)
  • ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


おすすめポイント
  • 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
  • スマホ、タブレットOK
  • ノーコード
  • さまざまな業務に使える
  • AIで業務システムを自動で作成
  • 低価格
  • 同時ログインプランあり
  • データ容量100GB
  • サポートが手厚い
  • 標準機能が充実
  • データ分析機能
  • クラウド型、オンプレミス型に対応可能
  • チャットツール等との外部連携
  • 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
  • RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載


公式サイト:PigeonCloud


こちらの記事ではkintoneの類似製品としてPigeonCloudを解説、比較しています。参考になると思いますので、ぜひご一読ください。

「kintoneに似ている製品って何があるだろう」「kintoneと同じくらいのクオリティで、もっと安価なサービスってないかな?」「自社に合ったWebデー...

まとめ

この記事では、kintoneの価格改定の概要や、値上げの理由や代替ツールなどをお伝えしてきました。

kintoneは、国内で人気のデータ管理ツールです。そんなkintoneは2024年秋に、値上げなどの価格改定を行いました。

その理由は、「運用や開発をはじめとした運営全体への投資を拡大し、より良いサービスを提供していくため」と発表されています。


これまでkintoneを使ってきた方々にとっては、痛い出費となっているかもしれません。

そこでこの記事では、値上げの対応策として利用者数やプラグインを見直すことや、代替ツールへの切り替えを提案しました。


代替ツールにはkintoneよりも安価で、類似した機能を持つPigeonCloud(ピジョンクラウド)を紹介しました。もし気になった方は、公式サイトから資料請求や無料トライアルを申し込んでみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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