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2025.01.14 データベース

【必見】kintoneで自動採番をする方法まとめ!2つのプラグインやより安価なサービスを紹介

「kintoneの標準機能で自動採番ってできるの?」

「お得に自動採番がしたい」

「自動採番機能がついているツールを教えてほしい!」


このような気持ちを抱えていませんか。


業務効率化のために、採番業務を自動化したいと思っている方は多いと思います。

では、業務効率化で有名なツールである、kintoneを使って自動採番を行うことはできるのでしょうか。


この記事では、kintoneの自動採番について解説していきます。ぜひご一読ください!

自動採番とは

自動採番とは、どのような機能のことを言うのでしょうか。


自動採番とはデータベースソフトの機能のひとつで、採番を自動で行うことを言います。


書類などに自動的に通し番号を設定することで、業務の効率化につながります。

また、採番業務を自動化すると、人件費の削減やミスの減少などといったメリットも生まれます。


ではkintoneを使いながら、自動採番を行うことはできるのでしょうか。

kintoneで自動採番を行う2つの方法

kintoneを使いながら自動採番を行うことは出来ます。しかし、自動採番はkintoneに標準装備されている機能ではありませんので、付け加えていく作業が必要です。


ここでは自動採番を付け加える方法をまとめていきます。


  • サイボウズ社の自動採番プラグインを使う
  • 有料のプラグイン/外部連携サービスを使う


順番に解説していきます。

1.サイボウズ社の自動採番プラグインを使う

まず一つ目がkintoneの提供会社である、サイボウズ株式会社が提供している自動採番プラグインです。


こちらは利用しているkintoneのアプリ上で、一意の番号を採番することができます。無料なので気軽に利用ができるのですが、いくつか注意しなければならない点があります。


まず、こちらはサンプルのプラグインのため、サポートの対象外となっています。

また、モバイルからの利用はできませんので、スマホから使いたいと思っている方は、注意してください。


その他にも制限事項があって、使いづらいと思われる方も多いと思います。

そんな方は、次の方法を試してみましょう。

2.有料のプラグイン/外部連携サービスを使う

次は、有料の自動採番プラグインまたは、外部連携サービスを使うという方法です。


先ほどのサイボウズ社が提供している自動採番プラグインでは、スマホ利用ができなかったり、サポートが受けられないなどの制限があります。


そのような制限がなく、自由に自動採番を行いたい場合は、こちらの方法を選択します。

有料のプラグインや外部連携サービスは、費用がかかる分使い勝手が良く、導入もしやすいでしょう。

kintoneの自動採番プラグイン2選

では、kintoneで自動採番ができる有料プラグインや外部連携サービスには、どんなものがあるのでしょうか。


  1. 株式会社 ジョイゾーの「自動採番プラグイン」
  2. M-SOLUTIONS株式会社の「自動採番プラグイン」


順番に解説していきます。

1. 株式会社 ジョイゾーの「自動採番プラグイン」

まず一つ目は、株式会社ジョイゾーが提供する「自動採番プラグイン」です。


こちらは、kintoneのアプリ上で任意の形式で自動採番できるプラグインです。独自のルールで採番できるツールですので、細かい設定をしたい場合に適しています。


パソコンだけでなく、スマホからの利用も可能なので、幅広く活用することが出来るでしょう。

一覧からの一括自動採番や、複数のフィールドに応じて採番することができます。


株式会社ジョイゾー「自動採番プラグイン」の特徴
  • 複数フィールドでの採番が可能
  • 一括採番が可能
  • 条件ごとの採番が可能
  • オリジナルの書式で採番ができる


価格
  • 1プラグイン利用:3,900円/月(42,900円/年)
  • プラグインパック3:7,800円/月(85,800円/年)
  • プラグインパック使い放題:15,000円/月(165,000円/年)

※いずれも税抜き価格にて記載しています


公式サイト:株式会社ジョイゾー「自動採番プラグイン」

2.M-SOLUTIONS株式会社の「自動採番プラグイン」

続いて、M-SOLUTIONS株式会社が提供している「自動採番プラグイン」です。


書類の通し番号などを自動で生成することができます。こちらも独自のフォーマットで採番することができるので、柔軟に設定していくことができます。


また、同一ドメイン内なら制限なく使い放題なので、作業量が多いケースであっても安心です。

重複する番号の登録を防ぐことができたり、年度ごとに採番をリセットしたいといった要望にも応えることができます。


M-SOLUTIONS株式会社「自動採番プラグイン」の特徴
  • 採番ルールの指定が可能
  • 3パターンの採番タイミングから選択可能
  • 同一ドメイン内なら無制限、使い放題


価格
  • 50,000円/1ドメインあたり(年額)

※税抜き価格にて記載しています


公式サイト:M-SOLUTIONS株式会社「自動採番プラグイン」

自動採番機能を標準装備している、kintoneの類似製品を紹介

ここまでkintoneで自動採番を行う方法や、そのツールについて紹介してきました。

kintoneの場合、自動採番機能が標準装備されていないため、有料のプラグインや外部連携サービスを使わざるを得ないことも。


すると、kintoneの基本料金に追加で費用がかかるので、負担が多くなってしまいます。

kintoneユーザーのなかには、「kintoneの標準機能をもっと充実させて欲しい」といった意見があることも事実です。


そこで、ここからはkintoneに類似している製品で、標準機能が豊富な製品を紹介します。自動採番機能も標準装備されていますよ。

PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するデータベースソフトです。

PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。


データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。


PigeonCloudの自動採番機能は、一括採番や複数フィールドへの採番が可能となっています。


そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。


PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。

またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。


またkintoneでは別途費用がかかるような、「自動採番機能」、「帳票出力」や「ルックアップ自動取得」など高度な機能が標準装備しています。


そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。


PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。


価格(月額利用料)
  • ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
  • 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)


おすすめポイント
  • 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
  • スマホ、タブレットOK
  • ノーコード
  • さまざまな業務に使える
  • AIで業務システムを自動で作成
  • 低価格
  • 同時ログインプランあり
  • データ容量100GB
  • サポートが手厚い
  • 標準機能が充実
  • データ分析機能
  • クラウド型、オンプレミス型に対応可能
  • チャットツール等との外部連携
  • 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
  • RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載


公式サイト:PigeonCloud


こちらの記事では、kintoneの類似製品としてPigeonCloudを紹介しています。機能や価格など詳しく比較していますので、ぜひご一読ください!

「kintoneに似ている製品って何があるだろう」「kintoneと同じくらいのクオリティで、もっと安価なサービスってないかな?」「自社に合ったWebデー...

まとめ

この記事では、kintoneの自動採番機能について解説してきました。


kintoneで自動採番を行う場合、標準機能のままでは利用することができません。

プラグインや外部連携サービスを使い、機能を拡張する必要があるのです。


この記事では、kintoneの類似製品としてPigeonCloud(ピジョンクラウド)を紹介しました。PigeonCloudは自動採番機能を標準装備しているため、コストパフォーマンスが高いと言えます。


気になった方は、公式サイトから資料請求や無料トライアルを申し込んでみてくださいね。


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この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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