【必見】Salesforceを営業活動で使う10のメリット・デメリットとは?Salesforceが向いている営業組織と不向きな営業組織について解説

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「Salesforceって営業業務にどう役立つの?」
「Salesforceって導入すると何ができるの?」
「営業業務を効率化したい」
このような気持ちを抱いていませんか。
Salesforceは、世界中で使われているクラウド型のCRM(顧客管理システム)です。
Salesforceはさまざまな業務に使うことが出来ますが、特に営業支援に強く、多くの有名企業でも使われています。
この記事ではSalesforceが営業業務にどう役立つのか、どんなことができるのかといったことを解説していきます。ぜひご一読ください!
Salesforceとは
Salesforceとは、アメリカのSalesforce社が提供するクラウド型のCRMです。
Salesforceは世界15万社以上、日本でも多くの大手・中小企業が導入しています。SalesforceはCRM市場では世界シェアNO,1を誇る製品です。
Salesforceは機能が豊富で、さまざまな用途に使うことが出来ます。
そして営業だけでなく、カスタマーサービスやデータ分析、デジタルマーケティングやアプリ開発などとしても活用されています。
また機能の追加やアップデートも頻繁に行われており、最近ではAI機能も充実しているという特徴があります。
Salesforceを使うことによる営業のメリット6つ
では、Salesforceを使うことによる営業のメリットとはどんなことがあるでしょうか。
- 顧客管理ができる
- 案件の進捗を見える化できる
- スマホやタブレット端末からのアクセスが可能
- 売上予測ができる
- チームでデータ共有ができる
- 営業力が上がる
順番に解説していきます。
1.顧客管理ができる
Salesforceを導入すると、顧客情報を一元管理することができます。
名刺やExcel、メールなど、個人個人で管理している情報は、管理が曖昧で、最新情報に更新されていなかったり、情報が重複管理されているなど、問題となることもあります。
Salesforceを導入すると、それらの情報をSalesforce上にまとめておけるので、管理が楽になります。もしも担当者が変わってもスムーズに引継ぎができるでしょう。
2.案件の進捗を見える化できる
Salesforceは案件の進捗状況を見える化することができます。
商談はアプローチ、提案、交渉、受注とロングランなことが多いです。
マネージャーの方は優先度の高い案件はどれか、停滞している案件はないかと常に全体を把握する必要があります。
Salesforceだと進捗状況を一元管理することができるので、部下の状況を把握しやすく、抜け漏れを減らせるでしょう。
3.スマホやタブレット端末からのアクセスが可能
Salesforceを導入すると、営業活動を効率化することができます。
営業マンはオフィスに居ない時間も多く、外回りや出張が日常的です。Salesforceだとクラウド型のシステムですので、スマホやタブレット端末からでもアクセスが可能。
いつでも・どこからでもデータの確認が可能なので、忙しい営業マンに重宝します。
4.売上予測ができる
Salesforceは売上予測を行うことができます。
案件ごとに受注確度を設定できるため、どれくらいの売上が見込めるかを数値で把握することが出来ます。
またAI機能で過去データから自動予測することも可能。勘や経験ではなく、データに基づいた予測ができるのが魅力です。
5.チームでデータ共有ができる
Salesforceはチーム間でデータの共有を行うことが出来ます。
クラウド型のシステムですので、情報をリアルタイムで共有することができます。また、部署をまたいだ連携もスムーズに行うことができます。
このようにデータの共有が出来ると属人化となることを防げますので、チーム全体の営業力の底上げに繋がります。
6.営業力が上がる
Salesforceを導入すると営業力が向上します。Salesforceには過去の商談履歴や購入履歴などの情報がすべて記録されています。
また顧客がWebサイトを訪問したり、資料をダウンロードしたりすると、そのような情報も逐一記録されます。
このように顧客の状況をしっかりと把握することができるので、的確な営業ができ、受注率の向上に繋がります。
Salesforceを使うことによる営業の注意点・デメリット4つ
ではSalesforceを使うことによる営業の注意点やデメリットはどんなことがあるでしょうか。
- 費用が高め
- 操作の習得に時間がかかる
- データ入力が手間
- 自社に合わない場合は逆効果になる
順番に解説していきます。
1.費用が高め
Salesforceは世界的にトップシェアのCRMで機能も豊富ですが、その分ライセンス費用が高めに設定されています。
そのため中小企業やスタートアップ企業にとっては、初期費用や月額コストが負担になることもあるでしょう。
2.操作の習得に時間がかかる
Salesforceは多機能であることから、操作が難しいと感じる方も多いです。
営業マンが「入力が面倒」と感じてしまうと、せっかく導入したのに現場で使われなくなる可能性があります。
導入時の研修や、現場へのレクチャーなどを定期的に行うことが必要です。
3.データ入力が手間
顧客情報や商談情報を正しく入力しないと、予測や分析の精度が落ちてしまいます。
結局誰もデータを更新しない状態となってしまうと、システムの価値がなくなってしまう恐れも。
自動入力や簡単な設計を行う工夫をして、営業マンの負担を減らす仕組みづくりが大切です。
4.自社に合わない場合は逆効果になる
Salesforceは「一般的な営業プロセス」を想定して設計されています。
しかし、企業によっては独自の営業手法が強みの場合もあるのではないでしょうか。
そのような実態を考えずにシステムに合わせるようにしてしまうと、入力項目が多すぎて後々面倒になったり、必要な情報が管理できなくなるなどのトラブルが発生することもあります。
現場に寄り添った設定やカスタマイズを行うようにしましょう。
Salesforceが向いている営業組織とは
Salesforceにはメリットだけでなく注意すべき点もあることが分かりました。
ではSalesforceが向いている営業組織と、そうでない組織ではどんな違いがあるのでしょうか。
ここからはSalesforceが向いている営業組織を解説していきます。
- 顧客数や案件数が多い営業組織
- 営業メンバーが多い
- 全国や海外など拠点が分散している組織
順番に解説していきます。
1.顧客数や案件数が多い営業組織
数十から数百件以上の顧客を同時に担当しているような場合は、Excelやスプレッドシートでは管理が追い付かない可能性があります。
管理が追い付かないと、フォロー漏れや進捗状況の把握が遅れてしまうなどの問題が生じます。
このような組織ではSalesforceを導入すると情報の一元化や作業が効率化するなど、大きなメリットがあります。
2.営業メンバーが多い
営業メンバーが多い場合もSalesforceが向いています。
複数人で同じ顧客に関わるような場合は、メンバー間で情報の共有が難しいことがあります。そのような場合は、情報共有がスムーズなSalesforceを導入していると連携がスムーズです。
また、営業メンバーを束ねるマネージャーとしても、部下たちの状況が分かりやすくまとまっているため、管理がしやすいでしょう。
3.全国や海外など拠点が分散している組織
全国や海外に複数の拠点を持つ企業もSalesforceが適しています。
各拠点で顧客管理がバラバラになっていると、会社全体の状況が掴みにくいです。
Salesforceならクラウド型なので、各拠点の営業状況をリアルタイムで把握することができます。
Salesforceが向いていない営業組織とは
一方でSalesforceが向いていない営業組織は、どのような特徴があるのでしょうか。
- 顧客数が少ない組織
- 営業活動が属人的で仕組み化が難しい組織
- デジタル活用に消極的な組織
- 小規模かつ予算に余裕のない企業
順番に解説していきます。
1.顧客数が少ない組織
顧客数が少ない場合、Salesforceはオーバースペックとなることがあります。
顧客数が少なければ、Salesforceで管理せずともExcelやスプレッドシートなどシンプルなデータ管理法が適していることが多いです。
またSalesforceはCRMのなかでも高価ですので、コストに見合わない可能性があります。
2.営業活動が属人的で仕組み化が難しい組織
営業活動が属人的な組織の場合は、Salesforceの導入が意味を成さない場合もあります。
たとえば、担当者の人脈や長年の付き合いに依存しているような場合です。
このような営業スタイルは、データ入力や共有することを重視していないこともあり、Salesforceを導入しても形骸化してしまうおそれがあります。
3.デジタル活用に消極的な組織
パソコンやスマホなどの入力に慣れていなかったり、「システムを触るよりも訪問したい」という社内文化があるような企業もSalesforceには向いていません。
Salesforceは多機能で複雑なところがあるので、デジタルに不慣れな人には敷居が高く感じる場合もあります。
4.小規模かつ予算に余裕のない企業
SalesforceはCRMのなかでも高価な部類です。
そのため「予算の少ない小規模な組織」というよりも、「予算がたくさんある規模の大きな組織」が利用していることが多いです。
小規模な組織が導入すると、投資対効果が合わないことがあります。その場合は、もう少し安価なCRMをおすすめします。
営業活動で使えるSalesforceの類似製品を紹介
ここまでSalesforceが向いている企業と向いていない企業の特徴を紹介してきました。
Salesforceは多機能ですが価格も高く、操作も難しいため、敷居が高いと感じている方も多いと思います。
そこで、ここからはSalesforceの類似製品を1つ紹介していきます。Salesforceほど多機能ではありませんが、シンプルにコスパ良く活用していくことができます。
PigeonCloud(ピジョンクラウド)
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は株式会社ロフタルが提供する、クラウド型のデータ管理ソフトです。
PigeonCloudは専門知識が一切不要なノーコードツールで、汎用的なデータ管理が可能です。
データの共有・一元管理が可能で、画像添付も可能になっています。またAIを使って自動でシステム構築ができたり、RPAのように業務を自動実行できる機能も搭載されています。
そんなPigeonCloudの魅力は、「価格」・「標準機能の充実度」・「サポート力」です。
PigeonCloudは他社と比べても低価格なツールです。
またPigeonCloudは通常プランの他に「同時ログインプラン」があります。
こちらは同時に接続するユーザー数で費用を計算するため、利用頻度が低い社員が多くいる場合でも費用負担が少なく、お得に使っていくことができるプランです。
そしてデータベースの初期構築を無料で行っているほか、導入後も無料で電話やチャット等から相談をすることができます。
PigeonCloudはコスパが高く機能も充実しているため、「なるべく予算は抑えながらも良いものを使いたい!」そんな方にぜひ使っていただきたいソフトとなっています。
- ユーザー数プラン 1,100円/一人あたり
- 同時ログインプラン(利用者数は多いけれど同時に接続する人は少ない場合、お得に利用できる)
- 脱Excel、脱Access、脱スプレッドシート等におすすめ
- 5ユーザー以上から利用可能
- スマホ、タブレットOK
- ノーコード
- さまざまな業務に使える
- AIで業務システムを自動で作成
- 低価格
- 同時ログインプランあり
- データ容量100GB
- サポートが手厚い
- 標準機能が充実
- データ分析機能
- クラウド型、オンプレミス型に対応可能
- チャットツール等との外部連携
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証取得
- RPAのように業務を自動実行できるコネクト機能搭載
公式サイト:PigeonCloud
まとめ
この記事ではSalesforceを営業業務に使うメリット・デメリットや向いている企業とそうでない企業、類似製品について紹介してきました。
Salesforceは強力な営業ツールです。機能も多く、最先端の技術が搭載されたCRMです。しかし価格が高く、多機能ゆえ操作が複雑であるなどの側面もあります。
そのためこの記事ではSalesforceの類似製品を1つ紹介しました。
Salesforceは敷居が高いと感じている方は、比較検討してみてはいかがでしょうか。
また紹介した製品に興味を持たれた方は、公式サイトから資料請求や無料トライアルを試してみてくださいね。
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