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2026.07.20 データベース

ナレッジスイートの評判・口コミ|料金と向き不向き

「ナレッジスイート(Knowledge Suite)の評判って実際どうなの?」

「ユーザー数無制限で安いと聞くけれど、うちの会社に合う?」

営業支援ツールを探すと候補に挙がりやすいナレッジスイート。気になってはいるものの、実際の使い勝手や費用感がつかみにくい——そう感じている方は多いはずです。

この記事では、ITreviewやBOXILといった第三者レビューサイトの評価をもとに、ナレッジスイートの評判・料金・特徴を出典付きで整理しました。弊社ロフタルは業務データベースの開発会社として日々顧客のツール選定相談を受けており、その視点から「向いている企業・向いていない企業」まで踏み込んで解説します。

この記事の結論(30秒で読める)
  • ナレッジスイートの評判はITreviewで総合3.4(72件・2026年7月時点)。強みはユーザー数無制限の定額制、弱みは画面の古さと容量・レコード制限
  • 料金はSFAスタンダード月額55,000円(税別)〜。基本料金だけなら人数が多いほど1人あたりは下がるが、容量5GB・レコード8万件の上限や機能範囲の違いがあり「何名で得か」は一概に言えない
  • 20名以下の少人数や、営業管理以外の独自業務までデータベース化したい会社は、汎用のノーコードデータベースなど別タイプも比較候補になる

ナレッジスイート(Knowledge Suite)とは

ナレッジスイートとは、ブルーテック株式会社が提供しているオールインワン型のビジネスツールです。SFA(営業支援)・CRM(顧客管理)・グループウェア・名刺管理が1つのサービスにまとまっており、営業活動まわりの情報を1か所に集約できます。

提供会社のブルーテック株式会社(旧ナレッジスイート株式会社・2023年に商号変更)は、2026年5月からAI開発を手がける株式会社ヘッドウォータース(東証グロース4011)のグループに入りました。体制は変わりましたが、運営会社名もサービス自体も変わらず継続しています。

項目内容
サービス名Knowledge Suite(ナレッジスイート)
提供会社ブルーテック株式会社(ヘッドウォータースグループ)
主な機能SFA・CRM・グループウェア・名刺管理・リードフォーム
提供形態クラウド(SaaS)
料金月額55,000円(税別)〜・ユーザー数無制限
契約期間12ヶ月・自動更新

なお2025年9月には、生成AI機能を組み込んだ新ライン「Knowledge Suite+(ナレッジスイートプラス)」も登場しています。この記事では従来からの無印Knowledge Suiteを中心に解説し、+版は料金の章で補足します。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)の3つの特徴・メリット

ナレッジスイートの特徴は、次の3つに集約されます。

  1. 営業に必要な機能がひとまとめになっている
  2. ユーザー数無制限の定額制
  3. マルチデバイス対応で出先から入力できる

順番に解説していきます。

1営業に必要な機能がひとまとめになっている

ナレッジスイートは、営業活動まわりの機能を1つのサービスに束ねたツールです。

  • 顧客管理(CRM)・営業支援(SFA)
  • グループウェア(スケジュール・掲示板・ワークフロー)
  • 名刺管理(スキャン取り込み)
  • リードフォーム・メール反響解析

使いたい機能を選んで有効化していく方式で、SFAとグループウェアを別々に契約したときの二重管理・二重コストを避けやすくなります。名刺をスキャンして顧客データベースに取り込み、営業報告や案件管理につなげる一連の流れを、1つの画面系統で完結できるのが便利なところです。

2ユーザー数無制限の定額制

ナレッジスイートの最大の特徴が、どのプランでもユーザー数(ID数)が無制限という料金体系です。

計算例:SFAスタンダード(月額55,000円・税別)を50名で使う → 1人あたり月1,100円

SFAやCRMの多くは1人あたり課金で、全社に広げた途端に費用が跳ね上がります。ナレッジスイートは容量とレコード数でプランが決まり、範囲内なら何人で使っても月額は同じです。

3マルチデバイス対応で出先から入力できる

ナレッジスイートはパソコンのほか、スマホ・タブレットからも使えます。

  • 外回りの合間にスマホから日報・営業報告を入力できる
  • 「帰社してから報告書をまとめる」手間を減らしやすい
  • 注意: スマホでの操作性に物足りなさを感じる口コミもある(後述)

テレワーク中心の働き方でも使いやすいという声があります。営業メンバーの利用シーンがスマホ中心なら、契約前にデモなどで実機の操作感を確認しておくと安心です。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)の料金プラン

ナレッジスイートは3つのプランを用意しています。いずれもユーザー数無制限で、データ容量とレコード数の上限が違います。2026年7月に公式料金ページで確認した内容を表にまとめました(金額はすべて税別)。

プラン月額(税別)容量最大レコード数名刺データ化
SFAスタンダード55,000円5GB80,000件500枚/月
SFAプロフェッショナル85,000円50GB110,000件1,000枚/月
SFAエンタープライズ155,000円150GB150,000件3,000枚/月

このほかメール反響解析のアドレス数上限(5,000/15,000/20,000アドレス)がプランごとに設定されています。API連携はオプションで月額35,000円(税別)です。契約期間は12ヶ月の自動更新なので、年間コストで見積もっておきましょう。

ユーザー数無制限の定額制と1人あたり課金の費用比較イメージ図

費用感の目安を、基本ライセンス料金だけで出してみます。1人あたり課金の代表例としてkintoneのスタンダードコース(1,800円/人)と比べると、31名で55,800円となり、基本料金だけの単純比較では31名あたりでナレッジスイートの定額55,000円が下回る計算です。ただしこれは月額基本料だけの参考値です。kintoneは容量が1ユーザーあたり5GB(31名なら合計155GB)付くのに対しSFAスタンダードは全社5GB、契約期間や標準搭載機能も異なるため、「どちらがお得か」は人数だけでは決まりません。

ただし容量に注意:SFAスタンダードの容量は全体で5GB・レコード80,000件までです。30名で使えば1人あたり約166MB。提案書や写真の添付が多い運用ではすぐに逼迫し、上位のSFAプロフェッショナル(月額85,000円・50GB)が前提になります。「30名超ならお得」が成り立つのは、テキスト中心の日報・顧客管理が主体の場合です。
Knowledge Suite+ の料金:生成AI機能を組み込んだKnowledge Suite+は、CRMプラン(契約時5ID以上)とCHATプランの2構成で、料金は問い合わせ制。無印とは料金体系が別なので、AI機能が目当ての場合は個別に見積もりを取ってください。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)の評判・口コミ

ここからが本題の評判です。導入前に一番気になる「実際の利用者がどう感じているか」を、第三者レビューサイトの評価をもとに整理します。

総合評価はITreviewで3.4(72件)

評価軸スコア(5点満点)
ITreview 総合3.4(レビュー72件)
グループウェア部門3.3
SFA部門3.4
名刺管理部門3.5
起業LOG 総合3.0(レビュー16件)
BOXILレビュー73件(参考)

いずれも2026年7月時点の掲載値です。評価基準や投稿者の構成がサイトごとに異なるため、点数を横断で単純比較することはできません。以下では、各サイトで実際に確認できた良い評価・良くない評価の具体例を紹介します。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)の良い評判

良い評価として複数のレビューで挙がっていたのが、料金体系と一体型の便利さです(出典: ITreview・BOXILの利用者レビュー)。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)の良い評判
  • ユーザー数無制限の定額制で、人数を気にせず全社展開できる
  • SFA・グループウェア・名刺管理が1つにまとまっていて管理が楽
  • 価格が安価で、導入のハードルが低い
  • 国産ツールで日本語のサポートや画面になじみやすい
  • 出先からスマホで日報・営業報告を出せる
  • 名刺スキャンとの連動で手入力が減った

とくに「ユーザー数無制限」は他製品に少ない設計で、人数を気にせず全社に広げられる点を評価するレビューが見られます。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)の良くない評判

一方、良くない評価として目についたのが画面まわりの指摘です(全レビューを集計したものではなく、確認できた範囲での傾向。出典: 同上)。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)の良くない評判
  • 画面デザインが古い(「平成の頃から変わらない」という口コミ表現も)
  • 検索機能が貧弱で、データが溜まると目的の情報を探しにくい
  • 容量・レコード数の上限があり、大容量ファイルの共有には向かない
  • 権限設定が分かりづらい
  • 機能が広く浅く、1つ1つは専門ツールに及ばない
  • スマホ対応が不十分と感じる場面がある

評判をどう読むか——筆者の見方

不満のタイプ読み方
UI・検索・権限の使い勝手慣れや運用ルールで軽減できる場合がある
容量・レコード数の上限運用でカバーしにくい構造的な制約。契約前の試算が必須

筆者の経験では、この手の不満は上の2種類に分けて読むのが有効です。見積もり段階で「3年後のレコード件数と添付ファイル容量」を試算し、上限に収まるかを確認しておく。ここを許容できるかどうかが、ナレッジスイート導入の分かれ目になります。

ナレッジスイート(Knowledge Suite)が向いている企業とは

ここまでの評判・料金を踏まえると、向き不向きははっきり分かれます。

CRMやグループウェアを初めて導入する企業

  • 営業情報がExcel・紙・個人のメモに散らばっている
  • ツールを個別に比較検討して組み合わせる時間がない
  • まずは営業情報の一元管理を始めたい

こんな段階の企業に向いています。ナレッジスイートはCRM・SFA・グループウェアが1つにまとまっているので、組み合わせを考える手間なくまとめて導入できます。

利用人数が多く、1人あたりのコストを抑えたい企業

目安:基本料金だけを見れば、人数が多いほど1人あたりのライセンス費は下がる。ただし容量・機能範囲・契約期間の違いがあり、割安になるかは運用内容次第(容量条件は料金の章を参照)

ユーザー数無制限の定額制なので、人数が多いほど1人あたりコストが下がります。根拠は先ほどの料金の章の試算のとおりです。

向いていないケースもある

逆に、次に当てはまる場合は別のタイプも比較したほうが失敗しません。

  • 利用人数が20名以下(定額制のメリットが出にくい)
  • 図面・写真など大きなファイルを大量に扱う(容量上限に当たりやすい)
  • 営業管理以外の独自業務(在庫管理・独自ワークフローなど)まで、専用のデータベースをゼロから作りたい(ナレッジスイートも顧客・商談などの項目追加やレイアウト変更には対応していますが、あくまでSFA/CRMの枠内での調整です)

この場合の選択肢が、次に紹介するデータベース型のツールです。

Knowledge Suite以外の選択肢(用途が異なる場合)

ここからは同等製品どうしの比較ではありません。SFA・グループウェア・名刺管理をパッケージでまとめて使いたいならKnowledge Suiteが有力ですが、営業管理以外も含めて独自のデータ管理を作りたい場合は、用途を選ばない汎用のノーコードWebデータベースも選択肢になります。以下で紹介するPigeonCloudは、当社(株式会社ロフタル)が開発・運用しているサービスです。

少人数から使えて料金体系が明快な例として、PigeonCloudを取り上げます。

PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud(ピジョンクラウド)のサービス紹介

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は株式会社ロフタルが提供する、国産のクラウド型データベースです。専門知識のいらないノーコードツールで、顧客管理・案件管理・問い合わせ管理など、業務に合わせたデータ管理アプリを自分たちで組み立てられます。

比較軸ナレッジスイートPigeonCloud
向く規模30名超の全社利用5ユーザー・月額5,500円(税別)からの少人数
課金方式ユーザー数無制限(容量・レコードで課金)使う人数のぶんだけ(同時ログインプランあり)
設計の自由度SFA/CRMの枠内で項目・レイアウトをノーコード変更可用途を問わずデータベース自体をゼロから設計(SFA以外の業務も)
データ容量5〜150GB(プランによる)100GB

ナレッジスイートの「ユーザー数無制限」とは逆の、使う人数のぶんだけ払う設計です。AIでのシステム自動構築やコネクト機能(RPAのような業務の自動実行)も搭載し、データベースの初期構築は無料。30日間の無料トライアルから始められます。

弊社は「ユーザー数無制限と人数課金のどちらが得か」という相談を日々受けますが、答えは社員の利用頻度の分布次第です。閲覧中心のメンバーが多い会社なら、同時ログイン課金のほうが総額を抑えられます。
選ぶときの考え方:PigeonCloudは、Knowledge Suiteのような名刺管理・メール反響解析・グループウェアを標準搭載しているわけではありません。営業支援の完成パッケージが欲しいならKnowledge Suite、用途に合わせて自分で組みたいならPigeonCloud、と目的で選ぶのが失敗しない考え方です。

公式サイト:PigeonCloud(株式会社ロフタル)

PigeonCloudとは(機能・料金の詳細)

ナレッジスイートに関するよくある質問

Q. ナレッジスイートの料金はいくらですか?

SFAスタンダード月額55,000円(税別)からの3プランです。どのプランもユーザー数無制限で、データ容量とレコード数の上限で料金が決まります。契約期間は12ヶ月の自動更新です(2026年7月・公式料金ページ確認)。

Q. ナレッジスイートの評判は良いですか?悪いですか?

ITreviewでは総合3.4(72件・2026年7月時点)です。ユーザー数無制限の定額制と機能の一体型が評価される一方、画面デザインの古さ・検索機能・容量制限への不満が目立ちます。

Q. 何人以上で使うとお得ですか?

お得かどうかは人数だけでは決まりません。基本料金だけの単純比較なら、kintoneスタンダードコース1,800円/人と比べて31名あたりで定額55,000円が下回ります。ただし容量5GB・レコード80,000件の上限や機能範囲・契約期間の違いがあるため、実際のお得さは運用内容次第です。

Q. Knowledge Suite+(ナレッジスイートプラス)と何が違いますか?

Knowledge Suite+は2025年9月に提供開始された生成AI機能統合ラインで、CRMプラン(契約時5ID以上)とCHATプランの2構成・料金は問い合わせ制です。従来の無印とは料金体系が別なので、AI機能が目的なら個別見積もりが必要です。

まとめ

ナレッジスイートは、SFA・CRM・グループウェアが1つにまとまった国産のクラウドツールです。ユーザー数無制限という珍しい料金体系のため、向き不向きは「利用人数」と「データ量」でほぼ決まります。

検討を進めるなら、手順は次の3つです。

  • 3年後のレコード件数・添付ファイル容量を試算し、プラン上限に収まるか確認する
  • 「人数×単価」の課金型と、定額制の年間総額を並べて比較する
  • 迷ったら両タイプの実際の画面を見て、現場のメンバーに触ってもらう

少人数で始めたい場合や、業務に合わせてデータ管理の形を作り込みたい場合は、PigeonCloudのようなノーコードデータベースも選択肢です。PigeonCloudは30日間の無料トライアルで実際の画面を確認できます。

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参考文献

この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
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