ブログ
2026.09.25 データベース

楽楽販売でできること・できないこと|料金・評判・無料の有無

「楽楽販売でできることは何か」「料金はいくらか」「無料で試せるのか」。販売管理システムを比較し始めたら、まず確認したいのがこの3点です。

先に結論を書きます。楽楽販売は株式会社ラクスが提供するクラウド型の販売管理システムで、無料プランはありません。導入時は初期費用20万円、運用は月額7万円〜(いずれも税抜)がかかります。契約前に操作感を確認したい企業向けに、無料トライアルが用意されています。

この記事の結論(30秒で分かる早見)
  • 無料プラン:なし。無料トライアルはあり(終了後の自動課金なしと公式明記)
  • 料金:初期費用200,000円(税抜・3ヶ月の導入支援込み)+月額70,000円〜(税抜・ユーザー数などで変動)
  • 向き不向き:販売管理をまとめて標準化したい企業向き。月数万円で小さく始めたいなら、ユーザー単価型のツールも並べて比較

この記事では、できること・できないこと、料金と無料の有無、評判、kintoneやPigeonCloudとの比較まで、2026年9月時点の公開情報で整理します。

楽楽販売とは?販売管理を中心に社内業務を一元化するクラウドサービス

楽楽販売は、見積・受注・売上・発注・請求・原価管理といった販売業務を、ひとつのシステムで一元管理できるクラウドサービスです。提供元は、2000年創業のクラウド事業者・株式会社ラクスです。

  • ▶金額計算や売上計上を自動化し、転記ミスや二重入力を減らせる
  • ▶表計算ソフトにありがちな「担当者しか分からない」属人化を、入力ルールの画面側での固定で防げる
  • ▶公式サイトによると、累計導入社数は6,000社突破(2025年12月時点)
項目 内容
提供元 株式会社ラクス
種別 クラウド型 販売管理システム
累計導入社数 6,000社突破(2025年12月時点)
セキュリティ認証 ISMS認証・プライバシーマーク・JIIMA認証(電子帳簿保存法関連)

扱える業務は販売まわりを中心に広がります。

  • ▶見積・受注・売上・発注・請求・原価の管理
  • ▶帳票発行・承認フロー・電子帳簿保存法への対応
  • ▶外部システムとの連携・ノーコードでのカスタマイズ

関連記事:データ管理システムとは?種類と選び方・比較を解説

楽楽販売でできること

楽楽販売は販売管理に特化しつつ、周辺業務まで取り込めます。代表的な機能を7つに整理しました。

楽楽販売でできること: 見積・受注・売上・請求・原価を1つのデータベースで一元管理するフロー図

1販売業務をまとめて一元管理できる

  • ▶見積・受注・売上・発注・請求・原価管理までを同じシステムでつなげて扱える
  • ▶複雑な金額計算や売上計上も自動で処理できる
  • ▶二重入力の手間と転記ミスを仕組みで減らせる

2ノーコードでカスタマイズできる

楽楽販売は、プログラミング知識がなくても画面上の操作でシステムを組み立てられます。

  • ▶現場の担当者が自社の業務に合わせて設定を進められる
  • ▶既存のExcelデータをインポートして移行できる
  • ▶入力形式を制御する機能で、表記ゆれや集計ミスを抑えられる

3アシストAIでデータベースの初期構築ができる

標準機能の「アシストAI」を、追加費用なしで使えます。初期構築の負担を下げる機能です。

  • ▶AIの質問に答えると業務フローが整理され、データベース構成と項目が提案される
  • ▶提案内容はボタン一つで自動反映できる
  • ▶動作確認用のサンプルデータも自動で構築される
出典:楽楽販売公式FAQ(アシストAI) ※2026年9月確認

4帳票発行・承認フロー・電子帳簿保存法に対応できる

  • ▶見積書や請求書などの帳票を発行できる
  • ▶社内の承認フローをシステム上で回せる
  • ▶電子帳簿保存法に対応。対象帳票と社内運用を整えれば、紙を介する工程を減らせる

5外部システムと連携できる

  • ▶外部システムとの連携に対応している
  • ▶既存の業務ツールと組み合わせて使える
  • ▶同社の請求書発行サービス「楽楽明細」と連携し、請求まわりの管理をまとめている企業もある

6クラウドで情報共有・テレワークができる

  • ▶クラウドのため、入力した情報はリアルタイムで共有される
  • ▶外出先や自宅からアクセスでき、スマートフォンやタブレットにも対応
  • ▶拠点や在宅勤務をまたいだ情報共有と相性が良い

7アクセス制限などのセキュリティ機能を使える

セキュリティ機能は「標準・有料オプション・第三者認証」の3区分で確認すると整理しやすいです。

区分 内容
標準機能 ユーザー・グループ・データベース・項目・レコード単位のアクセス制限/操作ログ・ログイン履歴の検索参照
有料オプション SSLクライアント認証・IPアドレス制限/バックアップ(過去7日分)
認証・第三者評価 ISMS認証・プライバシーマーク・JIIMA認証(電子帳簿保存法関連)

関連記事:脱Excelって必要?メリットと進め方を解説

楽楽販売でできないこと・注意点

機能がそろう一方で制約もあります。「機能・プランの制約」と「契約・費用面の注意」に分けて整理します。

機能・プランの制約

設定の上限値はプランで異なります。よく紹介される「項目数100・明細100行・テキスト200文字」はスタンダードプランの値で、プロプランでは大きく緩和されます。

設定項目 スタンダード プロ
1データベースあたりの項目数 100 上限なし
1レコードあたりの明細行数 100行 500行
1項目のテキスト長 200文字 上限なし
添付ファイルのサイズ 5MB 10MB
  • ▶プロプランはユーザー100・データベース100まで追加料金なしで利用できる
  • ▶プロプランでは一覧表示500件・メール送信5,000通/日の上限も公表されている
  • ▶環境全体のデータ容量にも上限があり、容量追加オプションで拡張できる。具体的な容量は公開ページに明記がなく、要問い合わせ

大量の項目や長文テキストを扱うなら、どちらのプランで収まるか先に確認すると安全です。

契約・費用面の注意

  1. 1無料プランはない:使えるのは無料トライアルのみ。恒常的に無料で使い続けるプランはありません。
  2. 2料金が変動する:月額は利用ユーザー数などで変わり、定額表示ではなく資料請求での見積もりが前提です。
  3. 3予算感と合うかの確認が必要:月数万円までの予算を想定する中小企業には、月額7万円〜は負担が先行しやすい水準です。

導入規模と使う機能を先に固め、費用対効果を試算しておくと判断がぶれません。試算の考え方は次の料金セクションで扱います。

楽楽販売の料金プラン|初期費用・月額・無料の有無

楽楽販売に無料プランはありません。ただし、無料トライアルは用意されています(公式には、トライアル期間終了後の自動課金はないと明記されています)。無料で試したい場合はこのトライアルを使う形になります。

費用は、初期費用と月額のセットです。初期費用は20万円(税抜)で、専任担当による3ヶ月間の導入支援を含みます。月額は7万円〜(税抜)で、利用ユーザー数などによって変動します。正確な金額は資料請求で確認する仕組みです。

料金と無料の有無(2026年9月時点・税抜)
  • ▶初期費用:200,000円(3ヶ月の導入支援込み)
  • ▶月額費用:70,000円〜(ユーザー数などで変動)
  • ▶無料プラン:なし
  • ▶無料トライアル:あり(終了後の自動課金なしと公式明記)
出典:楽楽販売公式サイト(料金) ※2026年9月確認
費用対効果は「初年度費用」と「削減できる人件費」の比較で試算します。初年度費用は初期20万円+月7万円×12ヶ月=最低104万円(税抜)。これを「削減時間×対象人数×人件費単価」と比べます。10名が月8時間の転記・集計を減らせて人件費単価2,500円なら、年間削減額は8時間×10名×2,500円×12ヶ月=240万円で、投資を上回る計算です。

楽楽販売の評判・口コミ|良い声と改善を望む声

レビューサイトITreviewでは、楽楽販売は総合3.8・レビュー79件です(2026年9月確認)。投稿されたレビューの傾向を、良い声と改善を望む声に分けて紹介します。

楽楽販売の良い評判(ITreviewレビューの傾向)
  • ▶業務に合わせて柔軟にカスタマイズできるという声がある
  • ▶Excel管理から脱却できたという声がある
  • ▶請求業務やワークフローの自動化で工数が減ったという声がある
  • ▶サポートの対応を評価する声がある
楽楽販売の改善を望む評判(ITreviewレビューの傾向)
  • ▶初心者向けガイドの充実を望む声がある
  • ▶在庫管理機能の強化を望む声がある
  • ▶アクセス権のデフォルト値など、細かな仕様の改善を望む声がある

カスタマイズ性と脱Excel効果への評価が中心で、改善要望は使い始めの学習コストや周辺機能に集まっている印象です。自社に合うかは無料トライアルで確認しておくと安心です。

出典:ITreview 楽楽販売レビュー ※2026年9月確認

楽楽販売と類似ツールの比較|kintone・PigeonCloudとの違い

販売管理に特化した楽楽販売に対し、汎用の業務アプリ作成ツールのkintone、汎用WebデータベースのPigeonCloudは、得意分野と価格帯が異なります。稟議に貼れるよう、主要項目を1つの表にまとめました。

販売管理システムの料金体系比較: 環境単位・ユーザー単位・少人数低コストの3タイプを人数と予算で選ぶ概念図
比較項目 楽楽販売 kintone PigeonCloud
提供元 株式会社ラクス サイボウズ株式会社 株式会社ロフタル
主な用途 販売管理に特化 汎用の業務アプリ 汎用Webデータベース
月額料金 70,000円〜(要見積もり) 1,800円/ユーザー〜(スタンダード) 1,100円/ユーザー〜(最低5ユーザー)
初期費用 200,000円(導入支援込み) 0円 0円から可(初期設定サポート80,000円〜)
最小契約 ― 10ユーザー〜(スタンダード) 5ユーザー〜
無料の有無 無料プランなし・トライアルあり 30日お試し(スタンダードのみ) 30日間の無料トライアルあり(機能範囲は要確認)
データ容量 要問い合わせ(追加オプションあり) 5GB×ユーザー数 100GB込み
セキュリティ認証 ISMS・プライバシーマーク・JIIMA ― ISMS(ISO27001)
※料金はすべて税抜。楽楽販売は環境単位の料金(ユーザー数などで変動)、kintone・PigeonCloudはユーザー単位の料金です。10名で使う場合の月額目安:楽楽販売70,000円〜・kintoneスタンダード18,000円・PigeonCloud 11,000円。

楽楽販売は販売管理の機能と導入支援がそろう分、費用も高めです。汎用的にデータ管理をしたい・小さく始めたいなら、kintoneやPigeonCloudのようなユーザー単価型のツールも選択肢です。

月額7万円〜が規模に合わないと感じたら
PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、初期費用0円から・月額1,100円/人・税抜(最低5ユーザー=月5,500円〜)で使えるクラウド型データベースです。30日間の無料トライアルがあります(利用できる機能範囲は申込時にご確認ください)。
※本記事は、比較対象の1つであるPigeonCloudを提供する株式会社ロフタルが運営しています。比較は各社公式サイトの公開情報にもとづいています。

PigeonCloud(ピジョンクラウド)

PigeonCloud公式サイト

PigeonCloud(ピジョンクラウド)は、株式会社ロフタルが提供するクラウド型のWebデータベースソフトです。専門知識が不要なノーコードツールで、販売管理を含む汎用的なデータ管理に使えます。強みは次の点です。

  • ▶料金:月額1,100円/人・税抜(最低5ユーザー=月5,500円〜)
  • ▶同時ログインプラン:月額2,200円/人・税抜(5同時ログイン11,000円/月〜・登録ユーザー数は無制限)
  • ▶ストレージ100GB込み・30日間の無料トライアルあり(機能範囲は要確認)
  • ▶初期費用0円から開始可(初期設定サポートは80,000円〜/5テーブル)
  • ▶業務構築・連携機能の提供状況や利用条件は、公式の機能ページで確認可能
  • ▶ISMS(ISO27001)認証を会社として取得

利用頻度が低い社員が多い組織は、同時接続人数で費用を計算する「同時ログインプラン」で負担を抑えられます。導入後も電話・チャットで無料相談ができます。

関連記事:PigeonCloud(ピジョンクラウド)とは?機能・料金を徹底解説

kintone(キントーン)

kintone(キントーン)は、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務アプリ作成ツールです。テレビCMでも知られ、汎用の業務アプリをノーコードで作れます。料金は次のとおりです。

  • ▶初期費用:0円
  • ▶スタンダードコース:月額1,800円/ユーザー・税抜(10ユーザー〜)
  • ▶ライトコース:月額1,000円/ユーザー・税抜(10ユーザー〜/外部サービス連携・プラグインは利用不可)
  • ▶ワイドコース:月額3,000円/ユーザー・税抜(1,000ユーザー以上)
  • ▶ディスク容量:5GB×ユーザー数(増設オプション 月額1,000円/10GB・税抜)
  • ▶30日間の無料お試しあり(スタンダードのみ・延長不可)

プラグインで機能を足せる拡張性が持ち味ですが、帳票出力などは別途費用のプラグインが多い点に注意です。

出典:kintone公式サイト(料金) ※2026年9月確認

関連記事:楽楽販売とkintoneとPigeonCloudの違いとは?

楽楽販売のよくある質問

楽楽販売に無料プランはありますか?

無料プランはありません。無料トライアルは用意されており、公式にはトライアル期間終了後の自動課金はないと明記されています。

楽楽販売の料金はいくらですか?

初期費用が20万円(税抜・3ヶ月の導入支援込み)、月額が7万円〜(税抜)です。月額は利用ユーザー数などによって変動するため、正確な金額は資料請求で確認します。

楽楽販売の容量はどれくらいですか?

環境全体の容量は公開ページに具体値の明記がなく要問い合わせで、プラン別の設定上限は本文「できないこと・注意点」の表にまとめています。

楽楽販売のセキュリティは大丈夫ですか?

アクセス制限(ユーザー・項目・レコード単位など)や操作ログ・ログイン履歴の検索参照が標準機能です。提供元の株式会社ラクスはISMS認証・プライバシーマーク・JIIMA認証を取得しています。

販売管理を、まず小さく始めたい方へ
PigeonCloudなら初期費用0円から、月額1,100円/人・税抜(最低5ユーザー=月5,500円〜)で始められます。30日間の無料トライアルで、自社の販売データを載せて試せます。

まとめ|楽楽販売が向く企業・見送るべき企業

楽楽販売は、販売管理を軸に社内業務を一元化したい企業に向いたクラウドサービスです。ただし無料プランはなく、初期費用20万円・月額7万円〜(税抜)という費用感は、規模と用途を選びます。

導入判断の早見
向いている企業
  • ▶販売管理を中心に、複数部署の業務をまとめて標準化したい
  • ▶専任担当の導入支援を受けながら定着させたい
  • ▶月額7万円〜を回収できる業務量・人数がある
見送りを検討したい企業
  • ▶月数万円までの予算で小さく始めたい
  • ▶複数ツールの無料トライアルで自社要件をじっくり検証してから決めたい
  • ▶少人数・低頻度の利用が中心
上記の「見送りを検討したい企業」に当てはまるなら、PigeonCloudの30日無料トライアルで試すのが早道です。

販売管理をしっかり作り込む前提なら、楽楽販売の機能と導入支援は心強い選択肢です。費用面で規模に合わないと感じたら、PigeonCloudやkintoneのように低価格帯で無料トライアルのあるツールも同じ土俵で比べ、自社の人数・予算・使う機能で判断してください。

関連記事

この記事を書いた人
PigeonCloud編集部 PigeonCloud Editorial Department
データベースやExcelに関するお役立ち情報を発信中です! ITを通して、皆さまの仕事に“プラスα”をお届けします。 (※)記事の盗用につきましてはご遠慮願います。

データ管理、もっと簡単に。

Excel・Access・スプレッドシートの課題を、ノーコードのWebデータベース「PigeonCloud」が解決します。
月額5,500円〜(5ユーザー)、30日間無料でお試しいただけます。