Make(旧Integromat)とは?料金・できること・Zapierとの違いを解説
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Make(メイク・旧Integromat)は、アプリ同士をつないで業務を自動化できる海外製のワークフロー自動化ツールです。本記事では、Makeの仕組みとできること、2026年9月時点の公式サイトで確認した料金、そしてよく比較されるZapierとの違いを解説します。
先に結論
- Makeは「シナリオ」に丸いモジュールを並べて自動化を組む視覚的なツール。連携アプリは公式表記で3,000以上
- 無料枠は月1,000クレジット。有料はCore 月9ドルから(月1万クレジット時・年払い割引あり)
- Zapierとの主な違いは課金の数え方(タスク数 vs クレジット)と連携アプリ数。無料枠で実測して選ぶのが確実
※ 本記事は、業務自動化ツール Pigeon Workflow を提供する株式会社ロフタルが執筆しています。料金・仕様は各公式サイトの表記に基づきます。
Make(旧Integromat)とは?
Makeは、公式サイトで「The visual AI automation platform(視覚的なAI自動化プラットフォーム)」を名乗る自動化ツールです。2022年にIntegromat(インテグロマット)から現在の名称にリブランドされました。公式表記で3,000以上のアプリと連携でき、アプリ間のデータの受け渡しを自動化できます。
シナリオとモジュールの仕組み
Makeでは、自動化のフローを「シナリオ」と呼びます。シナリオは「モジュール」と呼ばれる丸いアイコンを線でつないで作り、モジュール1つが「アプリの1操作」に対応します。

この「モジュール1動作=1クレジット消費」が料金の基本単位になるので、仕組みを最初に押さえておくと後の料金の話が分かりやすくなります。
AI機能も組み込まれている
Makeは自然な会話から自動化やAIエージェントを作れる「Maia」という機能をうたっています。連携一覧にはOpenAI(ChatGPT等)やAnthropic Claudeのモジュールもあり、AIを挟んだ自動化を試したい場合の選択肢になります。
Makeでできること
連携一覧にはGoogle Sheets・Gmail・Google Forms・Slack・Notion・HubSpot CRM・Shopify・OpenAIなどの主要アプリが並んでおり(2026年9月に公式連携一覧で確認)、これらを組み合わせた自動化が代表例です。
- Google Formsの回答をGoogle Sheetsに記録して、Slackへ通知する
- Gmailで受信した添付ファイルをGoogle Driveへ自動保存する
- Shopifyの注文情報をHubSpot CRMやNotionへ連携する
- OpenAIやClaudeのモジュールをつないで、受信内容の要約・分類を挟む
※ 各アプリで実際に使える操作(トリガー・アクション)は、Make公式の各アプリのモジュール一覧で確認してください。
筆者もマーケティング業務でこの種の連携を日常的に組んでいますが、Makeのようなツールが効くのは「人がやると忘れる転記」の削減です。モジュールを線でつなぐ視覚的なビルダーで、フローの全体像を見ながら組み立てられるのがMakeの画面の特徴です。
Makeの料金プラン【2026年9月に公式サイトで確認】
| プラン | 料金の目安 | 用途の目安(筆者の整理) |
|---|---|---|
| Free | 無料(月1,000クレジットまで) | お試し・小さな自動化 |
| Core | 月9ドル〜(月1万クレジット時) | 個人・小規模の本格利用 |
| Pro | 月16ドル〜(月1万クレジット時) | より高度な機能が必要な場合 |
| Teams | 月29ドル〜(月1万クレジット時) | 複数人での利用 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 大規模組織 |
※ 料金は2026年9月3日、製品情報は9月8日に各公式ページで確認した表記に基づきます(Make公式料金ページ)。ドル建てのため日本円の負担額は為替で変動します。年払いを選ぶと「15%以上割引」の表記があります。
クレジットの数え方に注意
Makeの料金で特徴的なのは、プランを選んだ後に月間クレジット量をスライダーで選ぶ方式であることです。表の「月9ドル〜」は月1万クレジットを選んだ場合の金額で、量を増やすほど料金も上がります。
クレジットは「シナリオ内の各モジュール操作=1クレジット」で消費されます。同じ1回の自動実行でも、モジュールが4個つながったシナリオなら4クレジット消費する計算です。契約前に無料枠で実際の消費ペースを測っておくと、プラン選びで失敗しにくくなります。
MakeとZapierの違い
Makeと最もよく比較されるのがZapierです。検証済みの公式数値で並べると、次の違いがあります。

料金の目安を並べると、Zapierの有料入口はProfessional 月19.99ドル〜(年払い・月750タスク)、MakeはCore 月9ドル〜(月1万クレジット)です。ただし「タスク」と「クレジット」は消費の数え方が違うため、この数字だけでどちらが安いかは判断できません。無料枠(Zapier=月100タスク・Make=月1,000クレジット)で同じ業務を動かして、実際の消費量で比べるのが確実です。まず確認すべきは連携先で、自社で使うアプリが両方の連携一覧にあるかを見てから選んでください。
より詳しい比較はn8nとZapierの違い・iPaaS比較5選(料金相場)も参考にしてください。Zapier単体の解説はZapierのできること・使い方にまとめています。
Makeが向いているケースと注意点
Makeが向いているのは、次のようなケースです。
- フローの全体像を見ながら、視覚的なビルダーで自動化を組みたい
- 無料枠で十分に試してから有料化を判断したい
- OpenAIやClaude連携を使った自動化を無料枠から試したい
一方で注意点もあります。海外製サービスのためドル建て決済で、日本円の負担額は為替で変わります。また、クレジットの消費量はシナリオの組み方に左右されるため、運用開始後に想定より消費が早いことに気づくケースがあります。まずは無料枠での実測が手堅い進め方です。
API連携だけで完結しない業務は
MakeもZapierも、主にAPIを通じてアプリ同士をつなぐ道具です。一般論として、APIが用意されていない社内システムへの画面入力や、書類を読み解いて要約する・文面の下書きを作るといった「考える作業」は、API連携型のツールでは対象にしにくい領域です。
この領域まで自動化したい場合は、当社(株式会社ロフタル)が提供するPigeon Workflowのような、AIが画面を視て操作するRPAを備えたツールが選択肢になります。
- AIが画面を視て操作するRPA(CSSセレクタに依存せず、画面変更に自動追従しやすい)
- 「考える作業」(書類の読み解き・文面作成など)の自動化に対応
- ノーコードで作成でき、導入時のサポート込み
料金はLightプランが月額5万円(税抜・10ユーザー)からです。API連携だけで完結する業務ならMakeやZapierのほうが低コストな場合もありますが、APIのない画面操作や考える作業を含む業務まで視野に入れるなら、Pigeon Workflowの無料の個別デモで確認してみてください。当社製品のため利害関係がある点はお含みおきください。
Makeに関するよくある質問
MakeとIntegromatは別のサービスですか?
同じサービスです。Integromatが2022年にMakeへリブランドされました。古い記事や書籍ではIntegromatの名前で紹介されていることがあります。
Makeは無料で使えますか?
はい。無料プランで月1,000クレジットまで使えます。モジュール1動作が1クレジットを消費するので、小さなシナリオなら無料枠でも継続運用できます。
MakeとZapierはどちらを選ぶべきですか?
つなぎたいアプリが両方の連携一覧にあるかをまず確認してください(公式表記はZapier=10,000以上・Make=3,000以上ですが、総数だけでは個別アプリの有無は分かりません)。両方にあるなら、無料枠で同じ業務を並行して動かし、消費量と組みやすさで選ぶのが確実です。
クレジットはどのくらい消費しますか?
シナリオ内のモジュール1動作ごとに1クレジット消費します。例えば4モジュールのシナリオが1日10回動くと、月間で約1,200クレジットです。契約前に無料枠(月1,000クレジット)で実際の消費量を測ることをおすすめします。
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