【初心者向け】データベースを使ったデータの管理方法を一から丁寧に
「扱うデータが増えてきたので、Excelだと管理しきれなくなってきた。データベースを導入した方がいいんだろうか」
「データベースを使ったデータの管理方法ってどのようにしたら良いのか?」
「データベースの意味を知りたい」
本記事では、
- そもそもデータベースってとは
- データベースでデータを管理する方法は?
- どういう人がどんな管理方法を採用すればいいのか
について解説します。
データベースとは
そもそもデータベースというのは何なのでしょうか。実は、データベースとは「データの形式があらかじめ決まってるデータの集まり」と考えることができます
データ形式って?
ここで、「データの形式」という聞きなれない言葉が出てきましたので、簡単に説明します。例えば、本には、書名(テキスト)・著者(テキスト)・ISBN(数値)などの決まった項目がありますよね。簡単に言うと、これがデータの形式です。
このような、データ形式が固定されている「本」データベースに、ワインの情報を保存するというようなことはできません。データ形式が異なるためです。データ形式を決めてしまうと、決まった種類の情報しか保存できなくなるのです。
これは、一見不便に感じますね。
しかし、データ形式を固定することで、複数の人が同じデータベースを編集・更新する際に誤った形式のデータが混入することを防ぎます。誤った形式のデータが混入してしまうと、後からデータを集計したり並び替えたりしたときに問題になってしまいます。
データベースを使ったデータの管理方法
データべースを使った管理方法には、段階があります。目的に応じてどの辺まで導入・整備していくのか考えていくといいでしょう。場合によっては、Excelで十分な場合もあります。データベースを使った管理方法を下記表にまとめましたので、ご覧ください。
データの管理方法 | 対象者 |
Excel | 1,000にも満たないデータを扱いたい。一人でデータを管理する。 |
WEBデータベースサービス | 多くのデータを複数人数で扱いたい |
DBMS+プログラミング | 多くのデータを複数人数で扱いたい。独自の管理画面を作りたい。 |
それぞれの管理方法について、詳しく解説していきます。
WEBデータベースサービスを利用する。
多くのデータを複数人数で扱いたい場合、WEBデータベースのサービスを使うことでお手軽にデータベースを作成、管理することができます。詳細はおすすめデータベース系ソフト厳選5つにまとめております。
DBMS+プログラミング
多くのデータを複数人数で扱いたい場合、かつ独自の管理画面で管理したい場合には、自分たちでデータベースソフトをインストールしてプログラミングで管理画面を作成する必要があります。データベースを扱う場合、DBMS(データベースマネジメントシステム)というものが用いられます。代表的なものとして「MySQL」「PostgreSQL」「Oracle Database」等があります。
DBMSをインストールするためのサーバーの準備等の専門知識に加え、管理画面の作成なども独自に行わなければならないので、コストやリソースがかかります。その分、独自の管理システムを構築することができるので自社サービス等として管理画面も提供したい場合などは、自前で開発することになります。
まとめ
本記事では、さまざまなデータベースを使ったデータの管理方法を紹介してきました。自分の使用目的に応じて、適切な管理方法を採用しましょう。
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