ブログ
2019.09.23 データベース

【初心者向け】データベースを使ったデータの管理方法を一から丁寧に

「扱うデータが増えてきたので、Excelだと管理しきれなくなってきた。データベースを導入した方がいいんだろうか」

「データベースを使ったデータの管理方法ってどのようにしたら良いのか?」

「データベースの意味を知りたい」


本記事では、


  • そもそもデータベースってとは
  • データベースでデータを管理する方法は?
  • どういう人がどんな管理方法を採用すればいいのか


について解説します。
 

データベースとは

そもそもデータベースというのは何なのでしょうか。実は、データベースとは「データの形式があらかじめ決まってるデータの集まり」と考えることができます

データ形式って?

ここで、「データの形式」という聞きなれない言葉が出てきましたので、簡単に説明します。例えば、本には、書名(テキスト)・著者(テキスト)・ISBN(数値)などの決まった項目がありますよね。簡単に言うと、これがデータの形式です。

このような、データ形式が固定されている「本」データベースに、ワインの情報を保存するというようなことはできません。データ形式が異なるためです。データ形式を決めてしまうと、決まった種類の情報しか保存できなくなるのです。

これは、一見不便に感じますね。

しかし、データ形式を固定することで、複数の人が同じデータベースを編集・更新する際に誤った形式のデータが混入することを防ぎます。誤った形式のデータが混入してしまうと、後からデータを集計したり並び替えたりしたときに問題になってしまいます。

データベースを使ったデータの管理方法

データべースを使った管理方法には、段階があります。目的に応じてどの辺まで導入・整備していくのか考えていくといいでしょう。場合によっては、Excelで十分な場合もあります。データベースを使った管理方法を下記表にまとめましたので、ご覧ください。



データの管理方法対象者
Excel1,000にも満たないデータを扱いたい。一人でデータを管理する。
WEBデータベースサービス多くのデータを複数人数で扱いたい
DBMS+プログラミング多くのデータを複数人数で扱いたい。独自の管理画面を作りたい。

それぞれの管理方法について、詳しく解説していきます。
 

WEBデータベースサービスを利用する。

参照:ピジョンクラウド

多くのデータを複数人数で扱いたい場合、WEBデータベースのサービスを使うことでお手軽にデータベースを作成、管理することができます。詳細はおすすめデータベース系ソフト厳選5つにまとめております。

DBMS+プログラミング

多くのデータを複数人数で扱いたい場合、かつ独自の管理画面で管理したい場合には、自分たちでデータベースソフトをインストールしてプログラミングで管理画面を作成する必要があります。データベースを扱う場合、DBMS(データベースマネジメントシステム)というものが用いられます。代表的なものとして「MySQL」「PostgreSQL」「Oracle Database」等があります。

DBMSをインストールするためのサーバーの準備等の専門知識に加え、管理画面の作成なども独自に行わなければならないので、コストやリソースがかかります。その分、独自の管理システムを構築することができるので自社サービス等として管理画面も提供したい場合などは、自前で開発することになります。

まとめ

本記事では、さまざまなデータベースを使ったデータの管理方法を紹介してきました。自分の使用目的に応じて、適切な管理方法を採用しましょう。


Powered by Froala Editor